201系 スカート付
1979年、新性能電車のパイオニア101系が取替時期にさしかかりました。その置換車両として開発されたのが201系電車でした。それまでの抵抗制御を脱し、省エネ効果のあるチョッパ制御方式を採用しました。
種々の試験の後、1981年から量産車が製造されました。試作車では8M2Tであった電動車比率は、量産車では6M4Tとなり、編成も5連+5連から6連+4連に変更となりました。
量産車の増備は順調に進みましたが、悪化する国鉄の財政を反映し、1984年製のモハ200,201-251~、クハ200,201-126から、装備が簡素化されました。外観上目立つのは、ナンバーが切り抜き文字からレタリングにかわったことです。
1987年、特別快速の表示が、それまで長方形の板をぶら下げる方式から、サボ受け(10-371に付属するもの)に差し込む方式に変わりました。
1992年、1号車と10号車の特別快速表示が電照式となりました。
1993年、スカートが取り付けられ、中間車車端に転落防止ホロが取り付けられ、妻面の窓が塞がれました。
2000年、高尾以西運用車のパンタグラフがシングルアームのPS35Cに変更となりました。
このモデルは上の区分で言いますと、1993~2000年の姿ということになります。
参考文献 鉄道ファン2007年2,3月号
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