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同じ列車を追いかける

 毎回同じ列車が来るのが不自然な話。

 毎回同じ列車が来るという感覚は、見ている人が同じ場所にいることを前提にしています。
 
 この前提を覆して、見ている人が移動するなら、同じ列車が来てもおかしくなくなります。

 実際、途中駅で長時間停車するイベント列車などでは、自動車で先回りして、同じ列車を何回も撮影したりしますね。

 

 そこで、ネックとなるのがシーナリーです。
 同じシーナリーの中を列車が通るということは、見ている人が同じ場所にいる、ということになります。

P1020813
 そこで、もともとシーナリーの無いお座敷運転では、中途半端に建物などを置くことをせず、簡単に変更できる背景を設置したらどうでしょう。
 
 国鉄時代の特急ひばりを例に少し具体的に説明しますと、

 ひばりは、上野駅の情景を背景として停車しています。
 発車した列車は、尾久客車区のかたわらを走ります。昼の尾久客車区は夜行列車のねぐらですから、ブルトレ群が背景となります。

 荒川を渡って埼玉県にはいりますが、鉄橋を背景だけで表現するのは厳しいですね。エンドレスの反対側には鉄橋を組み込んで、橋を渡るときだけ人間が移動するのも手です。

 さて、埼玉の玄関口はキューポラの街、川口です。最近は鋳物工場はめっきり減って高層マンションが立ち並んでしまいましたが、模型の中では昔の背景を置いてなつかしみたいものです。

 川口から大宮までは住宅密集地。住宅地はできるだけ特徴のない背景にすれば、何度も使えます。
 途中浦和電車区がありますので、103系の並ぶ背景もよいかもしれません。

 大宮では左に国鉄大宮工場を見ながら、進路を東北にとります。

 台地と中小河川を交互に貫いて、利根川に至ります。
 利根川を渡れば茨城県古河市。関東では珍しい国鉄バスの走る町。
 すぐに栃木県に入って、畠と林の間を走り抜ければ、小山です。
 ここからはあまり詳しくありませんが、日光連山が間近にそびえ、線路に沿って立つ桜並木など随所に有名な撮影地がありますね。


 こういう走らせ方はみなさん既に行っていると思いますが、背景は脳内に描いておられるのだけではないでしょうか。

 はたから見れば、正にぐるぐる回る列車を見て何が面白いの?ということになります。

 背景の交換ですが、もっとも簡単なのは、背景画を用意して交換していくことです。

P1020814

P1020815
 ただ、1週回るたびに背景画を取り換えていたら、忙しくて仕方ありません。

 もう一工夫したいところです。

 その工夫の一は、線路の向こうにモニターを置いて、一周回るごとに映し出される映像を変える。これならスイットひとつですね。ネックは横になが~いモニターがないこと。背景がある区間はせいぜい1mです。

 そこで、背景としては白い板だけにして、そこに映像を映し出します。昔でいう幻燈ですね。最近はプロジェクターも求めやすくなってますので、できないことではないと思います。これもスイッチ一つで可能です。

 背景は実写でも良いし、写真の背景の前に模型を写しこんだものでも良いと思います。
 将来の固定レイアウトを目指してストラクチャーをそろえながら、着手前は背景として利用できれば一石二鳥でしょう。


 お座敷運転では、発想の転換で不自然さを回避しましたが、固定式のレイアウトとなるとそうはいきません。
 これについては後日考えてみたいと思います。

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