01系に室内灯を組み込む
私は室内灯を取り付けないことにしています。
実車では、室内灯を点灯した室内よりも外のほうが明るいので、室内は暗く見えるのが通例です。
日が暮れれば室内灯がまぶしく光りますが、こんどは車体が見えなくなってしまい、窓の明かりのみが走っていく光景となります。
車体が見え、室内灯の光が感じられるのは、明け方と薄暮の薄暗い時間帯のみです。
これが、室内灯不要論の根拠ですが、地下鉄となるとその前提が崩れます。
日中といえども太陽光を浴びず、駅といえども太陽光ほど明るくないので、いつも車体と室内灯の光が見えるのが地下鉄です。それなら、室内灯は不可欠。
というわけで、01系には室内灯をつけることとしました。

室内灯セットを開くとこのパーツ。
プリズムに白い線が入っています。
室内灯については浦島太郎状態です。

これまでのKATOの室内灯は屋根板や窓ガラスにプリズムの突起をはめ込んでいましたが、今回の製品はプリズムに溝がついていて、これを室内に立っている棒にはめ込みます。はめ込むのが溝ですから、プリズムを前後に調節できるようになっています。
地下鉄らしくなってきました。
さて、車内を見せることを目的とするアイテムを付ける以上、回送電車のままではなんのための室内灯か判りません。
やはり、営業列車にしなくては。
銀座線は、昼間でもそこそこお客さんが乗っていますので、ある程度のフィギュアも乗せてあげようと思います。
とはいえ、全員高価なフィギュアというわけにもいきません。
混雑した列車内を安価に再現する方法。ちょっと考えるところがありますので、試してみようと思います。
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コメント
三軸食堂車様
車両ごとに大きさも配列も違う三軸食堂車のころの旧客は、流れる車窓の光も多彩なのでしょうね。想像してみるとワクワクしてきました。
本文の内容は私の方針でりあり、反対に室内灯を楽しまれる方々も大勢いらっしゃる方々がおられることも承知しております。
いずれも鉄道模型の楽しみ方であり、否定するつもりはありません。
ただ、私は、趣味も自己表現であると思っておりまして、室内灯にしても精密化にしても、周りに流されずに、自分の考えで決定したいとおもっております。
その結果が本文の室内灯不要論となりました。ご理解いただければ幸いです。
投稿: e231green | 2011年10月12日 (水) 午前 06時41分
地下鉄、いいですよねー
自分は所謂夜汽車が好きなので室内灯は必ずと言っていいほど装着しますね。
要は暗くして光る窓が流れていくのが好きなわけですが
ただ技術の進歩で簡単に入手できるようになったチップLEDを自分で配線して屋根板につけていくと外が明るくてもかなりハッキリと点灯しているのが確認できますね
投稿: 三軸食堂車 | 2011年10月11日 (火) 午前 12時22分
西八王子さん、はじめまして。
明るい車内は魅力的ですね。
ただ、誰も乗っていない車内というのはさびしいものです。
こんどはフィギュアを乗せ始めました。よろしかったら、ご覧下さい。
投稿: e231green | 2011年10月 8日 (土) 午後 06時16分
こんにちは。
01系に組み込んだ室内灯、とても明るくてきれいに輝いていますね。
室内灯不要論も理由を聞くと、なるほどと思いました。
そこまで深く考えたことは無かったです。
銀座線は子供の頃からよく利用していましたので、私も手に入れたいところですが、お金が貯まるまでじっと我慢です。
投稿: 西八玉子 | 2011年10月 5日 (水) 午後 10時56分