2023年12月および2024年1月の新製品が発表されました。
新規新製品はありません。これだけ充実してくると、新規新発売時に買いそびれた方々の需要もばかにならないでしょうし、金型に対する投資を回収する必要もあるでしょうから、やむをえないと思います。
マイナーチェンジ路線で行くなら、既発売のSLのバリエーション展開、ホビセン京都店が特製品として発売しているものを通常商品として発売してもよろしいのでは?
111系0番台横須賀色とか、169系は需要があると思いますが、なかなか製品になりません。
それでは、12月新製品から
E257系5000番台と5500番台
既発売のE257系のバリエーション展開。クリスマス商戦にあわせてサプライズの新製品が発表されてきましたが、コロナ以降、そういう傾向がなくなったように思います。
ホームページで製品概要をみますと、
5000番台
●大宮総合車両センター東大宮センター所属OM-92編成を製品化
●側面の濃淡の緑帯で表現されるデザインを再現
●機器更新が行われた床下機器、LED化されたライト類、先頭部のスノープロウ、荷物室設置に伴い一部窓が埋められた外観を的確に再現
●車体と段差の少ない側面ガラスの形状をリアルに再現
●中間連結部はボディマウント密連カプラー(フックなし)を採用。先頭部用に電連(1段)が付属
●定評ある動力ユニット(フライホイールなし)採用で安定した走行が可能。トラクションタイヤあり
●ヘッドライト/テールライト、前面ヘッドマーク点灯
●交換可能な前面ヘッドマークは「踊り子」を取付済。「あずさ」「新宿さざなみ」「特急」ヘッドマークを収録
●行先表示シール付属
●付属品・・・屋根機器×1、電連×1、ヘッドマーク大小「あずさ」「新宿さざなみ」「特急」、行先表示シール×1
5500番台
●大宮総合車両センター東大宮センター所属OM-53編成を製品化
●側面の濃淡の緑帯で表現されるデザインを再現
●機器更新が行われた床下機器、LED化されたライト類、先頭部のスノープロウ、荷物室設置に伴い一部窓が埋められた外観を的確に再現
●車体と段差の少ない側面ガラスの形状をリアルに再現
●中間連結部はボディマウント密連カプラー(フックなし)を採用。先頭部用に電連(1段)が付属
●定評ある動力ユニット(フライホイールなし)採用で、安定した走行が可能。トラクションタイヤなし
●ヘッドライト/テールライト、前面ヘッドマーク点灯
●交換可能な前面ヘッドマークは「草津・四万」を取付済。「あかぎ」「富士回遊」「特急」ヘッドマークを収録
●付属品・・・電連×2、ヘッドマーク×4種(「あかぎ」「富士回遊」「特急」「(無地)」)、行先表示シール×1、ドライバー×1
踊り子カラーとは一味違い、身近に見る人なら入線もありかも。当鉄道では、高崎線運用の5500番台が入線予定です。
EF81一般色敦賀運転派出と24系日本海再生産
EF81は、
● EF81 一般色 敦賀運転派出
・大阪-青森間の日本海側をロングランで牽引する、JR西日本の福井地域鉄道部・敦賀運転派出に所属するローズピンクのEF81、平成23年(2011)現在の姿をプロトタイプに製品化
・選択式ナンバープレート:(101・106・107・108)を選定
・「日本海」のヘッドマークを2個付属
・メーカーズプレート(日立)を再現
・交直流機独特の碍子・屋根上配線(金属)でリアルに再現
・前面手すり・開放てこは別パーツにて装着済
・前面ステップを再現
・側面運転窓下の点検蓋を再現
・室内灯付客車フル編成を十分に牽引できる、最新式の動力ユニットの採用でパワフルな走りをお楽しみいただけます。
・フライホイール・サスペンション機構搭載動力でスムーズな走行性を実現
・ヘッドライト点灯
・車体表記(検査表記:金沢総/23-4、他)を印刷でリアルに再現
・PS22パンタグラフを採用し、屋根上ディテールと精悍な車体を的確に模型化
・運転台を表現(操作盤・イス・室内シースルー化)
・アーノルドカプラーを標準装備、交換用のKATOナックルカプラー付属
新製品たるゆえんはスロットレスモーター搭載のようですが、細かな車体標記などに変更があるのでしょうか。
24系日本海再生産
● 平成23年(2011)現在のJR東日本の青森車両センターに所属する24系「日本海」編成をプロトタイプに製品化。実車同様、金帯と白帯が混在する個性溢れる編成を再現。
● オハネフ24 0番台は、側面洗面所窓閉塞、側面非常扉閉塞、車掌室窓小型化、列車無線アンテナ設置などの改造を的確に再現
● オロネ24は、非常扉閉塞の車体を新規に設定
● 側面行先表示は青森行で設定。
● トレインマークは、基本セットのオハネフ24 117とカニ24 511に変換式テールマーク装着。「日本海」「あけぼの」「団体」「臨時」
● オハネフ24やオハネ24・25は、同じ青森車両センターの車両で運転される「あけぼの」への転用が可能です。
● 基本/増結セット、いずれも7両用ブックケース入、機関車収納用のスペース付。
● 6両基本セット
・オハネフ25 117(金帯)+オハネ25 152(金帯)+オハネ25 215(金帯)、オハネフ24 21(白帯)+オロネ24 5(白帯)+カニ24 511(金帯)
● 5増結セット
・オハネフ24 15(白帯)+オハネ24 51(白帯)+オハネ25 210(金帯)+オハネ24 7(白帯)+オハネ24 20(白帯)
● 奥まった客室扉や屋根上のクーラーなどディテールを細密に再現
● 屋根板の状態をリアルに再現
● 側面行先方向幕「日本海/青森行」、号車番号札、B寝台などの等級表示などを印刷で表現
● 青20号の車体色、2本の白帯、3本の金帯を美しく塗り分け
● 車体と同一面に組み込まれた薄青の窓ガラスを再現
● クーラーや水タンク、エアタンク、配管類などの床下機器を細密に再現
● テールライト、テールマーク点灯(基本セットのオハネフ24 とカニ24のみ)
● オハネフ24 117とカニ24 511の機関車側はアーノルドカプラー標準装備(付属のナックルカプラーと交換可能)
● 中間に入るオハネフ24はホロ取付済、KATOカプラー伸縮密自連形を標準装備(中間連結面)、連結間をリアルに再現。
● テールエンドを引き締めるジャンパ栓パーツ付属
金帯と白帯が混結されたブルトレ最後のころの姿。ブルトレは模型の中の存在になってしまいました。
これといって華のある編成ではないけれども、乗ったことのある人、身近に見ていた人の心をくすぐる製品だと思います。
ドクターイエロー再生産
789系カムイ・すずらん再生産
こちらは、クリスマス商戦にむけての再生産でしょうか。
3月改正で引退した651系1000番台
草津などが185系から651系になったときに、一度製品化されました。
新製品とされていますが、どのあたりが?
