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2013年4月12日 (金)

住宅ローンの支払がきびしい方 2

 住宅ローンの支払がきびしい原因が、他にも借金があるから、という方には、他の借金を圧縮して、マイホームを残すという法的手続があります。
 民事再生手続というもので、再生計画を作成し、裁判所に認可されますと、一般的には、住宅ローン以外の債権(「再生債権」といいます。)の80パーセントが免除され、残りの20パーセントを3年かけて分割支払します。残りの20パーセントが100万円であれば、毎月の支払は28000円弱になります。住宅ローンの支払は、従前どおりというのが一般的ですが、支払条件を緩和することで支払を継続できるような場合は、住宅ローンの約定を変更することも可能です。
 民事再生手続を利用するには、現在の収入から生活費を差し引いた残額で、住宅ローンと再生債権の支払を継続できることが必要です。
 現在の収入は、夫婦の合計収入です。親の援助が受けられる場合でも、収入に加算することはできません。
 生活費は切り詰めていただきます。債権の8割をカットしてもらうのですから、贅沢は許されません。
 そして
 月の手取り収入>生活費+住宅ローン+再生債権の支払額
となるのであれば、民事再生手続を利用できます。
 概要は以上ですが、細かな例外規定がたくさんありますので、再生可能かどうかは、実際にお話を伺わないと判断できません。
 住宅ローンの支払がきびしいと思う方は、安易に金策しないでください。安易な金策をして、借金が膨れ上がったたために、利用できるはずだった民事再生手続が利用できなくなったという事例は山ほどあります。
 最近は、初回の相談を無料にしている法律事務所がたくさんあります。是非、弁護士に相談してください。

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