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451・453系急行ときわ入線しました

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 クモハ453先頭の11両編成です。

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 451・453系特有の常磐線無線アンテナ

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 モハ450・モハ452特有の車体ルーバー

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 455系と並べますと先頭部屋根上の違いが判ります。

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 tomixさんの公式発売日は明日ですが、フライングではありません。これらはKATO457系の遊休車両に手を加えたもの。

  まだ、ときわが現役で上野駅に出入りしていたころから、ときわ編成にしようと思って少しずつ入線させたものの、必要数が揃うとそれだけで満足してしまって放置という、ありがちなパターン。

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十年近く眠っておりましたが、tomixさんが新製品を出すというので一念発起。ゴールデンウイークがあけてから、暇を見つけてまとめてみました。

 

手を加えた部分は、

1 中間に入る先頭車のカプラー交換 

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新製品発売で廃車にした165系佐渡の発生品を有効活用。

最近では台車と一体のスカートをあごわれというそうですが、中間車になってしまうので気にしません。

 

2 モハの屋根の交換 

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 これも、ときわにしようと買っておいたもの。このパーツで2列ベンチレータを1列にできます。

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 クーラー、ベンチレータはねずみ色1号、モハの高圧機器はシルバー、ガイシは白に。

 

3 モハ山側にシリコン整流器冷却通風口を取り付け。モハ450,452の特徴。

 タバサパーツ。買い置きがあったはずなのに行方不明。新たに調達してきました。

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 FARBEの赤13号で塗ってゴム系接着剤で貼り付けました。

 

4 先頭車に常磐線アンテナ設置

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 EF80用を2か所屋根に取り付けて、真鍮線の配管を取り付け

 

5 先頭車の静電アンテナ取り換え

 タイフォン付きの455系用を415系用のパーツに交換

 

6 ヘッドライトレンズ交換 

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 ただの透明パーツをレンズがモールドされた新165系用に。ただし、クモハ165ヘッドレンズ部分のみを使用して、導光はもとの部品を切り詰めて使用。

 

7 旧製品の運転室窓を

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Hゴム塗装がなされたパーツに交換

 ざっとこの程度の軽工作でときわの入線となりました。

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9月発売のEF56、ED75の価格アップ幅が異なる件

 EF56とED75は、スロットレスモーターに変更されて9月に発売です。

 

 

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 EF56の新発売は、2013(平成25)年の6月で、品番は3070-1、価格は税抜き7,500円でした。

 今回のEF56は、品番が3070-2となり、価格は税込み8,910円ということは税抜きで8,100円。600円アップの価格変更となります。

 ED751000前期形の新発売は、2014(平成26)年の10月で、品番は3075-1、価格は税抜き6,800円でした。

 今回のED75は、品番が3075-4となり、価格は税込み9,020円ということは税抜きで8,200円。1,400円アップの価格変更です。

 いずれの製品についても、スロットレスモーターによる価格アップは理解できます。しかしEF56で600円アップ、ED75で1,400円アップとアップ額に幅がある要因は如何に?

 

 例によって、商品の特長をコピペして旧製品と比較してみます。

まずは、EF56。

● 丸みを帯びた溶接構造の車体が特徴のEF56 1次形。EF57の角ばったスタイルとは対照的な外観を的確に製品化。
● 昭和40年代後半から50年代前半、宇都宮機関区に所属し東北本線を中心に活躍した6号機晩年の姿をプロトタイプに製品化。

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● 選択式ナンバープレートは2・3・6・7。メーカーズプレートは川崎車輌を、ユーザー取り付けパーツとして付属。
● 中央に寄ったパンタグラフは、PS14(黒)を搭載。常磐線無線アンテナをユーザー取り付けパーツとして付属。
● SG搭載のEF56の特徴である吹き上げ式煙突もきっちり再現。屋根上高圧引込み線、SG安全弁は金属パーツで再現。

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 黒のPS14というのは、台枠とシューが黒いパーツという意味でしょうか。だとしたら、変更なしです。
● 旧形電気機関車独特の重厚な台車を的確に表現。EF57とは異なる内台枠式の先台車も正確に再現。

 ポスターには、先輪をスポーク車輪に変更とありますが、・・あれえ・・・特長では触れられていませんねえ。

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 旧製品は、スポークは表現されていますが、抜けていません。抜けたとしても内側に先台車枠があるので、あんまり目立たないと思われます。

