C5520
2080 2000/12/13
C55流線型
20~40号機の21両が流線型で作られました。
最近の機関車は集中配置になることが多いようですが、C55流線型は全国各地に数両ずつ配置されたようです。
見た目は優美な流線型ですが、乗務員からも保守現場からも嫌われたようです。
鉄道ファン1997年10月号21ページによりますと、「仕業点検では下回るのカバーを開けねばならず、点検時間も余計に要することに加え、修繕ではカバーを外す行程が加わった。またテンダ上部にもカバーがあり、炭庫上での石炭かき寄せ作業ができず、代わりに後部に石炭押し寄せ装置が設けられたがこれも不都合が多かった。さらに運転室が密室で暑いという欠点もあり、乗務員からも保守現場からも嫌われ、戦争中には下回りとテンダ屋根のケーシングが外され、その後、昭和25・26年に浜松、鷹取、小倉の3工場で一般形に即した改造がなされ」たのだそうです。
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