EF66を走らせる 4
鉄道ピクトリアル2022年2月号EF66特集の中の、貨物輸送から見たEF66という記事を模型で再現しています。
今回は、スーパーライナーの登場から、EF200,210登場前までです。
1985年、高速貨B 8本を24両編成の1200トン列車としました。1200トン列車とするためには指令交換弁をブレーキに付加する必要があり、この改造を受けたコキ50000は、250000番台となりました。EF66にも減圧促進装置を付加するなどの改造が行われたとのことです。
模型でブレーキに関連するのはエアホースくらいなので、構造的なことはさっぱりですが、そういうことらしいです。
また、250000番台は、1000トン列車としてならば最高速度100キロの高速貨Aとして運用することができるので、1986年11月改正で、6本の高速貨Aが250000番台で運転され、スーパーライナーと名づけられました。また、同改正では、コンテナ列車に
クム80000を併結したピギーバック輸送が始まりました。
1987年4月1日、国鉄は民営化されJRグループが誕生しました。
1988年3月のダイヤ改正で、スーパーライナーが増強され、うち1本は110キロ運転を行う高速スーパーライナーとしました。110キロ運転を行うために、コキ50000のCLブレーキ装置をCLEブレーキ装置に改造し、黄色に塗装変更された
350000番台が登場しました。同時に250000番台は、
緑色に塗装変更されました。
1989年3月改正で、スーパーライナーを30本に増やすため、機関車とコンテナ車の増備を進めました。
機関車の増備は、EF66100番台により行われ、1989年に
101~108号機が、1990~91年にかけて
109~133号機が新製されました。
コンテナ車の増備は、110キロ走行に対応し、海上コンテナの積載も可能な
コキ100,101が開発されました。コキ100,101型は4両固定ユニットとしてCLEブレーキ装置の電磁弁の数を減らしコスト低減を図りましたが、その使い勝手の悪さから
1両でも運用可能なコキ104が登場して代表形式となりました。
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