« 2023年3月 | トップページ | 2023年5月 »

KATO 2023年9・10月の製品

 ゴールデンウイークに突入しました。ひょっとしてKATOさんは生産予定を発表している?

 してました。

2023_9

まずは、9月の製品

 E531系が新製品となっていますが、車番を変えてスロットレスモーターに変更した基本編成とホーム検知装置なるものを装備した付属編成とのこと。15両編成で50,000円超えですか。

 KATOさんの製品説明を引用しますと、

●勝田車両センター所属のK403編成(基本編成)・K457編成(付属編成)を製品化
●平成21年(2009)以降に換装された強化形スカートを再現
●郡山車両センターへの検査入場車両の特徴である、ライトグレーで塗装された床下機器を再現
●付属編成セット(5両)はワンマン対応改造が施工され、先頭車にホーム位置検知装置を取り付けた形態を再現
●スロットレスモーターの採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現
●各先頭車ともヘッド/テールライト点灯。消灯スイッチ付(クハE530-3を除く)
●各車とも先頭連結部はボディマウント密連カプラー(フック無)を採用。クハE530-3の先頭部のみダミーカプラー採用
●行先表示シールは、上野東京ライン乗り入れに対応した内容に収録。ベビーカーマークは車体に印刷済
●パッケージは、基本セット(4両)が増結セットA(4両)のブックケースに収納でき、増結セットB(2両)も付属編成セット(5両)のブックケースに収納可
●付属品・・・基本セット(4両)/付属編成セット(5両):屋根機器(列車無線アンテナ・信号炎管)、行先表示シール

 

 

 その他は主としてスロットレスモーターに変更しての価格変更製品とモーターなしなんだけど価格変更製品

 

 EF56 1次型 

 8月にEF55が発売するのに先駆けてEF56?実車に関連性はないと思いますが。

 先輪をスポーク車輪に変更とのことですが、従来品はスポークじゃなかった?

● 丸みを帯びた溶接構造の車体が特徴のEF56 1次形。EF57の角ばったスタイルとは対照的な外観を的確に製品化。
● 昭和40年代後半から50年代前半、宇都宮機関区に所属し東北本線を中心に活躍した6号機晩年の姿をプロトタイプに製品化。
● 選択式ナンバープレートは2・3・6・7。メーカーズプレートは川崎車輌を、ユーザー取り付けパーツとして付属。
● 中央に寄ったパンタグラフは、PS14(黒)を搭載。常磐線無線アンテナをユーザー取り付けパーツとして付属。
● SG搭載のEF56の特徴である吹き上げ式煙突もきっちり再現。屋根上高圧引込み線、SG安全弁は金属パーツで再現。
● 旧形電気機関車独特の重厚な台車を的確に表現。EF57とは異なる内台枠式の先台車も正確に再現。
● カプラーは、アーノルドカプラー標準装備。交換用にKATOナックルカプラー(CSタイプ)が付属。
● おなじみの定評あるフライホイール付き動力ユニットで、安定ある走行と牽引力を発揮。

 

 ED751000前期型

●昭和50年代の国鉄 青森機関区の所属機で、 1000番台の中でも、前期形と呼ばれる1001~1014号機を製品化
●幅広の前面ステップに、内バメ式テールライト、前面通風口、切り抜き文字ナンバーを再現
●1000番台の特徴である賑やかなスカート周りのジャンパ栓も再現。 別パーツのジャンパ栓(ホース)が付属
●交流電気機関車ならではの屋根上配線を再現。屋根上碍子は白色
●前面窓ガラス/側面明かり窓のHゴムはグレー。 デフロスター(曇り止め)装備の前面窓、乗務員室側窓はオリジナルの形態を再現
●スロットレスモーターの採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現
●アーノルドカプラー標準装備。交換用ナックルカプラー付属
●選択式ナンバープレート:「1004」「1008」「1011」「1014」 /メーカーズプレート:「日立」「東芝」
●クイックヘッドマーク対応
●付属品:交換用ナックルカプラー、ヘッドマーク(「ゆうづる」「あけぼの」)、選択式ナンバープレート、選択式メーカーズプレート

 

