ブルトレを楽しむ 5 はやぶさ登場
はやぶさ20系化当時の編成表です。
各編成とも1両増結となり14両編成となりました。あさかぜにはナロネ21が、さくら・はやぶさ編成には基本編成にナハネ20が増結となりました。はやぶさの編成はさくらと共通で、電源車のみ異なっていました。
さくらには、はやぶさの20系化にあわせて製造されたカニ22が使用され、はやぶさにはマニ20が使用されました。
さくら用に製造されたカニ21はあさかぜに組み込まれました。
カニ22は軸重が16tにもなり、線路規格の低い熊本以南では速度制限を受けるため、さくらに使用したのだそうです。また、あさかぜは荷物輸送を担うため、荷重の大きいカニ21が用いられ、その結果はやぶさにマニ20が使われました。
はやぶさの運転時刻が書かれた文献がみあたらず、空欄となっていますが、東京発は19時ころ、東京着は10時すぎだったようです。
3か月後の1960年10月1日には、電化区間が倉敷まで延び、EF58は岡山までけん引するようになりました。
ブルートレインの編成には変化はありません。夜行特急のブルートレイン化は一段落し、4本目のブルトレ「みずほ」の登場は、3年後の1963年6月1日となります。
その間、電化は順調に進展し、1961年10月1日には三原まで到達しました。
このとき、さくらは糸崎までEF58がけん引しましたが、あさかぜ、はやぶさは依然として岡山まででした。
また、関門間は、EF10からEF30に、さくらの博多以遠は、C57からC60に、それぞれ交代しました。
この改正から、下り列車の発車順に列車番号をつけることになり、
1,2レ さくら
3,4レ あさかぜ
5,6レ はやぶさ
となりました。
1962年6月1日、電化は広島に到達し、EF58は広島まで牽引するようになりました。
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