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ブルトレを楽しむ 6 みずほから新幹線開業前まで

 はやぶさを仕立てて以来のご無沙汰でございます。

 はやぶさが20系にグレードアップされる2か月ほど前、青大将つばめ・はとが151系化されています。
 そこで、はやぶさとすれ違う列車に興味を持ち、いろんな本にあたっておりました。
 結局、1964年の時刻表を手に入れて、東海道東京口を眺めましたところ、すっかり虜になってしまいました。
 第1こだまを筆頭に、特急、急行のオンパレードです。
Tmtbl1964d

 このころの東京口は奥が深くて、なかなか記事にできません。いずれまとめることにして、今回は、1963年6月の、みずほがブルトレ化されてから1964年の新幹線開通前までのブルートレインの状況です。


P1010446

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 青いテールマークのみずほ。かえって新鮮です。
 
 

 1963年6月、みずほが20系化されます。
 運転開始時のみずほは、熊本・大分行き。20系として初めて2方向に向かう列車ができました。 
Asakaze63

P1010450
 短い間ですが、みずほもEF58に牽引されました。
 編成はこれまでのものとちがうパターンの第三の類型で、基本編成はナロネ22、ナシ、ナハネと続きナロが連結されず、付属編成にはじめて1等寝台のナロネ21が組み込まれました。
 基本編成と付属編成のそれぞれにロネを連結するのは、のちの統一編成の基本パターンです。
 付属編成の大分行きには、門司からマヤ20簡易電源車が連結されました。

 また各列車とも博多まではED72,73が牽引するようになりました。
P1010453
 なおブルトレ運用にEF61が入ることがあったようで、ブドウ色の61があさかぜを牽く写真をよく見ます。


 1963年12月20日からEF60 500番台牽引に変更し15両化が図られます。
P1010454
 但し、あさかぜの15両化は翌年3月からになります。
Asakaze632
 みずほ基本編成のナロネ22は、ナロネ21に差し替えられます。


 1964年3月、あさかぜは、みずほから抜き取られたナロネ22を組み込まれて15両化されました。
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 あさかぜは定員の半分以上が1等客という豪華列車になりました。


 1964年6月から寝台列車化が始まりました。
Asakaze642
 ダイヤ改正前にナハネフ22,23がそれぞれ4両ずつ増備され、ナハネフ22はさくらとはやぶさのナハフ20と差し替えられ、ナハネフ23はみずほのナハフ21と差し替えられました。
 編成を外れたナハフは、それぞれナハネフ20,21に改造され、10月改正から使用されるようになります。


 それでは、ちょっと歪んでしまいましたが、ブルトレの動画です。

 次回はすれ違う列車に触れたいと思います。

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