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マイクロD62のライトをLEDにする

マイクロのD62集煙装置付です。

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C62つばめのころの東海道線の貨物用機関車になります。

動きが非常になめらかで愛用しているのですが、ヘッドライト周りが貧弱ですし、低速で走らせるD62では豆球が点灯しません。

 

 先日、KATOのC57 1次型の再生産に伴い、

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LP403とライトユニットが発売になりました。

 これを使えばかっこよくて明るく光るヘッドライトになるのではないか。

 

 まずは、D62の分解から。

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 なめらかな走りに影響を与えたくないので、安全な分解の仕方をネットで探したのですが、ヒットせず、従台車のあたりを広げて爪楊枝を差し込み、後ろに引っ張りましたら外れてくれました。

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 豆球のユニットを引き抜いてKATOのライトユニットを差し込めば明るく点灯しそうです。

 ラジオペンチでこじってもびくともしなので、おそるおそる動力ユニットのネジを緩め、左右方向に隙間を作り再度こじりましたら外れました。

 豆球しか取り付けられていないライトユニット、後進でも点灯していたようです。全く気づきませんでした。

 

 早速ライトユニットを差し込んで

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試運転したところ、後進のときに点灯して、前進では光りません。なんで???KATOのD51は、

進行方向前側から給電しているので、D62のダイキャストブロックにあわせて後方から給電すると、極性が逆になって後進で光るのでした。

 ならば、上下逆に取り付けるか!

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 やってみましたら、前進で点灯するものの、基盤にさえぎられてライトは明るくならない。

 さあ、困った。

 DD16用のライトユニットを

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調達してきた。後方給電でも前進で光った。ところが、電極の幅が広くて

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ダイキャストブロックに収まらない。

 

また、ライトユニットの幅が広くて

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ストッパーにひっかかり、前方に押し込んで煙室内に収めることは困難。

 DD16用のライトユニットも使えないことが確定しました。

 

 ここで、LEDのことを初めてお勉強。

 なにしろ、電池の両端に豆球のリード線を付ければ光るくらいのことしか教わっていない世代なので。

 

 で、ライトユニットの

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チップLEDとダイオードを基盤から取り外してそれぞれ逆向きに付け直せば、前進で点灯するライトユニットになるらしいことを確認。

しかしながら、基盤からLEDを外そうとすると半田ごての熱で破損する可能性が高いらしい。

 

 ここで、結論。

 そんなに大変な思いをしてライトユニットを改造しなくても、D62の基盤についている豆球をとって、砲弾型LEDとダイオードと抵抗を取り付ける方が簡単じゃね?

 とりあえず

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砲弾型LEDと抵抗がはいったパーツを買ってきた。

 本当は後進する際にLEDを破損させないように、CRDというものも挟まなければならないようだが、SLだから後進はほとんどしないので、とりあえず今あるパーツで試してみた。

 前進で

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光ってくれました。

 そのままでは煙室に収まらないので、電極を折り曲げますが、

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固い電極を収めるのは大変。結局LEDが下向きになって、

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わずかに光る程度になりました。

 それから、分売パーツとなったLP403。使われ始めたのは昭和30年代後半のようです。

 それまでは、C11についているようなLP42。

 8620のシールドビームをC11に移して会津仕様とし、C11のLP42をD62に移植しましょうか。

 

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