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KATO2023年11月から2024年3月にかけての発売予定品情報

 KATOさんから、製品発売の発表がありました。

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 未知のシステムですので、ホームページの説明をみますと、

「ジャストプラグは電源や制御機器をモジュールで構成し、ライトやライトを組み込んだアクセサリーをプラグで簡単に接続可能なシステム。
制御機器であるライトハブは調光可能なライトポートを4つ備えます。
ジオラマに光の要素を加え、朝~夜という時間的広がりを演出します。」

 プラグで簡単に接続可能なシステム。ターミナルが用意されていて、はんだ付けやビス止め不要ということでしょうか。しかし、ストラクチャー照明の配線を頻繁に抜き差しする場面はなかなか考えにくい。調光可能な点は新機軸。

 当該ページの一番下にYOUTUBE動画があります。リンクを貼っておきます。

 ジャストプラグシステムを使用していますが、実際は都会ジオラマ作成の動画です。

 1m未満の長方形のボードに設置したライトのコードは直径1センチ以上の束になってました。一体いくつライトを使っているのか。いくらかけているのか。ちょっと恐ろしい。

 また、列車が走行するシーンがあるのですが、昼間の情景では室内灯未設置の車両を、夜間の情景では設置済みの車両を使用しています。

 現行の室内灯が不自然に明るすぎると思う私にとっては、我が意を得たりと思える演出でした。

 

 そのほかの発売予定品は、スロットレスモーターを載せたり、実車の塗装変更に対応した製品です。

 キハ85系200番台車両を生産するのが完全新規新製品。11月にオーシャンアローを新規生産するスケジュールからすれば、これが本来の姿なのかもしれません。

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 むしろ、新発売やこれまでの再生産のときに買いそびれた方々にとって入線の機会となる発売予定品です。

 11月

 貨車セットとトラ45000、テム300、レ12000、レサ5000、ワキ5000、トキ25000、ヨ5000

 阪急9300系スターターセット

 手歯止め(新製品) 車両を持ち上げて設置する構造。静止ジオラマ向き?

 ファミリーレストラン2種、ビジネスビル2種、オフィスビル2種、ショッピングビル

12月

 角店4種

1月

 ビックボーイ関連のサウンドカード

2月

 E259系リニューアルカラー(新製品)

 E657系リバイバルカラー(新製品)

 キハ85系(新製品)オーシャンアローとのコラボを意識したポスター 

 営団500形丸ノ内線ベストセレクション(新製品)

 昇降台(新製品)ユニトラックの道床高さに対応

3月

 EH200 現行仕様(新製品)JRFマークが消え、GPSが撤去された姿

 日本オイルターミナルタキ43000、タキ1000 10両セット(新製品)

 E261系サフィール踊り子 ベストセレクション(新製品)

 U38Aコンテナ 日産陸送仕様

 

 リストアップしてみると、いろいろと生産しています。これらの製品を待ち望む声が大きいのでしょう。入線済みを理由に、新規製品がないとぼやくのは慎まなければならないと思った今回の発表でした。

 

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鉄道コレクション第32弾

9月も半ばになってなんですが、8月は、EF55に引き続き、

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鉄道コレクションも入線しました。

 開封してみますと、ノーマルコンプリート。

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シークレットは、水郡線のイエロー塗装だそうで、ノーマルコンプリートで満足です。

 半月かかりまして、ようやく、ユーザーパーツの取り付けが終わりました。

 キハ126

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とBEC819系は無線アンテナだけなのですが、

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北の車両ほど取付パーツが多く、キハ120に至っては、

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信号炎管、ホイッスル、列車無線アンテナ、衛星アンテナ及び防護板と5つものパーツを

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前後の運転台に取り付けることになり、うんざり 大変やりがいがありました。

 YOUTUBEで実車の映像をみますと、単行のものは見当たらず2両編成以上のものが多いようです。

 開封売りのキハ120を用意しようかとも思いましたが、同じナンバーのものが2両あっても・・・それに、KATOクオリティになれてしまった身としては、鉄コレ動力には不安があります。実車では

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キハ110との併結もあるようなので、連結できるようカプラーを工夫してみたいと思います。

キハ131+キハ132は、

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八戸線仕様ですが、キハ130同様に

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水郡線仕様であったら、3両まとめてNゲージ化したのに、と思います。おって、オープンパッケージで発売されることを期待します。

 こんなの知らなかったEV801系、

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バッテリーの性能上、平坦線で走行距離の長くない路線が最適とのことなので男鹿線で運用。

 上野発の急行おがが乗り入れるほかはC11が旧型客車をけん引する路線という昭和のイメージしかなかったので、タイムスリップしたような近代化ぶりです。

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EF55の整備と10-1805 高崎運転所旧型客車7両セット

