« KATOの5月の新製品 | トップページ | 仙石線105系を青22号に »

鉄コレクモハ51・クハ55を大糸色に

P1050958
 先日発売された宇部・小野田線用のクハ55を青22号に塗りました。相棒は、福塩線用のクモハ51です。当初は塗り替えのみで終了するつもりてしたが、クハ55はそのままというわけにはいかないことが判り、あしかけ3週間を要する作業となってしまいました。


P1050930
 製品はこちら。

P1050931
 2つの製品から、クモハ51とクハ55を使用します。


 まずは、塗装を剥離する準備。窓ガラスをはずします。窓ガラスは妻板のものからはずしますが、結構きつめにはめ込んであり、安易に外そうとすると破損します。

P1050932
 まず貫通扉と窓ガラスパーツの間にマイナスドライバーを差し込んでパーツを浮かせ、

P1050933
浮いたところで妻板と窓の間にドライバーを差し込んでこじると、比較的安全に外れてくれます。

P1050934
 パーツの外れたところで、

P1050936
IPA風呂にどぼん。容器はASVLというメーカーのパッキンつきのものです。横にしても漏れません。

 土曜日に入れて翌日には作業する予定でしたが、ぜんぜんはがれません。

 
P1050937
 暖房の効いていない工作室から、リビングに持ってきたら、ようやく月曜の夜にはがれてくれました。ある程度の温度は必要ということでしょうか。

 ここで、大糸線の平妻クハ55を調べたら、
製品のタイプのものはいなかったことがわかりました。

 大糸線の平妻クハ55は、サハ57から改造された300番台、さらに300番台にトイレをつけた430番台、
運転室の後部に500mm幅の窓が二つ並ぶ55025~55030のタイプでした。

 製品の55001~55024は、関西地区で最期まで使用されたものが多く、ぶどう色または朱色に塗られたものが多かったようです。

 せっかく塗り替えるので、クハ55の窓を改造することにしました。

P1050938
 55001~24の窓配置は800mmの窓、415mmおいてドアというパターンですが、

P1050939
55025~30は、500mmの窓、210mmおいてさらに500mmの窓、415mmおいてドアというパターン。したがって、800mmの窓を1210mmに広げ、真ん中に210mmの柱を追加すればよいことになります。

 これを1/150にすると、1210mmの窓は約8.1mm、210mmの柱は1.4mmとなります。

P1050940
 ノギスで8.1mmを測り、

P1050941
 窓にあててケガキました。

P1050942
 カッターで窓を拡大し、

P1050943
帯材を組み合わせて、

P1050944
柱を追加しました。

P1050945
 窓枠はクモハユニ44の郵便ドア両脇のものが500mm窓になります。

P1050946
 窓を切り出して仮止めしてみました。


 いよいよ青22号に塗装しますが、その前にグレーで下塗りします。
P1050947
今回はTAMIYAのライトグレーを吹きました。

P1050948
 下塗りを完了しました。


 青22号は、FARBEのもの。フラットベースを混ぜて、

P1050949
吹き付けました。

 ここまできて、以前福塩線を青22号に塗ったときに反省を書いたことを思い出しました。
 確か、ジャパ栓受けを削り落とせばよかったと書いたような気がして読み返しましたら、51014ならジャンパ栓を落とすが、51025にすればよかったというものでした。今回は025にちしますのでオーケーです。

 クハ55の方は、何番だったかを確認するため、実車の写真をネットで見つけて愕然。青22号のクハ55は、026なのですが、幌受けが付いています。
P1050950
 今回の製品にはこれがありません。せっかく2枚窓にしたのに、またまたタイプの違うクハになってしまいます。

 クモハユニの非運転台側のホロ枠を切り取ってみましたが、切り出す際にグニャグニャに曲がってしまって使えません。
 1mm×0.5mmの帯材で作ることも試みましたが、90度に曲げようとすると折れてしまいます。

