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貨車整備 7 タキ12200の腰高対策 4

 昨日決定した1.09mmの帯板をステップの後の位置に貼り付ける件は、これを全車両に施工しました。
 ついでに、車輪も黒く塗って下回りを落ち着かせました。
Dsc04088


Dsc04091
 施工状況です。ステップの内側に帯板を貼りつけ黒く塗っただけです。

Dsc04089
 R243にのせてみました。

Dsc04090
 拡大してみました。これ以上きついカーブですと、帯板とフランジが干渉しそうです。

 納得の結果にはなりませんでしたが、一応腰高対策に区切りをつけることにします。

 ところで、腰高対策の冒頭で、デッキが狭いことが腰高に見える原因と述べましたが、もっと根本的なところに原因があるように思えてきました。

 まず、Nゲージの車輪は、ありえない高さのフランジが付いていますので、単純にスケールダウンしたのでは台枠にフランジが干渉してしまいます。
 これを防止するには、フランジの高さの分だけ腰高にするか、床板の一部を削るしかありません。
 腰高にしても、車体を下げてバランスがとれればよいのですが、台枠が丸見えのタンク車やホッパ車ではむずかしい。

 KATOのタキ3000は、床板(台枠)の一部を削って対処していますが、TOMIX、マイクロ、河合の貨車は腰高です。もっとも、床板の一部を削る方法はKATOのみなので、腰高がNゲージ貨車の標準になってしまっていることは先日述べたとおりです。

 したがって、TOMIXなどの貨車では、腰高感を打ち消すような工夫をしなければなりません。TOMIXやマイクロの貨車は腰高感がありません。
 計測したわけではありませんが、台枠を厚くし台車も大きめにつくるなど、工夫をしているのではないでしょうか。
これに対し、河合の貨車は、そのままスケールダウンしてしまっているのではないかと思います。
 
 さらにタキ12200の場合は、その車体構造が腰高感を強調してしまっています。
Dsc04084
 鉄道小事典という本の揺れ枕装置の図解ですが、台枠と台車の位置関係も良く判ります。
 タキ12200は、一番上の図のような台枠、すなわち心皿の部分が厚く、側ばりの部分が薄い台枠となっています。 側ばりが薄いのですから、台車と台枠の間隔が開くことになります。すなわち、腰高感が強まるということです。

Dsc04087
 上の図は、貨車の台枠ですが、タキ12200では、中ばりが厚く側ばりが薄いことは上述したとおりです。そして、車端の中ばりの中には

Dsc04085
 緩衝器が納められています。

 ところがNゲージでは台車マウントの関係で中張りを表現することができず、台枠と台車の間を横から見ると向こう側が丸見えです。これも腰高感を強める原因になります。

 要するに、タキ12200は、側ばりが薄い貨車であり、台車マウントの関係で中ばりは表現できないのですから、単純にスケールダウンしてはバランスが崩れるのは必然です。

 このへんの工夫がメーカーの腕の見せ所になるのでしょう。

 以上、好き勝手なことを述べさせていただきました。

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