 EF55と高崎運転所旧型客車を入線整備し、試運転をおこないました。

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 入線整備にあたっては、EF55の復活当時の様子の掲載された

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鉄道ファン1986(昭和61)年10月号を参考にしました。

 同誌の折込カラーには、同年3月26日に大宮工場で整備終了した写真があります。

 同誌掲載の履歴簿によれば、同年6月24日に車籍復活、同年7月7日には、営業運転に必要な検査が終了し、同月25日、高崎水上間で営業運転を開始したとのことです。

 このときの営業運転は、よみがえるEF55(GOGO)と題して、25日から27日および8月1日から3日にかけて行われ、今回のEF55と旧型客車はこのときの姿をプロトタイプとしたようです。

 同誌に掲載された写真を見ますと、列車無線アンテナも信号炎管も未整備(表紙をみても判ります。)。EF55は、1958(昭和33)年に廃車になっていて、当時は信号炎管はありませんでしたので、整備にあたって取り付けないということも判るのですが、本線で営業運転する際にも取り付けなかったのはちょっとした驚きです。

 ということで、

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ユーザー取付パーツやヘッドマークは使用せず、

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後位側カプラーをCSナックルに交換するだけにしました。

 高崎線120周年号運転の際には、信号炎管も列車無線アンテナも取り付けられており、さらには、機関助手側の窓の上に棒状の無線アンテナらしきものが取り付けられていたようです。

 

 つづいて、10-1805 高崎運転所 旧型客車7両セットについて

 よみがえるEF55運転当時の綺麗に整備された状態をモデル化しています。

 車体色は、つやのあるぶどう色。とてもきれいです。

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ただ、窓ガラスパーツと一体の窓枠の色調が車体よりも薄く、ちょっと惜しい。

 両端のスハフの車掌室側とスエ78の両側がアーノルトカプラー、そのほかはKATOカプラーBタイプジャンパケーブル付きです。写真は、すでにナックルカプラーに交換してあります。

 付属するパーツは、かもめナックルカプラー4個、客車にセットする「GOGOTRAIN」テールマーク、スエ78のふさぎ板を取り外す場合に取り付ける貫通ホロそして後部標識円板。

 

セットの目玉はスエ78。

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 スエ78についても、上記鉄道ファンに説明があり、もとは2等食堂合造車のスロシ38000として1935(昭和10)年に誕生、戦中に3等食堂合造車のスハシ49に格下げ、戦後の混乱期に全室3等車改造されてオハ78となり、1954(昭和29)年には、郵便荷物合造車マユニ78に再改造され、1966(昭和41)年にスエ78救援車となったそうです。

 営業運転の際には、スエ78にも乗客の姿が見えますが内部は救援車のままだったそうです。

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模型の内部も床だけの表現

 

 その余の6両はオハ47が4両とスハフ42が2両。既存の製品を塗り替えて、窓下に三等標記が印刷しただけかと思いきや、1両、1両細かなところで作り分けており、芸が細かい。

 

スハフ42 2071

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 単品のスハフ42青(5134-2)を塗り替えただけかと思いきや、トイレ窓の桟の有無に違いがあり、

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 車掌室の貫通扉窓が天地方向に小さくHゴム支持ではありません。

 

オハ47 2266

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 こちらは単品のオハ47青(5135-2)の塗り替え製品

 

オハ47 2239

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 2266と同じかと思いきや、洗面所窓の桟が中途半端な位置にある(写真下)変形車でした。

 

オハ47 2261

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 車体はオハ47青の塗り替えなれど、窓パーツは、トイレ、洗面所窓に桟のないタイプ

 

オハ47 2346

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 2位側の客室扉が2段のHゴム支持の変形車。また洗面所窓の桟も中途半端な位置

 

スハフ42 2173

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 車掌室の貫通扉は2071同様、小さくてHゴム支持でない形状。車掌室寄りのサボ受けが客用扉のとなりではなく、車掌室車端に取付られ、2,4位側の客室扉は2段のHゴム支持、客室の窓枠はアルミサッシ。

 

 細かく作り分けられたセットですが、そんな細かいことは気にしないということであれば、スエ78のASSYのみ入線させて、あとの6両は入線済みの車両からチョイスするのもありだと思います。

 が、1セット購入しておいて

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D51498やC6120に牽かせるのもありでは。

 

 客車の方の入線整備は、スエ78の両側とスハフ42の車掌室側のカプラーをかもめナックルに交換

 スエ78のふさぎ板側とスハフ42 2173にGOGOTRAINのテールマーク取り付け

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スエ78は両面テープで貼り付けましたが、スハフは幌に接着して、幌ごと取り替えるようにしました。

