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扇形機関庫3

KATOのローカル機関区ストラクチャーシリーズは、
23-225木造機関庫
23-226構内建物セット
23-229給炭・給水セット
23-233機関区施設セット
からなります。
今回は扇形機関庫を使いますので、木造機関庫は不要ですが、
その他の各セットに入っている建物をリストアップしてみます。


23-226構内建物セット

Dsc04242
線路班詰所


Dsc04243物置


Dsc04244休憩室


Dsc04245工作室


23-229給炭・給水セット

Dsc04246砂置場


Dsc04247ポンプ小屋/井戸


Dsc04248灰置場


Dsc04249石炭台/石炭台用屋根


Dsc04250給水塔


23-233機関区施設セット

Dsc04251用具倉庫


Dsc04252機関区事務室


Dsc04253浴室


Dsc04254燃料係室


Dsc04255百葉箱/モニュメント


Dsc04256用品倉庫


Dsc04257配電室


Dsc04258乗務員詰所


Dsc04259油庫


 さてこれらの建物の並び方ですが、参考になる記述が、誠文堂新光社刊鉄道小事典にありました。
その338ページ以下によると

 車両基地の種類及び規模により、設備内容は異なるが、基地設備としては、大略、

軌道設備(入出区線・着発線・留置線・研修線・洗浄線)、
整備設備(洗浄台・給水設備・給油設備・給砂設備・汚水処理設備)、
検修設備(検修車庫・検査坑・検修職場・検修機械)、

諸設備(事務所・詰所・倉庫)、
電力通信設備(構内照明・庫内照明・電話・放送設備・電気時計)、
信号保安設備(連動装置・諸標識)、
その他の設備(作業用通路・消火設備など)

を完備して、車両の入区から出区までの諸作業が円滑に行なえるような配列としなければならない。

 項目別設備内容で代表的なものをあげると、次の通りである。
 一般的には構内配線は流れ作業を可能なものとし、かつ入れ換えに際しては、本線路を支障しない配線にすることが原則になっている。

 このことから、入出区線-着発線-留置線-検修線が直列に配線されることが望ましいが、一般的には用地制約などで、留置線群と検修線群は並列に配置される場合が多い。

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 そうすると、蒸気機関車が帰区してから出区するまでの作業の順に関連建物が配置されるはずです。

 機関車が帰区してまず行なうのは? とりあえず到着線に着いて乗務員が降りる?
 とすれば、入出区線の近くに乗務員詰所や機関区事務室があるんでしょうか。
 浴室も乗務員詰所のそばにあって、疲れて帰った乗務員を癒すのでしょう。

 さて、到着した機関車は、灰を落として、給水・給炭・給砂してから留置線に留置でしょうね。
 灰置場・給炭台・給水塔・ポンプ小屋/井戸、砂置場がまとまって存在するのでしょう。
 それから燃料係室ですね。

 検査周期の来た機関車は、ターンテーブルに乗って機関庫へ。
 そのそばには、工作室・用具倉庫・配電室・物置・油庫あたりがあるんでしょう。


 なんとなく、建物の配置が見えてきました。
 近いうちにそういう配列に並べてみましょう。

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