● カプラーは、アーノルドカプラー標準装備。交換用にKATOナックルカプラー(CSタイプ)が付属。
● おなじみの定評あるフライホイール付き動力ユニットで、安定ある走行と牽引力を発揮。

 EF56の600円の価格変更は、モーターとスポーク車輪代のようです。

 

続いてED75。

●昭和50年代の国鉄 青森機関区の所属機で、 1000番台の中でも、前期形と呼ばれる1001~1014号機を製品化
●幅広の前面ステップに、内バメ式テールライト、前面通風口、切り抜き文字ナンバーを再現
●1000番台の特徴である賑やかなスカート周りのジャンパ栓も再現。 別パーツのジャンパ栓(ホース)が付属

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●交流電気機関車ならではの屋根上配線を再現。屋根上碍子は白色

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●前面窓ガラス/側面明かり窓のHゴムはグレー。 デフロスター(曇り止め)装備の前面窓、乗務員室側窓はオリジナルの形態を再現
●スロットレスモーターの採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現
●アーノルドカプラー標準装備。交換用ナックルカプラー付属
●選択式ナンバープレート:「1004」「1008」「1011」「1014」 /メーカーズプレート:「日立」「東芝」
●クイックヘッドマーク対応
●付属品:交換用ナックルカプラー、ヘッドマーク(「ゆうづる」「あけぼの」)、選択式ナンバープレート、選択式メーカーズプレート

 

 見たところ、モーター以外の変更はないようです。モーター変更だけで1,400円アップ。

 

 ED75は車体が短いので、新タイプのスロットレスモーターを取り付けるためか?と思ってボディを外してみましたが、フライホイールの位置は従前のものと同じ。Aタイプのスロットレスモーターが入らないわけではないようです。

 外の人間が勝手に想像すると、

ED75を発売した時点ではTOMIXさんが1/150ピタリの製品を先行して発売してユーザーに行き渡っており、爆発的に売れる公算がなかったので製造数を絞った結果、十分利益をあげたとは言えない状況であったので、モーター変更を機に利益を確保させてもらいましょうということかも。

 本当のところは中の人に聞いてみないと判りませんねえ。

 

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KATO211系のリニューアルはどんな感じ

9月と10月にKATOの211系がリニューアルされることになりましたが、

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既製品の211系のどこがリニューアルされるのか、確認してみましょう。

製品紹介の説明によれば、

●10両セット・5両付属編成セットは平成4年(1992)ごろに見られた田町電車区のサロ212(2階建)、サロ211(通常形)で組成されたN4編成・N54編成を製品化
●特別企画品は昭和61年(1986)国鉄末期の田町電車区のサロ210・211(通常形)で組成されたN1編成とN51編成を製品化
●車端部方向幕横の幕板部のビードとオレンジ帯がなく、列車無線アンテナの円形台座がある形態を再現
●屋根上のベンチレーターは別パーツで再現。サロ212のクーラーはAU713採用
●ステンレス車特有の質感の違いを再現
●ヘッドライト/テールライトはケーシングの大きさが均等のタイプを再現。全先頭車ともヘッドライト/テールライト、前面表示点灯(消灯スイッチ付)
●動力車はスロットレスモーター搭載、付属編成は併結運転を考慮してトラクションタイヤを非装備
●中間連結部には、ボディマウント式KATOカプラー密連形を標準装備。実感的な連結面とスムーズな走行を実現
●先頭連結部はKATOカプラー密連形(フックなし)を採用、電連パーツが付属
●前面表示は「普通」取付済。交換用に10両セット・5両付属編成セット(JR仕様)は「快速アクティー」、特別企画品(国鉄仕様)は「東海道線」が付属
●DCCフレンドリー
●付属品
・10両セット・・・消灯スイッチ用ドライバー、電連(1段)×2、胴受・ジャンパ栓×2両分、交換用前面表示×各2、行先表示シール、列車無線アンテナ
・5両セット・・・消灯スイッチ用ドライバー、電連(1段)×2、胴受・ジャンパ栓×2両分、交換用前面表示×各2、行先表示シール、列車無線アンテナ
・15両セット・・・消灯スイッチ用ドライバー、電連(1段)×4、胴受・ジャンパ栓×4両分、交換用前面表示×各4、15両セット用行き先表示シール、列車無線アンテナ

