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ワ12000という貨車

 ワ12000の発売が22日にきまりました。一品的な有蓋車ワムが15t積なのに対し、小規模な荷主の要請に応えて製造されたのが10t積のワだそうです。

 形態的にはワム90000と変わりません。違うのはその大きさ。屋根の高さが明らかに違います。
 ワは何両も要りません。ワムが続く中1両だけ背の低い貨車がはさまれているのが面白いのです。製品は2両セットですが、1両あれば十分。何両もつながっていたら、でこぼこな編成になりません。

 一度だけ高崎線の貨物列車に組み込まれていたのを見たことがあります。見た目に目立ちますから見逃すことはありえませんが、後にも先にも1970年代に1回見たきりです。

 いわゆる黒貨車、操車場で解結する方式の貨物列車が廃止になって30年以上になります。ものこごろついたころに見たことがあるというひとでもすでに40歳近くになっているわけで、若い方で黒貨車に魅力を感じる方はそう多くないとは思います。
 私が一番魅力を感じたのは、各駅での入換でした。操車場から操車場まで運転する貨物列車は、各駅で貨車を開放し連結して走ります。
 入換をするのは、本線を牽引する機関車で、旅客列車の合間を縫って、その駅どまりの貨車を切り離し、本線上に出たら逆送しながら貨車を開放し、開放された貨車は惰性で貨物側線に走って行き、駅員が足ブレーキで側線に停止させます。いわゆる突放というやつです。
 突放が終わったら今度はその駅始発の貨車を引っ張り出して貨物列車に連結し、次の駅に向かって出発します。

 これを模型で再現するには自動で開放するカプラーを備えた貨車が必要です。また、貨車自体にある程度の重さがないと突放はできません。16番なら何とかなりますが、Nではちと難しい情景です。

 

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621 製品の感想 KATO」カテゴリの記事

コメント

日本は今も昔も小口輸送の需要が多いので、コンテナ輸送が主流になる迄は、この様な小型有蓋車が荷主の要望で製作されて運用されました。
ワ22000、ワ10000、ワ12000なんかがそれです。
晩年は白帯車の配給車代用や救援車代用で少数が残って使用されてました。

私は実車は一度も見た事が無いのですが、機芸出版社刊の「シーナリィガイド」を読んで、蒸気現役時代のローカル線の駅構内や貨物駅の光景写真を多く拝見し、ワ12000やワ22000等の小型2軸貨車が写っているのを見て、それで感化された口です。
昔のローカル線の田舎の小貨物駅や駅の側線に貨車がポツンと留置されている光景、あれがなんとも堪らない風情があって大好きなのです。

投稿: | 2015年7月17日 (金) 午後 01時20分

失礼 ↑前コメ、ネーム入れるの忘れました。

投稿: 西日本在住 | 2015年7月17日 (金) 午後 01時22分

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