185系踊り子引退
185系踊り子、あと5日となりました。
登場から40年も経ちました。よくがんばりました。
登場時が懐かしく思え、鉄道ファン誌を紐解いてみました。1981年4月号。表紙はあまぎのヘッドマークですが、185系は急行伊豆として運用され、あまぎは183系でした。1981年2月に田町電車区に10連と5連各3本が配置され、急行伊豆や普通の運用に入ったと記されています。最初から踊り子として走ったという記憶でしたが、185系が出そろうまでは153系の運用に共用されていたのでした。
そして、踊り子は1981年10月改正で登場。公募された愛称でしたが、小説からの特急名は話題となりました。当初は183系も踊り子として活躍。一方、153系が引退しました。
1982年3月号。200番台は0番台に遅れること1年。新前橋区の165系置換のために登場。新幹線が大宮暫定開業すると新幹線リレー号として活躍。その間合いで急行ゆけむりや草津にも運用されました。そして、上野開業により新幹線リレーの役割を終えると一部の200番台は、田町に移って踊り子の運用を担いました。
185系と153系を引っ張り出しました。
登場時は、運転席窓下にJNRマーク。153系の運用を置き換えていったため、過渡期には185系+153系という編成もありました。ヘッドマークを見ましたら、踊り子、湘南ライナー、新特急なすの、シュプール上越が入っていました。自分でシールを貼り合わせたようです。国鉄時代であれば、急行伊豆、普通、踊り子を入れるべきでした。
153系は1977年入線の初回生産品。185系と比べるとさすがに走りが渋く、カーブでスピードが落ちます。
このころの動力車は、モーターの前後に分割された床下機器モールドがあり、ジョイントもごついものが使われていました。カーブでジョイントがうまく作動せずにスピードが落ちるのかも。動力ユニットごと取り替えたいものです。
TOMIX製品では、M9モーターの不調頻発が語られていますが、KATOのモーターは45年近く経過しても快調です。
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