KATO 3095 EF55高崎運転所 入線
何年かぶりに予約していたEF55。発売当日なのに店頭には5本並ぶのみ。バックヤードにはあるのかもしれませんが、予約しといてよかった。
ケースは、「KATO」のロゴが透明の新タイプ。前のケースに比べて上蓋とケースの隙間が狭くて開けにくい感じがしました。私のだけでしょうか。
ケースをあけると、透明シートが車体を保護。その下に、車体をパツキンで、足回りを固定具で保護されたEF55が収納されています。
デッキのてすりやパンタグラフなど繊細なパーツがありますので、安易に取り出そうとすると想定外の事態が起きないとも限りません。
デッキ寄りの固定具を引っ張り上げると安全に取り出せました。
付属品は、
後位側用のナックルカプラー 形状はCSナックル
ヘッドマーク
高崎線開業120周年、奥利根、ありがとうEF55、さよならEF55の4種類
ヘッドマークステイ 胴受けと一体になっています。
重連用カプラー
重連用ナックルカプラー SLのモデルについているようなナックル固定のものです。
信号炎管と列車無線アンテナは、ユーザーが穴を開けて取り付ける上級者向けパーツ
実車をマジマジと見たことはありませんが、いい感じのフォルム。
ぶどう色2号の車体は適度なつやがあって好印象。飾り帯もシャープで綺麗です。
ナンバープレートはEF551が取り付け済みでメーカーズプレートは印刷済みです。
パンタグラフは銀色。屋根上と屋上機器は大宮工場標準の黒塗装が施されています。
前位側の砲弾型ライトは
形状の破綻もなく点灯。
後位側のLP42(でしょうか)は、
導光材のカバーがちょっと気になる程度で、こちらも点灯。
前位側に取り付けられた手すりは、
細くできていて形態に破綻がありません。
前位側のカプラーは
自連のダミーがデフォルトですが、上記のとおり重連カプラーが付属。ヘッドマークを取り付けるときは、胴受けのみのパーツを、胴受けとヘッドマークステーが合体したパーツに交換します。
先台車には排障器が表現されています。スポーク車輪は綺麗に抜けています。
後位側のデッキ手すりはやや太い感じ(私の主観です)。
デッキの下が
スケスケです。カプラーが台車マウントのために台枠が省略されているためです。C11やC12の後部カプラーのときも感じたのですが、台枠を表現してカプラーをセットしても連結に支障はないのでは? カプラーはアーノルトがデフォルトですが、上記のとおりCSナックルが付属しています。
また、カプラポケットにはATS車上子も表現されていました。
流線形の車体でカーブを通過できる工夫
後位側の主台車のセンターピンは通常の位置にありますが、前位側は、主台車のセンターピンの位置は先台車のセンターピンと同じです。
これなら、先台車は車体の中心から動かないので、干渉することもないという理屈。
走行試験をしてみました。スロットレスモーターの威力でスローが効きます。サスペンションのおかげで給電が途切れることがありません。
一番心配なダブルクロスも
しっかりレールに追従していきますし、台車が車体からはみ出すこともありません。
信号炎管(1962年の三河島事故以降の装備)と列車無線アンテナ(1986年ころから準備工事がはじまった)を取り付けるべきか否か、ちょっと検討してみたいと思います。
次回はカプラーを交換して、同時発売の旧型客車セットを牽かせてみます。
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