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KATOのゆけむりは12,600円

 TOMIXから165系ゆけむり発売が発表されましたが、地元を走っていた列車ゆえ、

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当鉄道にはすでにゆけむり・草津が入線しております。

 単品の寄せ集めの

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7両編成×2

 

単品の価格は、鉄道ファン1981年8月号に

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 ED75との同時発売!とのアナウンスで

クモハ・クハ 1,600円

モハM付き  3,650円

モハMなし  1,350円

サロ     1,200円

となっていました。これで7両編成を組むと、

1,600×4+3,650+1,350+1,200=12,600

 このお値段でした。

 

 クーラーとか、

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運転室窓のHゴムとか、色差し必須の半完成品みたいな製品ですが、20,000円もの差があると、それはそれで存在価値を感じます。

 もっとも、KATOの165系自体がリニューアルされていて、中古品を探すしかなくなっていますが、安価に入手出来て、色差しを楽しめると思える方には、存在価値が高まったと言えるのかもしれません。

 

 

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TOMIXから165系ゆけむり・草津

TOMIXさんは、7月に165系ゆけむり・草津を発売するそうです。

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非冷房→冷房への改造車・ユニットサッシ窓のグリーン車を新規製作するそうです。そのお値段7両でなんと32,670円!

 ゆけむり・草津の165系は、新前橋電車区所属。急行軽井沢の運用があるために、通常とは逆向きの編成。

 すなわち、上野方から

Mc-M’-Tc-Mc-M’-Ts-Tcの7両編成

 これに対し、新潟運転所の佐渡は

Tc-M’-Mc-Ts-Ts-Tb-T-・・・という編成

 2編成で1列車となり上野を出発、新前橋で(ゴオサントオ当時)、水上行ゆけむり号と万座鹿沢口行草津号に分割されていました。

 地元を走っていた列車なので、製品化は好ましいものの、上記のとおり、地味な編成を2つつないだだけで面白みに欠けるので、セット販売の真意を測りかねます。

 どちらかというと、これまでの既存のセットに数両加えるとゆけむりになります、みたいな販売の方がよかったのでは?

 

 ユニットサッシ窓のグリーン車は、1980年ころの登場、ゆえにグリーン車帯は無し。新前橋では、6,15,21,81,82,84が改造されたけれども、窓が小さくなってサービス低下の感じ。

 冷房改造車を製作とのことだが、165系は新製冷房車の方が少数派で、普通車では全体の1割ほど(クモハ165-126~、モハ164-849~、クハ165-191~が新製冷房車で、房総電化の際に津田沼に配属された。)

 これまでのTOMIX165系も冷房改造車のはずだが・・・・・

 

 なお、冷房改造やユニットサッシ改造の詳細は鉄道ピクトリアル1984年6月号を参照しました。

 

 

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線路面目線で見る

 前回EF641000従来品を撮影した際、目線をレール面に下げてみました。

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 Nゲージ車両は、小さすぎて迫力に欠けると思っていましたが、レール面の目線で見るとなかなか立派に見えました。

 ほぼ同一の距離で、レール面目線と上から目線でそれぞれ撮影してみました。

まずは、側方から

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 いかがでしょう。私には、レール面目線の方が堂々として見えます。

 続いて、斜め前方から

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 やはり、レール面目線のほうがどっしりして見えます。

 足回りがしっかり見えると堂々と見えるのでしょうか。

  動画にもしてみました。埋め込めなかったので、YOUTUBEに飛びます。

まずは線路面目線

 

続いて上から目線

 

 

 一般に、レイアウトの台枠の高さは120センチくらいといわれていますが、立ち上がった時の線路目線となる160センチもありかと。

であれば、本棚の上にモジュールを連結するというやり方もありとなります。

 

 

 

 

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EF641000 JR貨物仕様2種

 1月27日発売のEF64

3024-2 EF64 1000 JR貨物新更新色

3024-3 EF64 1000 一般色JR貨物クーラー搭載車

の2種です。

 KATOのEF641000は、クーラー未搭載の3023シリーズと搭載の3024シリーズ。

 既発売の3024は、

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EF641000一般色のクーラー搭載車、

3024-1は、

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EF641000JR貨物新更新色という製品で今回の新製品と重複するようなのですが、どこが違うのでしょうか。

 

公式ホームページの説明では、

3024-2 EF64 1000 JR貨物新更新色
・白地に紺の山形がデザインされた車体色を再現
・ 選択式ナンバープレート:「1003」「1005」「1017」「1018」
・GPSアンテナは任意取付(GPSアンテナ付属。ボディ内側に取付用ガイド凹穴あり)
・運転席屋根上には角形クーラーを装備
・ヘッドライト 点灯。電球色LEDを採用
・アーノルドカプラー標準装備(交換用KATOナックルカプラー付属)
・屋根上機器、前面手スリパーツ付属 

