寝台特急 あけぼのの思い出

客車は20系。最後まで20系を使用した特急としても有名です。
あけぼの設定前の奥羽線の夜行優等列車は急行津軽で、津軽のA寝台車で帰郷できるようになることが集団就職する若者の夢だったそうです。あけぼのが走り出したことで夢もグレードアップしたことでしょう。

黒磯からはED75。しかし、1974年ころには、機関車のヘッドマークが省略されてしまいました。特急も貨物も前から見れば同じというのは残念なことでした。
さらには食堂車の連結もなくなりました。夕食後に発車、朝食前に到着の時刻設定ではやむをえないのかもしれませんが旅の楽しみが一つ減りました。
さらに、羽越線と奥羽線の秋田青森間電化後は、ED75 700の牽引。牽引機のデパートみたいな列車です。
1980年から24系客車になり、1985年、全国いっせいにヘッドマークが復活しました。
1990年、奥羽線経由の列車は運転経路を変更することになりました。福島から米沢・山形を経由していたあけぼのは、同区間の新幹線工事のため陸羽東線経由となりました。このあたりから、私のあけぼのに対する関心は急速に薄れてしまいました。奥羽本線を走破する列車というイメージが崩れたことが大きいのですが、そのかわり、

陸羽東線ではDE10が牽引するというエポックもあったのだそうです。
翌91年にはシングルデラックス、ソロを連結するようになり、発展が望まれましたが、1997年、秋田新幹線開業により、東北線経由のあけぼのは廃止となりました。
しかし、あけぼのの列車名は消滅することなく、鳥海から運行を引き継ぎました。出羽ではじまった羽越線の寝台特急にその名前を残した形ですが、東北線を走らないあけぼのは私にとっては別物です。
そんなわけで、デラックス寝台車を連結した以降のモデルは持っておりませんが、いよいよなくなるとなると欲しくなりますね。
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