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ブック型ケースでいいの?

市販のブック型ケース。

DSC01316概ねA4サイズ、厚さ3cmくらいのケースにウレタンのパッキンが収められ、
そのくりぬかれた部分に車両を収納する。
収められる両数は、7両が標準。
ケースは立てて保管のが原則。
 
 

このブック型ケース、実は結構使い辛かったりします。

その理由1
長い編成になると、車両を一つのケースに収めることがてきない
その理由2
ケースの大きさの割りに車両があまり入らない。
言い換えると、ケース内においてパッキンの占める容積が大きい
その理由3
車両セットのケースの場合、車両とパッキンの隙間がほとんどなく、下手をすると車両を破損してしまう。
その理由4
車両を取り出すためには、ケースのカバーを外し、蓋を開けるという作業が必要。一度に多くの車両を並べたいようなときには、結構な手間になる。

上記の様にブック型ケースに疑問を持つようになると、
メーカーや模型店の都合に合わせてデザインされているのではないかと思えてきます。

メーカーにとって困るのは、輸送中に模型が破損すること。
車両とパッキンとの間の隙間がほとんどないのは、破損防止のためでしょう。また、破損を防止するためにはパッキンを厚くする必要がある。このためにパッキンの占める割合が大きくなります。

模型店にとっては、商品が平積みになっていると、下のほうにあるものを取り出すのは大変。
この点、ブック型ケースは取出しが簡単です。

DSC01321最近、パッキンを薄くして多くの車両を収められるようにした商品が出てきました。
1編成を1ケースに収められないという不満の大きさを反映した商品ですね。
私も重宝しておりますが、
この商品、パッキンが薄すぎて、車両の重みを十分支えられないという弱点があります。


DSC01322DSC01323そこで、余ったパッキンを2つ収められるケースを自作してみました。
パッキンが収まるトレーを2つ作成し、2つのトレーを一つのケースに入れます。
これで、1編成1ケースが実現しました。が、あいかわらず、ケース中のパッキンの容積は大きいままです。
パッキンが厚いのは、パッキンで車両の重さを支える必要があるためであり、パッキンで車両の重さを支えなければならないのは、ブック型ケースは立てて保管することになっているからです。

ようやくタイトルの「ブック型ケースでいいの」にたどり着きました。
少ない容積で多くの車両を収納するためには、パッキンに車両の重量を負担させないことが必要
そのためにはブック型ケースではだめなのです。

DSC01324DSC01325そこで、平積みを前提とした保管方法を試してみました。
こんどは、トレーを平積みのままケースに入れます。
車両の重量を支えるのはトレーですので、パッキンが薄くても問題ありません。
ブックケース3個分の厚さで、トレーを4個収納できます。
7両×3個=21両分の容積で、10両×4個=40両の車両を収納できるというわけです。
また、ケースに蓋がないので、トレーを引き出せばすぐに車両をとりだすことができます。

運搬には適さないという難点はありますが、購入してきた車両を別の場所に移動させるということはめったにありません。そういう場合は、ブック型ケースに詰め替えれば用は足りるでしょう。

私としては、メーカーにこういう自宅保管用の大容量ケースを販売してもらいたいと思っています。

皆さんはどんなご意見、ご感想をおもちでしょうか。
よろしかったら、コメントをお寄せください。

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450 保管・管理」カテゴリの記事

コメント

 こん**は。

 sekkiさんの板ではお世話になりました。
車両の収納では皆さんいろいろと工夫されておられますが私の場合は既存のブック型ケースを12両収納するタイプに改造しています。その方法ですが素材のウレタン(t=3~4)をカッタで切断してレザー、布用の接着剤で固定します。(注意する所は車両の妻面で受けるようにし連結器にはストレスをかけないのがポイント)そうすれば寝かそうと立てようとまりっきり大丈夫ですね。一方、機関車ではこの方法では持たないのでウレタン(t=8位)を同じくレザー用接着剤で固定しこちらは平積みとしています。
12両収納出来れば殆どの列車が編成単位で納まるのでケースを開いて眺めているだけでも楽しいものです。

投稿: EF6480 | 2005年6月26日 (日) 午前 01時35分

EF6480さん、さっそくのコメントありがとうございます。

>車両の妻面で受けるようにし連結器にはストレスをかけないのがポイント)そうすれば寝かそうと立てようとまりっきり大丈夫ですね。

 なるほど。妻面どうしで突っ張りあうようにして、ウレタンに重量がかからないようにする
→ウレタンの容積を少なく出来るというわけですね。

>12両収納出来れば殆どの列車が編成単位で納まるのでケースを開いて眺めているだけでも楽しいものです。

 ですね。
 8連の武蔵野線とか横浜線は、きれいに並ぶので、このいうのは見ごたえがありますね。
 12両だと6両×2列ですね。
これもきれいに並ぶので楽しいですね。
 私も山手線11両は、この方式です。

 ただ、9連、10連用ウレタンは縦横に入れるので、美しさという点ではいまひとつです。
結構重宝しながらこんなことを言うのも何ですが・・・・


 ところで、レザー、布用の接着剤とありますけど、モデラーにはあまりなじみがないですよね。
 どういう特長の接着剤か、よろしかったら教えていただけますか?

投稿: E231GREEN | 2005年6月26日 (日) 午後 03時39分

 こん**は。

 接着剤ですがメーカー:コニシ(株)、タイプ:ボンド水性Gを現在使用しています。どちらかと言えば木工用に近いようです。ウレタンは結構接着しにくいですがこれならそこそこにくっつき、車両の重みにも耐えられます。

前のカキコの補遺ですがケースは6又は7両用で購入して底面のウレタン上にカットしたウレタンを貼り付けて行きます。車両を仕切る既存のウレタンはそのまま廃棄してしまいます。
ケースの殆どはこのように12両用に改造しています。

 あと以前にプラ板をウレタンで挟んで仕切る14両用にトライしましたがさすがにこれはプラ板がふにゃふにゃして車両の重量にはいまいち不安ですがそれでも25系ブルトレのみはこの方法で保管。「あさかぜ」「はやぶさ」は1両減ですが編成単位で保管しています。

完成見本を見せたいのですがワタシはデジカメを持っていないのでご容赦下さい。(^^ゞ

投稿: EF6480 | 2005年6月26日 (日) 午後 09時48分

EF6480さん、コメントありがとうございます。

ボンド水性G、今度探してみます。

底面のウレタンにカットしたウレタンを貼ることで、車両を支えられるとは!
思いもよりませんでした。

こちらも一度ためさせていただきます。

またよろしくお願いします。

投稿: E231GREEN | 2005年6月27日 (月) 午後 09時39分

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