宇都宮のゴハチ
昨日スキャンしたフィルムに宇都宮のゴハチも写っておりました。

108号機は、昭和42年に東京機関区から転属してきました。
電暖改造してなければ、そのまま東海道を走っても違和感のないスタイルです。
列車は上り普通列車です。
3両目はスユ42でしょうか。東北筋の客レは、東北の客車区持ちで車齢の高い客車が連結されてました。
1,2両目のスハ32もそうですね。
しかし、この2両、どうして郵便車の前に連結されてるんでしょう。
行先札がありますので、回送ではなさそうです。

102号機は、昭和45年に東京機関区から転属してきました。東京機関区に新製配置なのにつらら切りがついてますね。
高二のゴハチを見慣れた私にとっては、つららきり付でHゴム未改造というのは珍しいお顔ということになります。
列車は臨時急行とおもわれます。
臨時急行は、寄せ集めの旧客の場合もありますので、12系にあたったら超ラッキーですね。

117号機は昭和50年に広島機関区から転属して来ました。
昭和50年3月改正で、東北線に20系特急が増発されたので、高速P型のゴハチが山陽筋からやってきました。
先台車に並んだコック類が高速型の証です。
「宇」の区名札でビニロックフィルター付きは山陽筋からの転属組です。
ところで、この117号機、側面に電暖表示灯がありません。転属直後の姿と思われます。
列車は特急北星。ワサフ8800が連結されています。

Hゴム改造されておりますが、電暖改造車か、またビニロックフィルターかははっきりしません。
列車はスハフ-オロネ-スハネの編成ですので津軽?でしょうか。
このころは、まだゴナナが最後の活躍を見せている頃でした。
ゴハチよりもゴナナの方がフィーバーしている頃ですね。
したがって、ゴナナがくるはずのところにゴハチが来たりしたら大ブーイング。
シャッターを押さない人もいたと思います。
それくらい、ゴハチはありふれた機関車でした。
今から思えば、Hゴムでないゴハチはこのころまでだったんですけどね。
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