ED18 不調
昨日旧型電機をナックルカプラー化しましたが、ED18についても検討しようと取り出して走らせてみたところ走りが渋く調整が必要でした。
当鉄道では、フルスロットルにして車体をレールに押し付け前後に動かしてみる、といのうが調整の第一段階で、たいていの車両はこれで治ります。ところがED18は重傷だったようで、台車内部でギアが噛んでしまったようでした。

まずは、車体を外しませんと何もできませんが、ED18は動力ユニットが隙間なくはめ込まれていて、大いに難儀しました。結局、KATOのブラ製ドライバー(回転式ヘッドマークを操作するもの)を車体と動力ユニットの間に差し込んで厚紙をかませて、車体を引き抜きました。
台車を引っ張って車体を引き抜きますが、力の入れ方によっては台車が分解してしまうので、じわじわと引っ張る必要がありました。

分解したところ、台車内でギアが外れかけていました。軽く回転するように調整しました。動力ユニットも分解してモーターとウオームギアの軸受け部分に注油します。組みなおして通電しますと、軽快な音で回転してくれました。

一方走行不良の原因は、車輪から台車への通電不良でした。集電板と車軸が面ではなく点で接しています。
写真の黒く汚れているのが接点で、数分走らせただけでこうなってしまいました。フルスロットルにしたのもいけなかったようです。
台車枠と車輪は全体を分解しなくても外すことができますので、こまめにメンテナンスすることにしました。抜本的には車軸と集電板の接する面積を広げるなどの手当てが必要なようです。
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