一方、3024-1 貨物新更新色は、

選択式ナンバープレートは、1013,1024,1028,1036

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GPSアンテナ付属 最初から取付穴あり?手すりパーツあり

ヘッドライトは

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チップLEDではあるもののオレンジ色となっていました。

 

 

 3024-3 EF64 1000 一般色 JR貨物クーラー搭載車
・運転席屋根上には後期搭載工事後の角形クーラーを装備
・前面および側面ガラスのHゴムを黒色で再現
・選択式ナンバープレート:「1021」「1024」「1025」「1026」
・GPSアンテナは任意取付(GPSアンテナ付属。ボディ内側に取付用ガイド凹穴あり)
・運転席屋根上には角形クーラーを装備
・ヘッドライト 点灯。電球色LEDを採用
・アーノルドカプラー標準装備(交換用KATOナックルカプラー付属)
・屋根上機器、前面手スリパーツ付属

一方、3024 一般色クーラー搭載車は、

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Hゴムはグレー

選択式ナンバープレートは、1015,1019,1024,1041

GPSアンテナは付属せず

ヘッドライトは

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砲弾型LEDでオレンジ色

クーラーは角型ですが、「後期搭載工事後」なのかどうかは私には判りません。

手すりは車体一体成型でした。

 

 新更新色は、ライトユニットの改善、GPSアンテナの取り付けを任意にした点が相違点

 一般色クーラー搭載車は、現在の姿を模型化しているとともに、ライトユニットを改善し、手すり別パーツ化が相違点のようです。

 動力、車体関係に基本的に同じのようですね。

 ASSYパーツを入手して、ライトユニットを交換し、手すりパーツの取り付け加工をするかどうか、といったところでしょうか。

 

 EF641000といえば、もとは長岡運転所に配属され同所のEF58を淘汰した機関車。登場時、左右非対称の側面は話題になったものでした。しばらくは高崎・上越・中央東線の各線で活躍していましたが、EF200の登場とともに関東を離れ、現在は愛知機関区に移動。

 中央西線での活躍は首肯できますが、東海道線でコンテナを牽いて爆走しているのを見つけたときは、目を疑いました。

 

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甲府モデルのワキ1

 一昨年、C62東海道型が発売されました。ぶどう色のつばめ・はとの牽引機として製品化されたわけですが、特急だけでは面白くない。

 1950年代の貨物列車を充実させてやろうと画策しましたが、ヨンサントオ限りでお役御免となった貨車の製品は少ない。どうしたものかとネットで見つけたのが甲府モデルさんでした。

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 ワキ1、トキ900、レム400及びナ10を注文。

 トキ900が本命だったのですが、3軸貨車の中間の車輪がダミー。工夫が必要なので製作を留保し、割とメジャーなワキ1を組み立ててみました。

 レーザーでカットされたバーツは、紙製とはいえ丈夫で正確。ピタリピタリと気持ちよく張り合わせられました。

 勢いで屋根にとりかかりましたら側板接着でミス。気を取り直して車体を組み立て、ボンドの乾いたのを見計らって缶スプレーを一吹き。

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 アップにはできませんが編成に組み込めば判らない程度の出来にはなったかと。

 

 TR24もペーパーで組み立てる設計。プラ製に比べれば形態は今一つ。転がりも期待していませんでした。

 河合のワムフ100を休車にして台車を供出しようかと思案しておりましたが、

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とりあえず組み立ててみました。

 その結果、どうしてどうして、ばっちり転がるではないですか。設計精度の高さに脱帽です。

 最近、3Dプリンタで作成したTR24が発売されたようで、これを取り寄せるという解決策もできました。

 

 しかし、最後の一歩を踏み出せない原因が車体標記。昭和の貨車は基本黒一色で装飾は皆無。

 車体標記が唯一のアクセントになっていましたので、欠かせることはできません。

 ところがインレタは、ワキ1用どころか「ワキ」すら手に入りません。甲府モデルさんのリストを見てもデカールはないようです。

 16番の貨車は文字がバラになったインレタを用いましたが、Nゲージもそういう汎用インレタが欲しいところです。

 

 とりあえず、タキ3000のTR41を拝借して試運転しました。

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485系初期型

 1月27日に10-1527 485系初期型が発売となります。

 同じようなセットとして、2005年に

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10-241,242 485系初期型「雷鳥」セットが発売されています。こちらのセットは、全車きのこクーラーの初期型で組成されています。

 これに対し、今回発売の10-1527 485系初期型セットは、初期型の6両セットに、適宜、後期型の増結車両を加えることにより、昭和53年ころ(ヘッドマークが文字からイラストに変わったころ)の編成にもできるようにしたもののようです。

