東武５７００系 ２

　昨日、東武５７００系が届きました。

　私は特製品を購入するのは初めてです。きれいな化粧箱に入っています。

　一般販売品となった西武３５１系等とは異なり、蓋が付いていて、

その裏側は５７００系の説明となっています。

　箱裏は製品の説明。岩崎さんのコメントの通り動力化に対応していない旨の説明があります。

　箱から出して、車輌を眺めてみます。

　高崎線利用者の私は５７００系を２回くらいしか見たことがありません。
　東武電車は、大宮で野田線、池袋で東上線を見るくらいで、伊勢崎線、日光線で活躍した５７００系には縁がありませんでした。
　したがって、あれこれ語れるほど詳しくはありませんが、模型としての出来はなかなかだと思います。窓枠と窓の合いもよく、屋根は適度につやが消されていますし、グレーで塗り分けられたベンチレータが実感的です。

　ベージュとエンジの優等列車色も落ち着いていて好感が持てます。
　鉄コレですので多くは求めませんが、ヘッドライトにレンズが入り、屋根上ステップに足が付いていたら、言うことなしです。

　さて、メーカーは動力化に対応していないと明言しますが、やはり走らせて見たいもの。
　動力化できないか検討してみます。

　５７００系は１８ｍ級です。１８ｍ級車輌用の動力ユニットは、ＴＭ－０６ですが、売り切れで買えませんでしたので、手持ちの車輌から供出させます。

　
　ところで、ＴＭ－０６の軸距は１４ｍｍ、５７００系は１６ｍｍですので、そのままでは使えません。軸距１６ｍｍの動力ユニットは、ＴＭ－０７，０９，１０ですので、その台車部分をＴＭ－０６のそれと振り替えられれば、動力化できるはずです。

　動力ユニットをしっかり持ち、台車を前下方に引っ張りますと外れます。ウエイトを外して、台車を引き抜きますと動力シャフトが飛びますので注意しましょう。

　台車を振り替えて、ＤＴ１０を履いた５７００系用動力ユニットができました。
　動力ユニットの試運転をしてみましたが、問題ありませんでした。
　ＯＫ台車となったおぞましいクモハ１４は、いずれ何とかしましょう。

　ＤＴ１０では様にならないので、５７００系の台車を切り出して、台車に貼り付けましたが、軸距が微妙に違うようで、軸受け部分をドリルでさらう必要がありました。

　ここで、車体にユニットをはめ込んでみると、車体前後のツメが動力ユニットにはまりません。つめをカッターで小さくしてはまりこむようにします。仮に車端のツメを削り落としてしまっても、中央のツメで固定できるようです。

　ここまでくれば、あとは普通の鉄コレのＮゲージ化と同じです。

　ところで、パッケージには写真のシールとアンテナパーツが同包されています。
　シールはけごんの愛称板と形式表示が印刷されていますが、形式表示がシールというのはちょっと躊躇します。
　アンテナは、運転室と客室の境目くらいに取り付けるようなのですが、正確な位置がわからないのと、いつからついていたのかもわからないので、保留にしておきます。

　とりあえず編成になりましたので、試運転をしてみました。

「東武５７００ 」

　

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