 郵便・荷物列車「東北」

オユ10、スユ13を組み込んだ編成は、荷38レだったか。真昼に東北路を下って行く荷41レにオユ10は連結されてませんでした。

● 東北方面各地へと、郵便物や小荷物を輸送して活躍した「郵便・荷物列車」を手軽に再現できる6両入の車両セット。
● 様々な履歴を持つ荷物専用客車や郵便車の6両セットと、増結用としてスニ41とマニ36の2車種を単品で発売。
● セットのマニ60-2636は、オハニ61からの改造車をプロトタイプとして選定。(単品#5220 マニ60と同じ。)車体色は茶。
● セットのマニ60-2238は、マニ60としての新造車をプロトタイプとして選定。(「大雪」基本セットと同じ。)車体色は茶。
● セットのオユ10は、オリジナルの非冷房車をプロトタイプとして選定。(「ニセコ」セットと同じ。)車体色はブルー。
● セットのスユ13は、オユ12の電気暖房装備タイプをプロトタイプとして選定。車体色はブルー。
● セットのマニ36は、2両ともスハ32からの改造車をプロトタイプとして選定。(「ニセコ」セットと同じ。)車体色は茶。
● 単品販売のスニ41は、2000番台の電気暖房装備車をプロトタイプとして選定。(「能登」セットと同じ。)車体色は青/銀。
● 単品販売のマニ36は、スロネ30からの改造車をプロトタイプとして選定。(「津軽」セットと同じ。)車体色は茶。
● 車両はすべてアーノルドカプラー標準装備。セットの編成端のみ交換用のKATOナックルカプラーが2個付属。
● 郵便・荷物列車〈東北〉6両セットの編成端マニ60-2636、マニ36-2129と、単品スニ41とマニ36(スロネ30改造)にはテールライト標準装備(片側のみ)、消灯スイッチ付。
● パッケージは、6両セットがブックケース(6両+機関車)入。単品はクリアケース入。

 

 

旧型客車セット(青・茶) 
 こちらは、車番も含めて従来の製品で、価格変更製品である点が新規。
381系100番台くろしお  E5系はやぶさ E3系こまち
 これらは、スロットレスモーター装備による価格変更製品。

 

 

2023_9_10
 続いて、9~10月には211系0番台
 東海道から引退する際に、引退当時の編成が製品化された記憶がありますが、KATOさんはそれ以来の東海道211系でしょうか。
 中間連結部は、ボディマウントカプラーに変更。先頭部はもともとボディマウントだったが、カプラーを前方に押し出して首を振らせる構造で連結面が広かった。ここは改良してほしいところだが、明記はしていない。
 そのほか、列車種別表示窓も車体と一体成型からクリアパーツになって点灯化。
 特別企画品は、国鉄時代の平屋グリーン車組込編成。
●10両セット・5両付属編成セットは平成4年(1992)ごろに見られた田町電車区のサロ212(2階建)、サロ211(通常形)で組成されたN4編成・N54編成を製品化
●特別企画品は昭和61年(1986)国鉄末期の田町電車区のサロ210・211(通常形)で組成されたN1編成とN51編成を製品化
●車端部方向幕横の幕板部のビードとオレンジ帯がなく、列車無線アンテナの円形台座がある形態を再現
●屋根上のベンチレーターは別パーツで再現。サロ212のクーラーはAU713採用
●ステンレス車特有の質感の違いを再現
●ヘッドライト/テールライトはケーシングの大きさが均等のタイプを再現。全先頭車ともヘッドライト/テールライト、前面表示点灯(消灯スイッチ付)
●動力車はスロットレスモーター搭載、付属編成は併結運転を考慮してトラクションタイヤを非装備
●中間連結部には、ボディマウント式KATOカプラー密連形を標準装備。実感的な連結面とスムーズな走行を実現
●先頭連結部はKATOカプラー密連形(フックなし)を採用、電連パーツが付属
●前面表示は「普通」取付済。交換用に10両セット・5両付属編成セット(JR仕様)は「快速アクティー」、特別企画品(国鉄仕様)は「東海道線」が付属
●DCCフレンドリー
●付属品
・10両セット・・・消灯スイッチ用ドライバー、電連(1段)×2、胴受・ジャンパ栓×2両分、交換用前面表示×各2、行先表示シール、列車無線アンテナ
・5両セット・・・消灯スイッチ用ドライバー、電連(1段)×2、胴受・ジャンパ栓×2両分、交換用前面表示×各2、行先表示シール、列車無線アンテナ
・15両セット・・・消灯スイッチ用ドライバー、電連(1段)×4、胴受・ジャンパ栓×4両分、交換用前面表示×各4、15両セット用行き先表示シール、列車無線アンテナ
 旧製品入線済みにつきスルーの公算大。

 

 

続いては、10月の新製品
2023_10
 新製品といっても、既製品のマイナーチェンジではありますが、
 JRのDD51 2題とコキ50000の11両セット、JOTコンテナ
 
 まずはDD51
●JR仕様
・平成16年(2004)頃の形態をもとに製品化。列車無線アンテナ装備、非公式側の機関助士席側に温風暖房電源が非設置の形態を再現
・Hゴムは前面窓が黒色/側面窓とボンネット繋ぎ部はグレーで再現

●JR貨物A更新色
・平成15年(2003)に登場した1165号機をプロトタイプに製品化
・青い車体に前面がクリーム色の塗色を美しく再現

●フライホイール付動力ユニット採用で、安定した走行が可能
●ヘッドライト点灯(電球色LED採用)
●アーノルドカプラー標準搭載。交換用ナックルカプラー付属
●選択式ナンバープレート
・JR仕様:「1156」「1161」「1164」「1167」
・JR貨物A更新色:「856」「1147」「1165」「1166」
・メーカーズプレートはいずれも「三菱」印刷済

 

