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見るレイアウト 見せるレイアウト ~古いTMSから3

 1978年5月号にNMRAのモジュール規格の記事がありました。

 今ではあたりまえの、メインラインの複線に1本の単線を加えた集合式のレイアウトは、この記事をきっかけに日本に広まりました。

 

 その記事の中に、集合式レイアウトは列車を「見せるレイアウト」で、個人の家の見るレイアウトとは性格が異なるという趣旨の一文がありました。

 鉄道模型には個人で楽しむという領域と、不特定多数の方々に見ていただくという領域があり、集合式レイアウトは複線を疾走し、すれ違う場面を見せることに意義があるというものです。

 このような区別を意識しておりませんでした。
 この前も書きましたが、鉄道模型はパーソナルなものと捉えており、レイアウトは見るものだと思っていました。昔の記事ながら、見せるレイアウトという視点は新鮮に感じました。

 見せるレイアウトということになると、その出来栄えは、本人が満足していることでは足りず、、鉄道模型界一般の水準に達していることが必要でしょうし、レイアウトの見せ場に不具合が生じることがあってはならないことになります。

 製作者にとっては、イベント開催の一環であり、時間と労力を結集した達成感を味わうための鉄道模型。
 見る鉄道模型に癒しを求めるのとは次元が違います。

 だからといって、皆が皆、見せる鉄道模型に徹する必要はないのであって、ある人は見せる鉄道模型に情熱を燃やし、ある人は見せる鉄道模型を見て感嘆するとともに、見る鉄道模型を動かして1日の疲れをいやす。

 多様性を包摂してこそ円熟した趣味というものでしょう。

 ところで上記の記事では、複線での走行に影響を及ぼさないよう、単線を併設して、複線を走る列車の収容、進出をスムーズに行えるようにすることが必要だとしていますが、これは見せ場で不具合が生じないようにするための方策として理解することができます。

 ただ、見るレイアウトで満足する私としては、複線のほかに単線が並行するシーンというのは、今になっても馴染めません。

 

 やっと週末になりました。路面電車の展示台か、DCアルプスは終結までもっていきたいものです。

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