知らなければ気にならないのに
特に不自然に感じるようになったのは、キャブの屋根が客車のベンチレータよりも高いのを見つけたとき。
マニ60の後ろにいるのは、マイクロのD51です。
いくらなんでも、キャブ高すぎ。
単体では気にならなくても、ほかの車両と並べるとおかしさが際立つ。アンバランスに気づくとそこにばかり、目がいってしまいます。まさに、知ってしまったがゆえに、気になって仕方のない事柄です。
先日発売の新D51では、マニの後ろに隠れてしまいます。こういう製品がでてくると、もう昔の製品は使えません。
こちらはKATOとTOMIXのC57 180
やはりKATO製は大きい。
マニ60から飛び出して見えるのがKATOのC57。TOMIX製もちゃんと後ろにいます。KATO製は引退ですな。
黎明期には、使用するモーターの大きさから1/150に収まらないという事情があったのでしょう。また、KATOには、機関車は大きく見えるべきだというポリシーがあったといわれています。
だから、モーターの大きさに関係のない電気機関車でも。
お召はKATO製、ブルー塗装はTOMIX製。こうしてみると、やはりKATOの方が背が高い。
しかし、ELの場合、それほど気になりません。屋根上がのっぺりしているからでしょうか。
なんでもかんでも1/150で表現すればよいとは思いません。
手すりの太さのように1/150にすることが非現実的な場合もあります。
建物はたいてい実際の建物より狭くできてます。窓やドアの大きさは1/150でも、間取りは1/200位じゃないでしょうか。もし間取りも1/150で作ったら、レイアウトは建物だけで埋め尽くされてしまうでしょう。
何事もバランスということでしょうね。
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