30年前の年賀状紹介
30年前の鉄道ファンをめくっていたら、読者から編集部への年賀状が紹介されておりました。
どれも力作で、これを特集したら面白いものが出来そうだと思いました。
そして別の意味でびっくりしたのが、差出人の住所氏名・電話番号がそのまま掲載されていること。
もちろん、わざわざどこの誰ですと紹介しているわけではなく、年賀状にそれが書いてあるから、そのまま載せているだけですけど、個人情報保護が叫ばれる昨今からすれば、異様な光景です。
イラストとか版画を紹介するのであれば、個人情報部分はカットして載せても、目的は達成できるわけで、これをそのまま載せたというのは、それによる実害がなく、苦情も寄せられない時代だったからでしょう。
30年前。
安易に性善説に与するつもりはありませんが、住所氏名が判ったからといって、いたずらしてやろうなどという人は少なかったと思いますよ。
電話するにも、遠距離だとすぐに100円、200円という料金になってしまうし、わざわざ手紙やはがきを書いて、投函するなんてことして何の意味があるのか判らないし、
もちろん、メールなどという簡単な通信手段もないし。
そして、普通に生活していれば将来に不安の無い時代でしたから、普通の人ならあえて反社会的なことをしようという気持ちもおこらなかった。
そういう世相に戻ってほしいものです。
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