EH10の小加工
YAHOOの掲示板で、マイクロエースのEH10の台車がグレーでかっこ悪いという記事がありました。
私も持っておりましたので、引っ張り出してみましたらかなり明るいグレー。
黒台車にしたいと少しいじっていましたら、簡単に台車が外れましたので、塗装することにしました。
左右どちらかの台車枠の側面を下に引くと、
わずかな力で台車を固定しているつめがはずれますので、そのまま下に引きます。
台車はしなやかなプラでできているようですので、じんわりと外せば、壊すことなく取り外せます。
車体から台車が外れましたら、今度は台車を分解します。台車は台車枠の前後の止め枠がギアボックスのつめにはまるように組まれています。また、集電板が台車枠にはまりこむようになっています。
台車枠は、運転台側と連結面側で異なります。連結面側は用途不明の枠がついています。
組み立てるときに間違えないようにします。
プラ製の台車枠は塗料の食いつきが悪いので下地処理をします。プライマーなどを吹き付けるのが一般的ですが、私はワイヤーブラシでこすって微細な凹凸をつけることにより、食いつきをよくしています。お手軽簡単ですが、へたにプライマーを吹くより効果的です。
台車枠につや消し黒の缶スプレーを吹いて、くみ上げました。車輪のスポークもグレーですが、台車枠に組込んでしまえば目立たないので、そのままです。
ついでに、アーノルトカプラーをナックルカプラーに交換します。EH10のスカートは、Nゲージにしては珍しく、ねじ止めです。このねじを外せば車体と下周りを分解することなく、スカートを取り外せます。
ナックルカプラーです。残念ながら現在品切れ中のようです。組み込みにあたって、カプラー根元にある突起を削る必要がありました。これを削らないでとりつけると首をふりませんし、カプラーが開放の状態になってしまいます。
スカートと台車を組込んで完成です。下回りが黒だと全体が引き締まって見えます。早速2軸貨車をたくさんつなげて走らせて見たいと思います。
今回はモジュールの紹介のはずだったのですが、またまた車両の加工の話になってしまいました。
連休中にモジュールに手を加えたいと思うのですが、どこまでできることやら。
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