●651系1000番台タイプ 「スワローあかぎ・草津」 7両セット (ホビーセンターカトー製品)
・既存製品とは異なる大宮総合車両センター所属のOM207編成をプロトタイプに製品化
・クハ650/モハ651/サロ651の車端部床下機器を再現
・椅子はクハ650/651、モハ650/651を紫色、サロ651を青色で表現
・ヘッド/テールライト、愛称板点灯(消灯スイッチ付)
・先頭車前面はボディマウント密連カプラー(フックなし)を標準装備
付属部品…交換用ヘッドマーク<あかぎ><草津>×各2、電連(1段)×2、行先表示シール、ドライバー
※行先表示シールは令和3年(2021)3月以降の指定席増加や行先を反映した内容を収録
続いて、2024年1月の新製品
EF81300JR貨物更新車
●平成22年(2010)ごろに全般検査を受けた更新工事後の300番台を製品化
●黒Hゴム、側面の点検蓋取り付け後の形態、重連改造後のスカートや改造銘板を再現
●車体側面にあるプレート式のJRマークを再現
●既存製品とは異なる位置に設置された列車無線アンテナを再現
●独特のステンレス質感とリアルに表現されたコルゲートを配した車体を的確に再現
●ヘッドライト点灯
●日本海縦貫線活躍時を再現できるスノープロウ付属
●選択式ナンバープレート「301」「302」「303」「304」を付属
●303号機と304号機で異なる色のメーカーズプレート(付属部品)を再現
●スロットレスモーターの採用で、スムースかつ静粛な走行性を実現
●付属品・・・選択式ナンバープレート:「301」「302」「303」「304」、改造銘板付メーカーズプレート(日立・緑/ローズピンク×各1)、交換用ナックルカプラー×2、スノープロウ×2
あわせて、ローズピンクの301、302号機も
ED76後期型JR貨物更新車
●ED76 0 後期形 JR貨物更新車
・プロトタイプは平成17~28年(2005~2016)頃のJR貨物門司機関区所属の81、83号機
・SG撤去に伴い煙突、整風板が撤去された屋根を新規製作
・赤2号の車体に側面の白帯と銀色の乗務員室扉、側面点検蓋のない外観を再現
・交流機特有の複雑な屋根上配線を再現
・スロットレスモーターの採用で、スムースかつ静粛な走行性を実現
・アーノルドカプラー標準装備。交換用ナックルカプラー付属
・ヘッドライト点灯(電球色LED採用)
・選択式ナンバープレート「81」「83」「55」「59」を付属
・付属品・・・選択式ナンバープレート前面用/側面用、メーカーズプレート、交換用ナックルカプラー
暖房機器の撤去などで小改造が施された姿の新製品のようです。
平成のはじめころは、数カ月に1度の新製品発表を楽しみにして、発売されれば原則購入でしたが、これだけ製品が充実してしまうと、印象に残る列車でないと手が出ません。
JR九州系は地元の方々にお任せしましょう。
コキ200JRFマークなし2両セット
●コキ200(JRFマークなし)コンテナ無積載
・「大牟田行き貨物列車」などの専用列車にも使用されるコキ200のJRFマークのない外観を再現して製品化
・20ftコンテナ2個の積載に最適なコンテナ貨車
・JRFマークが撤去された近年の形態を再現
・鮮やかな赤の塗色が映える台枠(フレーム)をリアルに再現
・台枠内側のパイピングを実車のイメージ通り細密かつ的確に再現
・パッケージの中敷はコンテナ積載/無積載に対応
・付属品・・・手スリ・ハンドル×2両分
コンテナ貨車は、こまかな変更が施されているようで、模型も律義に追随しているようですが、模型に反映されてはじめて実車の変更を知る私にとりましては、スルーの公算大です。
そして、9月の再生産はホキ2200
ついこの前再生産されたと記憶していますが、私は一度も目にしないまま、店頭から消えました。
売行き好調ゆえの再生産?
実車は2000年代に消滅したと思いますが、今そんなに新規があるのはなぜでしょうか。
ちなみに、国鉄時代は解結貨物列車に数両が組み込まれていたように記憶しています。
JRになりますと、上り北斗星の後にやってくる列車を、ヒガハスでよく撮影しました。
EF65Pが15両くらいのホキ2200を牽いて上ってきていました。
にほんブログ村
最近のコメント