コキ50000

●コキ50000 (グレー台車) コンテナ無積載 11両セット
・抜けた車体台枠に配管等が見えるフレーム形状を的確に再現。空車状態でも精密な外観を楽しめると共に、安定した走行性能を確保
・JR移行後に換装された明灰色のTR223G形台車を再現。オリジナルのTR223形とは異なる台枠のディティールをリアルに製品化
・付属部品としてコキ用反射板を編成両端用に2両分付属(取り付けには加工が必要です)

 

JOTコンテナ青帯

 KATOのコンテナは種類は少ないものの、5個で1200円とリーズナブル。

 

 

 

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

| | コメント (1)

KATO 2023年8月の新製品

 月初めだと思ってKATOのホームページを見ましたら、新製品が発表されておりました。

 EF55高崎運転所 高崎運転所旧型客車

 

 今日、はじめて気づいたので、エイプリルフールじゃないでしょうねえと一瞬疑いましたが、ホームページは昨日更新されていたようですね。

 

2023_8

 ホームページの説明をみますと、

EF55は昭和初期の世界的な流線形ブームの中、EF53のメカニズムを踏襲し昭和11年(1936)に登場しました。前位側は流線形、後位側は客車との編成美や空気抵抗を考慮した切妻形状の外観が特徴の旅客用旧形直流電気機関車で、特急「燕」「富士」などを牽引して活躍しました。
3両製造されたうちの1号機は昭和39年(1964)廃車後も準鉄道記念物として保管されていましたが、昭和61年(1986)に車籍を復帰。高崎線・信越本線・上越線などを中心に12系、旧形客車、ジョイフルトレインなどを牽引して多くの人に親しまれました。
平成21年(2009)1月に運用を終了し、平成27年(2015)大宮の鉄道博物館で保存展示されています。」

とのこと。

 模型としての特徴は、

 昭和61年の車籍復活後の姿

 スピード感あふれる流線形の車体を的確に再現

 車体に覆われた先台車を実車同様の外観で再現しつつ、最小通過曲線半径R282の走行を実現

 スロットレスモーターの採用で、スムースかつ静粛な走行性を実現

 信号炎管、列車無線アンテナはお好みに応じて平成14年(2002)以降の姿も再現可能(要加工:ボディ内側に取付用ガイド凹穴付き)

 前位側・後位側ともヘッドライト点灯

 前位側はダミーカプラー、後位側はアーノルドカプラー標準装備。

 前位側用重連用アーノルドカプラー/ナックルカプラー、後位側用交換用ナックルカプラーを付属

 ヘッドマーク付属(前位側用)。「高崎線開業120周年」「奥利根」「ありがとうEF55」「さよならEF55」を付属(前面開口部から差込式)

 ナンバープレートは「EF55 1」を取付済

 付属品:信号炎管、列車無線アンテナ、重連用アーノルドカプラー、重連用ナックルカプラー、交換用ナックルカプラー(後位側用)、ヘッドマーク(4種)

だそうです。

 

 戦前のつばめ牽引時は華やかな活躍だったようですが、戦後は、方向転換を必要とする車体形状が災いしてか、高崎線の普通列車に運用されて廃車になったようです。

 戦前のつばめ編成の模型は一般的ではなく、入手しやすい客車をお供にするなら、復活時がよろしいのでしょう。

 NゲージのEF55は、マイクロエースとワールド工芸が製品化しておりましたが、KATOさんは先台車を再現しつつR282通過可能な製品になるとのこと。

 特設サイトを見ますと、先台車の中心に回転軸を設けるのではなく、第1先輪あたりに回転軸を設け、かつ、先台車が若干後退する構造とすることで、車体と台車の干渉をクリアしたのだとか。

 なんか脱線しまくりの予感がしますが、KATOさんは脱線対策もばっちり取ったうえでの製品化だそうです。

 早く手に入れて、走らせてみたいものです。

 この方法が有効なのなら、C53やC55の流線形もスケールで作れるのでは?今後の展開が楽しみです。

 

 お供の高崎客車区の旧型客車も、昭和61年当時の仕様。

 まだ、JRになる前ですから、塗装をいじくれば定期列車として活躍していた姿にできるというもの。

 

 スエ78は新規製作。スハフ42やオハ47も、実車同様の客用扉、便洗面所窓を再現するようです。

 スハフ42 2173は、後位ドアが2段のHゴムで、トイレ窓は115系1000番台のような細長いもの

 国鉄末期には、このトイレ窓に改造されたものが結構ありました。

 もう1両、客室扉のHゴムが2段なのは、オハ47 2246

 あとは、現行製品と似たり寄ったりの形状なので、ASSYでこの3両というのもありか。

 もっとも、セットは3等標記の入った姿で製品化されるでしょうから、ASSY+単品の組み合わせでは仕様があわないことになりそう。

 

 復活運転の列車は、基本、導入しない当鉄道ですが、EF55は入線させることになりそうです。あわせて旧型客車も。

 

 2023_8_11

 阪急6300は運転室後方の小窓が増設された姿で製品化。

 E657は、実質、スロットモーター化することによる新製品のようです。

 

 

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

« 2023年3月 | トップページ | 2023年5月 »