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中古市場の功罪

 買ってはみたものの期待したほど魅力的でなかった車両。20年前なら棚の片隅でほこりをかぶる運命でした。

 20年前にも、一部の模型店では買い取ったり、委託を受けた中古品を販売していましたが、鉄道模型全体の流通量からみればとるにたらないものでした。

 ところが、現代では中古品を中心に取り扱う模型店が登場し、オークション市場が普及しています。


 中古市場とはいえ、ほとんど新品の状態のものが多数流通しており、特別な人気商品でない限りは、発売時よりも低価格ですから、ユーザーの財布にはとてもありがたい存在です。

 模型を始める前に発売になった製品、発売時には興味がなかったが、今になって欲しくなった製品を手に入れることもできるようになりました。

 ところが、あとからでも新製品が手に入るとなると、買い控えも起こりえます。
 中古市場が発展する前は、発売時に買わないと手に入らないという強迫観念がありましたので、多少無理してでも購入しておりましたが、今なら、財布に余裕のあるときに、中古市場で安く買おうという気持ちになることができます。

 ユーザーにしてみれば、良いことづくめのようですが、必ずしもそうとはいえません。

 メーカーにしてみれば、新製品を発売した時の販売量が減少するわけですから、生産量を調整せざるを得ず、製品1個あたりのコストは増加し、利益が減少します。となれば、新製品の価格をあげざるをえません。

 中古市場で後から安く買おうと思っても、元の値段が上がってしまっていますから、本当はそれほど安くない。

 安く買える中古市場が製品の価格全体を押し上げている。そういう面もあるのではないでしょうか。

 

 
 
 

 
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011 鉄道模型について」カテゴリの記事

コメント

より多くの欲しい人、しかもリーズナブルで行き渡るようになったという意味では中古市場の存在は必ずしも否定できない一方、近年はハズレな商品やKATOやTOMIXの後追い製品化でマイクロエース製品が一気に中古に流れて供給過多と不良在庫化も進んでいるように見えます。特に某有名中古店ではマイクロエース製品が山のように在庫されています。

こういうのを見ていると、いろいろと考えさせられますね……。


投稿: ムーンライトながら健壱 | 2016年7月21日 (木) 午前 07時37分

私も似たようなことを考えておりました。
私の視点は、「なぜ、中古で新品よりも高く買うのか?」です。少し探せば新品在庫があり、また大して安くないのにも関わらず、中古を買って喜んでいる記事を書いているブログを見るとそう思います。

どうしても新品在庫がないものは中古も辞さない、または中古だと格段安い、或いは中古だとでティールアップされていて、手間が省けるというのならわかるんですがね。

投稿: 初雁 | 2016年7月22日 (金) 午後 11時17分

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