P1050953
  そこで、直線部分は帯材で作成し、

P1050955
 上下の湾曲している部分は、クモハユニのホロ枠を切り出して使いました。

P1050956
 前面に再度青22号を吹き、

P1050957
 窓枠はカラス口で塗りました。

P1050959
 いろいろ問題がありましたが、大糸線のクハ55が出来上がりました。


↓私も参加しています。
よろしければ、クリックをお願いいたします。↓

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ

にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道模型

|

« KATOの5月の新製品 | トップページ | 仙石線105系を青22号に »

300 車両の工作」カテゴリの記事

コメント

>確か、ジャパ栓受けを削り落とせばよかったと書いたような気がして読み返しましたら、
51014ならジャンパ栓を落とすが、51025にすればよかったというものでした。
今回は025にちしますのでオーケーです。

51025は裾リベットが2列なんですよね。
それとパンタ周りの配線が偶数向きで福塩線セットとは逆です。
51014は裾リベットが1列 なぜかパンタ配線が奇数向き車と同じです。大鉄型ベンチレータが
不要で避雷器の位置移動と運転席窓のワイパーを上下逆にするだけでOKです。

身延線51系セットは裾リベット2列なので51025に仕立てることができますが、運転席上の
通風機と大鉄型ベンチレータと正面貫通幌を新たに取り付ける必要があります。

同じ形式でも一両一両特徴があるので難しいですが奥が深いですよ。

投稿: とまれみよ | 2014年3月 5日 (水) 午後 01時15分

すみません。訂正です。

>それとパンタ周りの配線が偶数向きで福塩線セットとは逆です。(×)

大変失礼しました。
51013、014、025 の3両は 福塩線セットと同じ配線です。804のみ逆になります。
大糸線の51系は車番に関係なく全て偶数向きになりますが、クモハ60の偶数向き車
とは屋上配線が逆になのでややこしいですね。

クハ55も悩みの種ですね。
55041は宇部小野田セットのクモハ41を"電装解除"して塗装変更すると良いかも。
55049は全面幌枠がありますので 仙石セットのクハ68086の運転席窓をHゴムから木枠窓に直し
屋上をグローブ型ベンチレータにする必要があります。(裾リベットが1列なので049とは違うのですが。)
平妻車は55026にされたようですが、実車画像を検索してビックリ 奇数向き車なんですね。
同様の窓の加工が必要ですが405にする手もありますね。
いずれにしても430番台が発売されるとうれしいのですが、宇部小野田セットのクハ55から出来ないかなぁ
と思ったら側面扉の開き方が逆なんですよね。戸袋窓を全部直さなくてはなりません。
クハ2両を使って サハ57401には出来そうです。

無駄な抵抗はやめて大糸線セットBが出るのを待った方がいいのかなぁ?と悩む今日この頃です。

投稿: とまれみよ | 2014年3月 5日 (水) 午後 02時00分

 思い入れがあるといろいろ気になってしまいますね。

 とはいえ、線路の幅とか台車の構造には目をつむるのが一般ですので、どこまで再現するかはモデラー次第ということになろうかとおもいます。
 TMSには、いかに取捨選択してその車両の特徴を表現するかが模型の楽しみだと力説する記事もあった気がします。

 クハ55の場合は、運転室後ろの2枚窓と幌枠は見過ごせませんでした。実車では車体に栓受けがあったのですが、これは表現しても良かったと思います。それ以上の違いは、そもそも気づいていませんでした。

 クモハ51の配管の話ですが、Nゲージであれば妻板の配管の位置は気にならないんです。HOですと無視できなくなりそうですが、それでも13mmゲージ化が先だとおもっています。

投稿: e231green | 2014年3月 9日 (日) 午前 10時36分

戦前型旧国のモデルですが、

「各線で使用していた実車のディテールにあくまでもこだわる」か
形式車番はパッケージそのままで塗装変更のみをして
「もし○○線(今回なら大糸線)に転属したらこうなるかなぁ。」
という楽しみ方でも良いと思います。

あまりこだわりすぎて神経をすり減らすのは体によくありません。

投稿: とまれみよ | 2014年3月 9日 (日) 午後 09時46分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/95024/59092425

この記事へのトラックバック一覧です: 鉄コレクモハ51・クハ55を大糸色に:

« KATOの5月の新製品 | トップページ | 仙石線105系を青22号に »