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ブルトレ牽引機EF65P

昭和47年ころの東京駅。夕刻は九州方面へ向かう寝台特急の時間。
16:30のさくらに始まり、16:45のはやぶさ、17:00のみずほ。
一呼吸置いて18:00富士、18:20出雲、
18:25あさかぜ1号、引き続き18:55の2号、19:00の3号とあさかぜのオンパレード
そして、19:25に瀬戸。
この年の3月に、さくらとみずほ、それからあさかぜの1往復は14系に置き換えられたが、そのほかの列車は20系である。

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そして、その先頭に立つのが、EF65P型であった。
ブルトレを牽くためにデザインされた塗り分けに、上品なヘッドマーク。
私にとっては、東京発ブルトレと言ったら、EF65Pであり、EF65Pといったら、ヘッドマークも誇らしげにブルトレの先頭に立つ特急牽引機なのだ。

EF65Pの活躍は昭和40年から53年まで。
往復で2,200キロを超えるロングランを繰り返し、あっという間にくたびれてしまった。
EF65PFにバトンタッチして、貨物機となった。


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コメント

そうでしたね。私も今は模型で再現して楽しんでいます。greenさんの写真は、当時の記念切符の写真を再現したものと思いますが、私もこれをやりたくて、番台違いでロクゴを揃えました。カトーからヘッドマークのセットが出ないかな、と思います。

投稿: あさかぜ | 2009年11月10日 (火) 午後 06時06分

はじめまして
SLが全廃されて、被写体がブルトレとか特急電車に移ったころですね。また、このころは20系客車から24系客車に置き換えられていく真っ最中でもありました。

投稿: e231green | 2009年11月10日 (火) 午前 07時03分

今や伝説となった九州特急ですが、全盛期の顔といえば、やはりEF65 P形でしょう。品格のあるヘッドマークとの取り合わせが本当に格好良かった。
発車時には必ず長い汽笛を鳴らしてからそっと動き出し、ゆっくりと加速していきました。その様子まで再現できるのも、動力性能が良い最近の製品ならではの楽しみだと思います。
昭和53年夏の1000番台PF形への交代から翌年の絵入りテールマーク導入にかけての頃がブームのピークだったと思いますが、列車としての美しさの面からも、その少し前の20系客車とP形のコンビが最高だったと思います。

投稿: あさかぜ | 2009年11月 8日 (日) 午後 12時35分

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