グリーンマックスのスハネ16。

当鉄道の第1号車両です。1975年12月16日、世田谷の祖母の家のそばにあったホクトモデルで購入。

スハネ16とかオロネ10は、当時の寝台急行には必ずといっていいほど連結されていた現役車両でした。どこかのメーカーが金属製のナハ10は製造していましたが、寝台車は皆無。多くのNゲージャーが製品化を切望していました。
そんな期待の中で発売となったグリーンマックスの客車キットはウエイトを兼ねた一体の床下機器で、当然室内パーツなどなく、現在の水準からすれば素材みないな物でしたが、大喜びで入線させました。
のちにKATOから24系25形客車が発売になり、そのパーツを利用して寝台を取り付けたり、43系客車が発売されると床板を利用して室内灯を付けたり、いろいろ手を加えました。しかし、1990年ころ、KATOから10系寝台客車の素晴らしい製品が発売されると走らせることがなくなり、1995年1月に廃車。しかし当鉄道第1号ということで保存してきました。
50年が経過した現在、車輪には

緑青が発生していますし、塗装も

一部はげていて、保存車両の体をなしていません。保存するからには、レストアして購入当時の姿にしようと思います。
レストアの内容は、床板をウエイト一体床下器具仕様に戻し、再塗装を考えています。接着されていた床板を外すと

室内灯と椅子パーツ加工の跡がありました。集電板にも緑青が発生、

取り付けた部品をすべて取り去ります。シンナープールに漬けて塗装をはがしているうちに、

車体の接着が取れました。ちなみに発売当初の客車キットは青か茶の成型色でした。接着面を整えて再度組立て、車体と屋根の隙間を

パテで埋めました。デッキと室内の仕切り板は、寝台パーツを取り付けた際に廃棄してしまったので、

スハネ16を購入してパーツを複製しました。また、側板の連結器周りの突起がないのを発見。ゲートと間違えて切り取っていたようなのので、

プラ棒で再現しました。
塗装は、屋根に缶スプレーのシルバー。車体にGMカラーの青15号。最近はFARBEを愛用していますが、50年前の状態に戻すのでグリーンマックスの青15号を使います。

相変わらず艶の全くない塗面となりました。トイレ側の貫通ドアと再製した仕切はクリーム4号。 下回りは、

ナハ10から流用、重量感があります。再度このパーツを使うとは思いもしませんでした。台車はKATO製に振り替えていたので、

GM製を新調しました。最近は中空軸車輪なんですね。
TAMIYAのエナメル塗料で細部に色差し。サッシはフラットアルミ、Hゴムはニュートラルグレー、曇りガラスはメタリックグレー。


窓が奥まってしまうのがこのころのNゲージ。50年前のGM客車の形式番号とB寝台の標記はモールド表現。モールドの周辺をマスキングして、消しゴムにフラットホワイトを塗って、押し付けましたが、

モールドが潰れていて出来は今一つ。塗装は終了しましたが、保存車両なので展示台を用意します。鉄道コレクションのダミーレールを

塗装して、「車籍登録第1号 スハネ16」を貼り付けました。

サッシの色差しが下手くそですが、保存車両が完成しました。

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