河合商会破綻
河合商会が突然の倒産ですね。
破産手続開始申立はこれからのようですが、FANにとって気になるのは金型の行方ですね。
河合の貨車シリーズ。当初は、トミーNスケールの引継生産のようでしたが、オリジナルの製品には素晴らしいものがありました。一連のトラとか、ホキ10000などは喉から手がでるほど欲しかったもので、河合さんには感謝しています。
さて金型ですが、破産手続が開始されると、裁判所から破産管財人が選任され、破産管財人が破産財団に属する財産を回収、換価という手順になり、金型も欲しい企業があればそこに売却、そういう企業が出てこなければスクラップとして売却または処分ということになります。
ここで問題なのが、金型の所在。
KAWAI製品は、MADE IN CHINAですから、金型は中国の工場に預けている可能性大です。
そうだとすると、その回収は大変そうです。
中国の工場がすんなりと返してくれれば良いですけど、ゴネられて、金型を売却して得られる金額よりも取り戻すために要する費用の方が高いなんてことになりますと、破産管財人は金型を財団から放棄することもありえます。ようするに、金型を回収して売却しお金に換える作業は行わないということです。
そうなったら金型はどこへいくやら。
と、ここまで書いてふと思ったのですが、最近は金型もコンピューター制御で作ってしまうんでしょうか。そうなると、大事なのは金型本体でなく、データということになりますね。
データくらいは日本にあるでしょうから、これをどこかのメーカーが買ってくれれば、最近の優秀な製品については再び世にでることを期待してもよいでしょう。
最近、アオシマさんがNゲージに進出してきてますので、引き継いでもらえればいいですね。
最後は希望的観測になってしまいましたが、いずれにしても、河合商会の関係者の方々の経済的更生をお祈りいたします。
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コメント
こんにちは。
引き継ぐ会社があると聞いて安心しました。
在庫にとびつく必要もありませんね。
朗報ありがとうございました。
投稿: e231green | 2012年10月25日 (木) 午後 01時52分
自分も秩父関係の貨車は発売が楽しみでとてもありがたく買わしていただきました。
今回、金型については別会社が持っていたようですね。
キーポイントと言う会社が引き継ぐ様です。
ひとまずは安心かと・・・。
投稿: のんぼヨッシー | 2012年10月20日 (土) 午後 11時20分