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クハ115-610 その1

1980年代の上野口
東北・上信越の特急がひしめき合う中、普通列車は115系の独壇場でした。

1984年には、普通列車のフリクエントサービスが開始され、それまで昼間は30分に1本であった普通が、15~20分に1本に増えました。

これによる車両の不足は、逼迫する国鉄財政に配慮して、新製ではなく配転で行なわれることに。

長岡、松本、岡山の5連ないし6連が3連化され、捻出した車両を小山・新前橋の各電車区に集めました。

長岡 T’c-M’-M-T-M’-Mc  ・・・・・    M’-M-Tを捻出 
松本 T’c-M’-M-M’-Mc    ・・・・・    M’-Mを捻出
岡山 T’c-M’-M-M’-M-Tc  ・・・・・    MをMcに改造し、M’-M-Tcを捻出

このようにして捻出した車両の中に岡山からやってきた
 モハ115-1036
 モハ114-1097
 クハ115-1109
がありました。

捻出された形式を見れば判るように、偶数向きのクハがありません。

不足する偶数向きクハは、中間車として使用されていたもの(注)をサハと置き換えて充当することになりましたが、それでも不足するため、サハに運転台をつけてクハにする改造が行なわれました。

その一つがクハ115-610で、種車はサハ115-8でした。

そして、さきほどの岡山から転属してきたT1097編成の上野向きに組み込まれたのでした。


 クハ115-610は、運転席後の窓に特徴があり、上野口115系では異端に属する車でした。
 これはなんとか物にしようと思いGMのキットを箱にしましたが、いつしか放置状態に。
Dsc08017

 たまたま今日115系を並べておりましたら、放置していたことを思い出し、ジャンクボックスから引っ張り出してきました。

 上野口115系は引退してしまいましたが、これを機に完成させることにしました。

(注) それまでの東北・高崎線の7連は
  Tc-M’-M-Tc-M’-M-Tc
が主流でした。

 この編成からTc抜いて、Tを組み込みました。

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