となっています。

 

 まずは、

●車端部方向幕横の幕板部のビードとオレンジ帯がない形態を再現

とされている点。

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 上は、1992年購入の10-151 211系6両セットのクハ211-5、下は、2007年購入の10-517 211系2000番台基本セットのクハ211-2015

 クハ211-5は、方向幕横にビードとオレンジ帯がなく、クハ211-2015は、ビードはないがオレンジ帯はあります。

 リニューアル品は、クハ211-5の仕様になるということらしい。

 ところで、既製品は、行先表示窓が車体と一体成型で、行先シールを貼らなければさまにならないし、当然点灯状態にもなりません。

この点、製品説明では触れられていませんが、まさか車体と一体を維持なんてことはないでしょう。

 

 次に、

● 列車無線アンテナの円形台座がある形態を再現

●屋根上のベンチレーターは別パーツで再現

●ステンレス車特有の質感の違いを再現

とされている点

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 クハ211-5もクハ211-2015も、列車無線アンテナが車体と一体成型になっています。

 リニューアル品では、円形台座だけ車体と一体成型で、列車無線アンテナは別パーツということのようです。

 確かに、1985(昭和60)年の登場時には台座だけで列車無線アンテナは載っていませんでしたが、翌年のうちに取り付けられたので、台座だけの姿を再現する必要があるのかどうか。

 

 ベンチレータはどちらも一体成型。

 別パーツとなれば、開口部のスリットも表現されて、実感的になることでしょう。

 

 ステンレス特有の質感の違いは、どちらも表現されていませんでした。どんなものになるのか楽しみです。

 

  追記です。旧製品でも乗務員室ドアとドア枠、客室ドアのドア枠は、車体と質感の異なる表現がされています。これのことを言っているのであれば、従来通り。

 

●サロ212のクーラーはAU713採用

とされている点

 当方、JR後のクーラーについて全く知識がなく、AU713は判りません。

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 とりあえず、211系2000番台セットのサロ213-116とサロ212-125を上から撮影しときました。

 

●ヘッドライト/テールライトはケーシングの大きさが均等のタイプを再現

● 全先頭車ともヘッドライト/テールライト、前面表示点灯(消灯スイッチ付)

とされている点

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 左がクハ211-5、右がクハ211-2015ですが、ライトケーシングは均等?

 Nではケーシングの大きさを変えても目立つことはないのでは?

 つづいて、クハ211-2015では、前面表示がクリアパーツ化され、消灯スイッチが付きました。

 クハ211-5は、前面表示までボディ一体成型。昔の設計は大胆です。

 リニューアル品では、電球からLEDに代わって実感的な点灯になるものと思います。

 

●中間連結部には、ボディマウント式KATOカプラー密連形を標準装備。

とされている点

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 上がクハ211-2015、下がクハ211-5

 いずれも、台車マウントのKATOカプラーBタイプです。製造時期により、密連タイプと自連タイプに分かれてますが、これがボディマウントになるということです。

 

●先頭連結部はKATOカプラー密連形(フックなし)を採用、電連パーツが付属

とされていますが、中間と同じボディマウント式になるのか、

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従前の前に押し出してカプラの首を振らせる大部のままなのか。

 ちなみに、クハ211-5はダミーカプラーです。熱海寄りの先頭車で連結しない側の先頭車なので、これはこれでよいのですが、

 

 1992年購入の中間クハは、

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スカートが首を振るタイプで、今や論外。

 

 2007年購入の中間クハは、

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スカートが首を振ることはなくなったものの

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連結面が広くなってしまいます。これが改善されないとリニューアルの意味はないと思うのですが、KATOさんは中間車と同じ仕様にするのでしょうか。

 

●前面表示は「普通」取付済。交換用に10両セット・5両付属編成セット(JR仕様)は「快速アクティー」、特別企画品(国鉄仕様)は「東海道線」が付属

 既発売品は、いずれも列車種別はシールでしたが、リニューアルされて印刷された表示窓が装備されるようです。

 

 側面の行先表示窓と中間クハの先頭部カプラーの取付方法が不安ですが、おしなべて再現性の高い製品にリニューアルされる気がします。

 試作品の公開が楽しみです。

 

 

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