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EF10 24,35

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 マイクロから、EF10 24、EF10 35が発売になりました。

 新鶴見のEF65PFの引退が目前に迫った感がありますが、このPFが新製配置されたことにより引退していったのがEF10、12、13でした。1975年ころのことです。

 当時私は京浜東北線の与野駅を利用しており、毎日のように東北貨物線を行きかうEF10を目撃しておりました。
 大宮には東京機関区と新鶴見機関区のEF10がやってきており、EF53のような1次形と35号機のような箱型車体のものをよく見ました。
 24号機のような丸型車体のEF10は、豊橋と甲府の配置でそれぞれ飯田線、身延線で活躍していておりましたから、大宮にやってくることはなかったはずですが、ひょっとすると大宮工場に入場していたかもしれません。とにかく、丸型のEF10には言い知れぬかっこよさを感じておりました。
 
 

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 EF10 24は2度目の製品化で、初回は関門トンネルの機関車として活躍していたころの姿でした。銀色の車体が美しい。

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 今回の製品は単なる塗り替えでなく、パンタ後ろに避雷器が取り付けられています。また、おそろしく細かい違いでうまく写真で表現できないのですが、エンド標記の部分のモールドが異なっており、一応金型の使いまわしではないようです。

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 EF10 35は初めての製品化ですが、金型は既発売のEF12とほぼ同じです。
 
 
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 屋根上では、ランボードの形とか、常磐線無線アンテナとか、避雷器が、
 
 
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 前面ではテールライトの形が異なる点が目新しいところです。
 なお、EF12のスノーブロウは私の軽工作によるもので製品には付いていません。


 EF10は全41両ですが、形態的にバラエティに富んでいます。


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 すでに製品化されている1次形は、「EF53形の台車を1軸先台車付にし、歯数比を大きくして貨物用の性能にした形式で、戦前の貨物用電気機関車の標準となったものである。その間少しずつ設計変更が行われた。
 最初に登場したEF101~16は、車体・機器はまったくEF53と同じで、1934年丹那トンネルの開通により東海道線の経路が変更になり国府津区に配置され、新鶴見-沼津の貨物列車を牽引した」のだそうです。
 
 
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 2次型の「1937年製のEF1017は車体が円味の多い溶接構造の車体長14500mmのものとなり、一体鋳鋼台車(HT57)を組み合わせた」もので、ほぼ24号機と同じですが、ヨロイ窓の形態が異なります。

 3次形の「1937年製のEF1018・19は前記円形車体と棒台枠台車HT56の改良型HT56A形を取り付けたものである。この台車はEF101~16のものとは台枠・端梁鋳物の形がことなっている」そうで、どちらかというと35号機の台車に近いようです。なお、3次形の車体も2次形同様、24号機とはヨロイ窓の形が異なります。

 24号機の属する4次形は、「一体鋳鋼台車を使用したEF1017とほとんど同じであるが、車体のヨロイ窓の形が違うものである。この一体鋳鋼台車は検修に不便で、さらに改良された形で後述のEF1030~33に採用された」とのことです。

 5次形は、「1939年のEF1025および1940年製のEF1026~29」で、その「車体は溶接構造ではあるが角張り、これとEF1018・19に使用したHT56A台車と組み合わせたもので大部分が落成とともに関門トンネル区間の山陽線に使用のため、門司区に配置された。この系統はあとで重連総括制御装置が装備された」そうです。

 6次形の「1940年製のEF1030~33は、EF1025の車体と一体鋳鋼台車HT57形を改良したHT58形を組み合わせたもので、やはり門司区に配置。この系統以後、すべて重連総括制御装置が最初から装備された」。

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 6次形の図面を見ますと、台車が縦方向に薄くなっているのがわかります。

 35号機の属する7次形の「EF1034~41は、1941,42年に製造され、主抵抗器室の通風の強化が図られたほかEF1025~29と同じである。機関車重量も系統別に多少かわっている。また関門間で使用したものは、海水による車体の腐食を防ぐため、ステンレス製に改造されたものがあった。
 各機落成後、国府津、水上、門司に配置され、東海道・上越・山陽線に使用され、戦時中は貨物輸送の主力として活躍した。戦後数年は中央線の旅客・貨物にも用いられ、また1961年九州電化のおかげで門司区のEF10は各地に分散した。最近は新鶴見・東京・立川・甲府・豊橋に配置、東京近郊と身延線・飯田線で貨物列車に使用中。製造は日立・三菱・芝浦・川崎・東洋」とのことです。

 「」中は誠文堂新光社新版電気機関車ガイドブック直流機編(1974年12月初版)から引用しました。

 
 これまで、EF10はカプラー交換に二の足を踏んであまり走らせませんでしたが、大宮操駅の役者がこれだけそろってくると整備して貨車を牽かせたくなりました。


 
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