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EF65PF+富士 4 客車の観察

 EF65PFが一段落したので、次は客車を見てみます。

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 0番台カニの製品化により、24系の電源車が3種類そろいました。


 24系25型100番台のカニは、最初の記事でも書いたように、0番台ではなく100番台だと思っていました。しかしそれは、KATOが30年前に24系25型100番台・・・・長ったらしいので、以下、単に100番台といいますが、100番台を製品化したときのカニが100番台だったからで、1976年のはやぶさ、富士、出雲の100番台化のときに製造されたカニは0番台だったそうです。
 品川にカニの100番台が配置されるのは、20系あさかぜを100番台化するために増備された1977年暮れのことでした。
 KATOが1979年に100番台を製品化したのは、あさかぜを念頭においていたものだったようです。

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 さて、カニ0番台は、20年近く前にTOMIXから発売されていていました。古い製品ではありますが良い出来ですので比較してみましょう。

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 台車マウントのカプラーや床下機器のディティールに差がついてしまいましたが、車体に関しては同格、

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 屋根に至ってはTOMIX製の方が表現豊かであったりします。下がTOMIX製です。
 TOMIX製もカプラーを変えて、連結できるようにしたくなってきました。

 連結させたいと言えば、昔の製品であるカニの100番台も同様です。
 昔の100番台の製品は、車体長が短いというエラーがあるのですが、カニだけはスケールどおりです。

 すなわち、カニの100番台の連結器を含めた全長は19500mm、車体長19000mmであるところ、

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 KATO製品の車体長は127mm弱であり、127×150=19050となります。50mmは誤差ということで、スケールどおりといってよいと思います。
 
 

 次にオロネですが、旧製品は全長がドア一つ分短いというエラーがあります。
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 旧製品を測ってみましたら134mmで、150倍すると20100mmとなりました。実車の車体長は20800mmですので、Nゲージでは138.7mmとなります。

 新製品はもちろんスケールどおり。139mm弱でした。
 旧製品も悪くはないのですが、全長を短くするにあたって、行き先表示窓まで短くしてしまったのは失敗でした。気づいてしまいますと結構気になるものです。

 30年の歳月は、カプラーやその付近のディティールを進歩させましたが、今だ旧製品も遜色ない出来といってよいと思います。


 オハネについてもオロネと同様のことがいえますが、床板と寝台の梯子の表現が差異となっています。

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 旧製品では、オハネフとオハネの床板が共通でどっちつかずの形状となっていましたが、

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新製品ではオハネ用とオハネフ用が作り分けられています。

 また、新製品には最近のKATOの寝台車の標準仕様である寝台に昇るはしごが表現されています。

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 この梯子ですが寝台使用中の開いた状態です。室内灯を付けて夜行列車を楽しむのなら、寝台のカーテンを付けないと半端なことになりますね。

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 新製品のオハネフは、100番台のほか200番台も製品化しました。

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 切妻と折妻を作り分けることは当然として、床板というかDCCの蓋も作り分けています。車掌室側のエアタンクが1本か2本かという違いですが芸が細かいですね。
 
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 100番台は中間専用のテール不点灯仕様と編成端用の点灯仕様を作り分けましたが、11号車のオハネフも出雲に運用されるときは車端に来ますので、点灯仕様でもよかったのではないかと思います。
 もっともこの場合は車掌室側のカプラーをナックル化して、これと連結するオハネもナックル化する必要がありますので、13号車と11号車を差し替える方が現実的かもしれません。
 いずれにしても出雲のテールマークは何とかしないといけません。

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 最後にオシです。新製品はオシ14改造の100番台です。

 0番台は24系24形と同時に製造されたものであり、オシ24 100番台ははやぶさなどの24系24形化に備えて、1975年の1~3月に改造されました。

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 製品のオシ24はまさにオシ14そのものです。

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 実車の違いは、車端部の手すりの長さだそうですので、このためだけに型を起こすことはないでしょう。100番台で正解だと思います。ただ、重箱の隅をほじくるようなことを言うと、オシ14とオシ24 100番台では妻板に若干の違いがあるそうです。

 次回は客車を整備することにします。

 
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コメント

はじめまして。toseibomと申します。
以前からちょくちょく拝読させていただいてましたが、初めてコメント書きます。
私もKatoの24系25形富士をフル編成で購入しました。20年以上前に買った車輛は首ふりPFを除いて実家にあるため、こちらの比較の記事を楽しく読ませていただきました。昔の車輛は扉ひとつ小さかったなんて知らなかったので、とても面白かったです。昔はTomixと合わせて国鉄仕様の24系と14系がそろえられましたが、今はKatoだけで事足りるような感じで隔世の感です。あ、14系15型はいまだTomixだけでしたっけか?これからもわくわくする記事を楽しみにしています。それでは失礼します。

投稿: toseibom | 2011年6月 4日 (土) 午後 10時43分

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