最初のゴハチ
私が最初に手に入れたゴハチは、KATOの青大将色でした。車籍簿を見ますと、1979年5月7日、西荻窪のナカマ模型で買っています。
今は西荻窪のすこし東寄りにあるようですが、私が行っていたころは東京女子大の近くにありました。
プラモの本店から50mくらい離れたところに鉄道模型だけの小さな店舗がありました。マスターはどうしておられるかな。
さて、20世紀のNゲージ界は数か月に1回程度新製品がでるだけで、模型をいじる時間は死ぬほどありましたので、ゴハチも小窓から大窓つらら切付に改造しました。
といっても、窓を大きくしては数年放置し、つらら切を作ってはまた放置して、この形になるまでに10年くらいかかった記憶があります。
放置している間に銀河モデルからいろいろとパーツが発売されて、このゴハチもいろいろとディティールアップさせていただきました。
走りも購入当時の性能は維持しておりますが、最近の製品の性能が格段に上がってしまったので、かなり見劣りします。最近は出番もなく、機関区の片隅に置くだけの存在になってしまっておりました。
さらにはKATOから大窓つらら切付の青大将ゴハチまで発売されてしまいました。
当鉄道では出来の良い新製品の導入とともに旧製品を引退させておりますが、このゴハチは手をかけた車両だけに、できれば下回りをリニューアルして、第一線に復帰させたいと思っておりました。
先日、ゴハチの最新型の下回りがオークションに出ているのを見つけ、手に入れることができました。
先台車のない状態でしたが、何年か前に間違えて買った先台車のストックがありましたので、渡りに船と活用いたしました。
ボディがうまくかぶさってくれれば良いのですが、やはり無加工というわけにはいきませんでした。
車体を裏返しますと、側窓のパーツが左右一体になっていて、屋根裏に左右を結ぶ部分があります。これが動力ユニットに干渉していました。
動力ユニットを比べると、やはり旧製品には逃げがあります。そこで、左右を結ぶ干渉部分はカットし、窓は車体に接着することにしました。
さらに窓下辺の余白部分も動力ユニットと干渉していることがわかり、カットしました。
運転室の一体窓の車体固定用のつめも動力ユニットにのつめと干渉するのでカット。
新たに車体下辺から2mmの位置に1×2帯材を貼り付けてストッパーとしました。
ヘッドライトのレンズは完全に干渉するのでレンズ部分のみを使用しました。現在のところ非点灯です。
↓私も参加しています。
よろしければ、クリックをお願いいたします。↓ ![]()
| 固定リンク
「3000 車両の工作」カテゴリの記事
- KATOモハ456の動力交換(2022.11.20)
- ED18のグレードアップ(2022.10.23)
- TOMIXのEF30をレストアする。(2022.05.30)
- クモヤ143湘南色を事業用車色に塗り替える。(2022.05.08)
- KATO EF15最終型再生産(2021.12.03)











コメント
はじめてコメント差し上げます。
以前より模型製作の参考にさせて戴いております。
早速ですが、KATO EF58の旧車体を新動力に載せ換えるのを拝見し、こちらのブログを思い出し参考になればと思い添付いたします。http://www.geocities.jp/lm328i/oki58.htm
ヘッドライトの導光についても旧パーツを生かした形で紹介されてます。
まだ修正出来るのであれば挑戦してみてください。
私はこの記事を参考にED75をリニューアルしてみました。
KATOは旧製品でもベースがよく出来てるので数時間の処理でできました。改めてKATOの凄さを感じた次第です。
投稿: Tsc151 | 2011年8月21日 (日) 午後 01時25分