新潟色 70系 4
新潟色70系の話、入線まで引っ張ります。
70系が上越筋を走っていたころ、他にはどんな列車が走っていたか。
上越線といえば、特急「とき」です。181系と183系1000番台。
181系は、食堂車を含む10両編成で運用されました。こだま型で食堂車を連結した編成はまさに特急列車。特急の風格十分でした。とはいえ、もともとは暖地向きに設計された車両だけに、1974年の豪雪では軒並みダウンしてしまいました。予定では上越新幹線開業まで181系でつなぐはずだったのですが、急遽183系1000番台が登場し、181系を置き換えていきました。これを機に2両増結されて12両編成となり、さらには183系に編成をあわせて食堂車がはずされてしまいました。
183系とき。耐雪耐寒構造で設計された183系1000番台は豪雪をものともせずに疾走しました。電気釜スタイルをこだま型と比較するのは酷ですが、食堂車まで外されてしまったのは残念。当時の感覚からすれば、食堂車の無い特急は・・・・という感想を持ちました。
新潟色70系は1976年ころ115系1000番台と交替しました。絵入りヘッドマークは78年10月改正で採用されましたので、実際にはこの光景はありません。文字のヘッドマークがほしいところです。
上越筋では、このほか165系佐渡、ゆけむり、EF58,15,16の各機関車、115系普通電車がスタンダードで、キハ81系いなほ、向日町の485系はくたが花を添えていました。
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