しゅつぱつしんこう
「しゅっぱつしんこう」という幼児向きの絵本です。
表紙を見ていただけばお分かりのとおり、クハ481-300がきちんと描かれています。
幼児向きとは思えないですね。
お話の内容は、東京在住のみよちゃんがおかあさんといっしょに田舎のおじいちゃんの家に遊びにいくというもの。
上野駅からはつかりに乗って、途中駅でキハ58の急行に乗り換え、さらにキハ20の各停に乗り換えて、野を越え山を越え、川を渡りトンネルをくぐっておじいさんの住む町の駅にたどり着きます。
話はそれでおしまいで、流れはすべて電車がらみ。
特急は速い、ディーゼル急行は力強い、山の中の鉄道はトンネルや橋があるといった具合です。
それにしても、はつかりとかキハ58とかキハ20とか、登場する列車が古い。
古いと思ってみてみたら、初版は1982年の刊行でした。
この本自体も、かみさんが学生自体時代の友達の家からもらってきたもの。
最近の絵本なら、ハイパー特急とか、軽快気動車なんでしょうね。
そういえば、行きつけの調剤薬局の待合室には、DD14の活躍する絵本もありましたっけ。
この本に負けず劣らず、正確な描写でした。
こういう絵本で育った子は、立派な鉄になってくんでしょうなあ・・・・うちの子も。
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コメント
EF6480さん、こん**わ
実際の線区へのあてはめ、おもしろいですね。
なるほど角館線ですか。
子供には子供の、大人には大人の夢をふくらませる本であることを再確認しました。
それから、えほん村、
私も行って見たいです。
投稿: E231GREEN | 2005年11月17日 (木) 午後 10時11分
こん**は。子供向けとは言え興味津々でもあり、見ていてもほほえましい内容ですね。
実際の線区に当てはめれば「はつかり」で盛岡、「リアス」か「よねしろ」で茂市、そこから岩泉線かあるいは盛岡から「たざわ」で角館、そこから角館線でしょうか。それを想像しても面白くなります。
以前ですがJR東日本のCMで子供の一人旅で目的地の駅に着いた時、「1人でよく来たな。いい子だ」と言いそうな表情の集札の駅員に切符を返すまでの内容にも似通っているようです。
あと「きかんしゃやえもん」でこれに当てはまる駅、線区はどこかなんて座談会もあったようですね。いずれにせよ子供向けの絵本は発想力や想像力をふくらます魔力があるのは間違いありません。
鉄道から外れますが中央本線での撮影の合間に小淵沢のえほん村に妻を連れて行ったのですが1日いても退屈しなかったものですよ。
投稿: EF6480 | 2005年11月16日 (水) 午後 11時27分