青い荷物列車 1
KATOからマニ50がでましたが、今月にはワサフ8000も製品化されます。
当鉄道の青い郵便荷物車ですが、ワサフがあるとだいたいの荷物列車を再現できるようになります。
荷物列車の花形といえば、
EF58の重連が15両の郵便荷物車を従えた東海道線の荷35レが有名です。これも青い荷物列車だったのかと調べてみましたら、まだまだ茶色が主流だったことがわかりました。
荷物車はマニ50の増備とともに青くなっていきましたが、マニ50の製造は1977年からで、EF58重連の荷35レは、1975年3月から1978年10月まででした。
1970年から1982年までの主な郵便荷物客貨車の両数をまとめてみました。
1970年には8割方茶色かった郵便荷物車は、1982年には7割方が青くなっています。
マニ50のマニ全体に対する比率は、1982年には、43.8パーセントに達しています。荷物列車が青くなったのは、マニ50の大量増備が要因であったことがわかります。
荷35レは青くなかったので、東北特急全盛時代の1981年ころの東北の荷物列車はどうだったのでしょう。
東北の荷物列車といえば、隅田川客貨車区です。同区におけるマニの両数を見ると
1979年
マニ36 87両、マニ60 26両、マニ50 20両
1982年
マニ36 61両、マ二60 0両、マニ50 65両
となっていて、1982年では、茶色と青が半々くらいです。荷物列車が真っ青になるのは1984年ころだったようです。
こちらのホームページのほか、雑誌の写真などから1982年以降の編成を拾って見ますと次のようになりました。
鉄道郵便は一足早く1986年9月30日に終了し、おって11月1日に鉄道荷物が終焉を迎えたそうです。
マニ50などは10年経たないうちに働き先を失ったことになります。名実ともに真っ青だったわけです。
当鉄道の青い荷物客車は連結面が広かったり床面高さに相違があったりします。ワサフ連結に備えて、これらを整備することにします。
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