 今回製品と従来製品の車番と品番を表にしてみました。なお、クリーム色に塗りつぶされているものが後期型になります。

Table485

 すでに300番台や200番台の編成を入線させている方は、買い足さなくても昭和53年ころの編成にできることになり、そういう意味ではリーズナブルなセットといえると思います。

 ちょっと残念なのは、サハが初期型しか用意されていないこと。

 1978年10月ダイヤ改正のとき、向日町には10両のサハ481がおりましたが、きのこ型クーラーの初期型は3両のみで、残りの7両は後期型のAU13を搭載しておりました。後期型のうち2両は100番台で客室ドアと客室の間に専務車掌室と車販準備室が設けられており、窓割も異なりました。

 屋根を変えるだけで後期型のサハになりますので、製品化してほしいところでした。

 さらには100番台が製品化されますと、食堂車を抜かれたあいづのサハに使うことができるので、これを機にこちらも新製品となれば大変うれしかったところでした。

 モハ484600の車体にサハの屋根をかぶせ、足回りもサハのものにすればできるのではないかと・・・・確認はしていませんので悪しからず。

 

 ところで、TOMIXさんは、KATOさんに先立って初期型485系を製品化していますが、

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左側のTOMIXのクハが0番台なのに対し、右側のKATOのクハは100番台です。

 0番台のコンプレッサがボンネット内に収められているのに対し、

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下の100番台は床下に吊り下げられており(先頭側台車のすぐ後ろ)、車体では

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ライトケース下のルーバーが異なっています。

 走行写真と動画をTwitterにアップしました。

 

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DD51北斗星色

1月24日に、7008-FDD51後期寒地型北斗星色が再生産されます。

2006年発売の

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7008-2(屋根上はウエザリングしてあります)に比して、

タブレットキャッチャーと保護板が撤去されたキャブ⇔撤去前の姿

Hゴムとボンネットのつなぎ目は黒色⇔グレー

特徴的なヘッドマークステイ⇔ステイはヘッドマークに隠れる

電球色LEDのヘッドライト⇔オレンジ色LEDのヘッドライト

ナンバーは、1137 1138 1140 1142⇔1010 1072 1141 1148

フライホイール採用の動力は、品番が同じなので、差はないかと。スロットレスモーターが搭載されたら走りは劇的に変わるでしょう。

 

実車の状況を見ます。鉄道ファン1998年8月号を見ますと、

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登場時は

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一般色ですが、わずか4ヶ月後の1988年7月には北斗星色が登場します。7008-2の姿です。

10年後の1998年には、タブレットキャッチャーと保護板が撤去されていますし、特徴的なステイが使用されていますが、

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Hゴムとボンネットつなぎめはグレーです。ちなみに、この姿であればTOMIXの

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2215が該当します。

20年後の2008年の状況は、鉄道ファン2008年9月号に掲載されていました。

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Hゴムなどが黒になり、

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再生産される7008-Fの姿になっていたようです。

大まかにいうと、カシオペアやKATOのデラックス北斗星を牽くのであれば7008-F

登場時の編成を牽くのであれば、7008-2ということになりそうです。些細な違いですので、気にしないのであればどちらでもよい。

 

ところで、DD51がリニューアル(7008-2)された2006年ころ、実車はすでに再生産される7008-Fの姿になっていたと思われ、にもかかわらず登場直後の姿を製品化したのは、国鉄時代の一般色を再現した7008-1の塗り替え製品だったからでしょうか。

 7008-2を入線させている当鉄道としては、ヘッドライトユニットを電球色に変更したいところ。

 ヘッドマークステイもASSYパーツを入手してTOMIX2215に取り付けたい。

 7008-Fの入線は・・・・スロットルモーターに変更されるまで待ちたいと思います。

 

ちなみに、Twitterに走行写真とか動画を掲載してみました。YOUTUBEにアップするよりはるかに簡単。

よろしかったら、e231greenで検索してみてください。

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謹賀新年

 関東は快晴の元旦でした。

 すがすがしい気分で

 早朝の身の引き締まる空気につつまれ、

 夜明け前の家を出て、

 荒川沿いの開けた場所に向かい、

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 初日の出に手をあわせ、

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初春の富士山を拝んできました。・・・うそです。ちゃんと行ってきました。

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 さて、KATOさんの新製品は、国鉄型の新製品が少なくなってきてしまいましたので、今年は何を記事にしようかと迷っているところです。

 とりあえずは、当鉄道に入線している製品がリニューアルされたり、再生産されるようであれば、感想など述べてみようかと思います。少しでも皆さんの参考になるのであれば、こんなブログにも存在価値があるかもしれません。

 

 さしあたり、KATOさんは1月24日に7008F DD51 後期耐寒型北斗星 を再生産予定ですので、2006年発売の7008-2 DD51 後期耐寒型北斗星 の感想でも述べてみたいと思います。今日は酔っぱらっていますので、内容は後日。

 

 

 

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