2つの勉強
勉強は何のためにするの?
それは、決断をしなければならないときに、判断材料が必要だから。
小さな決断は毎日、大きな決断でも数年に1回くらいはしてますね。
今日は、胃がもたれてるから軽いものにしとくかというのは小さな決定
大きな決断は、志望校選定とか、就職とか、結婚とか、家を買うとか。
学校で勉強に限らず、過去のいろいろな経験をもとに、どうすれば良いかを決めている。
いざ、何かを決めなきゃいけないときに困らないように、いろんなことを知っておく。
教養を育むということなのかな。
これが本当の勉強・・・・・だと私はおもうんですよね。
じゃあ、いい学校を出て、いい会社に入るためというのは、勉強の目的じゃないのか?
そんなことはなくて、これも、勉強。
でもさっきの勉強とは別の勉強。
学校に通ってれば試験は避けて通れない。
上の学校に入るときや入社、資格の取得にも試験はつきもの。
試験を通らなければ、なりたいものにもなれない。
だから、試験に通るのも立派な目的。
でも、試験は一過性ですからね。
それに、試験で求められるのは、出題者の求める答えだし、
その答えは暗記で答えられるものだから、勢い勉強の内容が暗記になってしまう。
暗記はおもしろくないね。
退屈だし、覚えるだけで、そこから先がないし。
今の学校では、試験に通るための勉強だけが勉強なんだろうな。
私の通っていたころにも、試験のための勉強はしていたけど、決断材料を養うための勉強もあった気がする。
案外、道徳とかいった、およそ試験に関係ない授業のほうが今になって役にたってたのかも。
最近問題になってる、詰め込み教育か、ゆとりの教育かなんてことについては、事情を知らなすぎて、コメントなんかできないけど、
どちらにしても試験のための勉強しかしてなかったんじゃないんだろうか。
本当は、教養をはぐくみつつも、試験に通るための技術的な訓練もしておく。
2つの勉強をするのが理想なんだろうけど、言うは易し、行うかは難しなんだろうな。
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