新日本紀行ふたたび
本日の新日本紀行ふたたびのテーマは、江ノ電でした。
新日本紀行。30年くらい前のHNKの番組で、日本各地の風物とそこに暮らす人々を紹介する番組でした。
新日本紀行ふたたびは、番組の30年後をとりあげるもので、以前の番組と一体となり、30年間の風物の移り変わりを紹介し、人々のお話を伺うといったものになってます。
これまでの番組では、30年前の番組で紹介した人々にふたたび登場願って、以前の番組を出発点に、この間の移り変わりを語ってもらうみたいな構成だったんですが、今日の放送では、以前出演された方がでてこられませんでした。
今回は、30年前養護施設の教員をされていた方が出ておられたので、30年後のお話など聞けたらよかったかとも思いました。そういう意味で、番組終了時には、昔の出演者が出てこない物足りなさがあったのですが、これを書きながら、やっと今回のテーマに思い当たりました。
先日引退した304。
304を通じて、江ノ電とその周りの人々の移り変わりを紹介してたのでした。
鉄道ファンでありながら、そのことに気づかないとは・・・
304も30年前はおでこ1灯式、今は幕板2灯で冷房化。
時代の要請にしたがって、近代化されたけれども、軒下をかすめるようにして走る江ノ電とそこに暮らす人たちの生活がかわってないことを、304を通じて紹介していたのでした。
そういう視点で見ると、物言わぬ電車の紹介する30年間。
他の放送と変わらぬ感慨深さでした。
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