 

行先サボは

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つぶしの利く「高崎行」を貼り付け

 

Ⅹ(Twitter)に走行画像をアップしました。

 

 

 

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KATO2024年1,2月発売の製品

 今月は早くも1日に発売製品の発表がありました。

 2024年1月発売の新製品は、先月EF81とED76が発表されていましたが、

20241

追加でN700系新幹線が発表されています。

N700系2000番台

 東海道新幹線は疎くてよくわかりませんので、KATOさんの説明を引用させていただきます。

N700系2000番台は、N700系に後発のN700A新幹線の機能の一部を反映する改造を施し改番する形で登場した形式で、現在も活躍を続けています。側面のロゴマークは「N700」の横に小さめの「A」の文字が追加されたロゴに変更され、ファンの間からは「スモールA」などと呼ばれ親しまれています。東海道・山陽新幹線の「のぞみ」「ひかり」「こだま」として運行されています。」だそうです。

 モデルの特長は、

●編成の車番はJR東海所属のX65編成で製品化
●「A」の文字が追加された車体側面のロゴマーク、2000番台に改番された車番や記号をXに改められた編成番号を再現
●エアロ・ダブルウイング形の先頭部を的確に再現
●特徴的な車体間の全周ホロを再現
●屋根上の号車番号表記や赤い車端部警戒色を再現
●ホワイトの車体にブルーのラインを配した爽やかな車体塗色を美しく表現
●曲線通過時に実車同様に車体を傾斜させる「車体傾斜システム」を装備
●スロットレスモーターの採用で、スムースかつ静粛な走行性を実現
●ヘッドライト/テールライト点灯。実車同様に側面からも光が見える点灯状態を再現
●側面行先表示「のぞみ 3 博多」印刷済

 

N700系「のぞみ」

N700系は700系をベースに速達性、快適性、環境性能、省エネルギー化などあらゆる面を進化させた次世代のハイテク新幹線として2007年にデビューしました。現在は、N700A新幹線に準じた更新工事を受け、N700系2000番台と改番されて活躍を続けています。
従来の4両基本セットと4両増結セットを一つの8両基本セットと改めたセット構成にした再生産製品です。『10-549 N700系新幹線「のぞみ」 8両増結セット』と組み合わせると16両フル編成をお楽しみいただけます。」とのこと。

 4両基本セットと4両増結セットを8両セットにしたから新製品扱いになっているようです。

 

レーティシュ鉄道の製品は、一昨年7月のコンテナ列車以来ですが、今回はアレグラ+ベルニナ急行の再生産とオープン客車の車番違いを製品化。

その他、HOの北斗星が充実するようですね。

 

 2月には、C56 160と12系客車JR西日本仕様

 またしても、保存SLの製品化。

20242

C56160

C56は、装飾の鉾された動態保存機の仕様

試作品の写真を見て

C561602

C561601

現役当時の仕様で製品化か!とぬか喜びしましたが、そんなわけはないですね。

モデルの特長は、

●平成30年(2018)頃、本線上での運行引退が間近になった形態で製品化
●金色に装飾された各箇所のバンド、デフおよび点検窓縁やシリンダー部の縁など、ランボード側面の白帯を再現
●車体はD51 200と同様の落ち着いたツヤ消し黒色で再現
●ボイラー側のヘッドライト形状はLP403形のケースに収められたシールドビーム、テンダー側のヘッドライトはLP42、下部に取り付けられたモニターカメラも表現
●コアレスモーター搭載でスムースで安定した走行を実現
●先輪はスポークの抜けた車輪を再現
●ボイラー側はダミーカプラー、テンダー側はアーノルドカプラー標準装備。交換用ナックルカプラー、重連用アーノルドカプラー、重連用ナックルカプラー付属
●ボイラー側/テンダー側ともヘッドライト点灯。電球色LEDを採用
●各種表記類を印刷で美しく表現
●選択式ナンバープレート:「C56 160(黒地)」「C56 160(赤地)」
●付属品・・・「SL北びわこ号(夏)」・SL「やまぐち」号のヘッドマーク、交換用ナックルカプラー、重連用アーノルドカプラー、重連用ナックルカプラー

とアナウンスされています。

LP403のケースに収められたシールドビーム?モニターカメラ?

このあたりに抵抗を感じてしまう年配の方も多いのでは?

 

12系客車 JR西日本仕様

●平成30年(2018)頃のJR西日本網干総合車両所宮原支所所属の形態で製品化
●スハフ12 129は車掌室大窓、特徴的なテールライト位置、スハフ12 155は車掌室小窓、車掌室側貫通ドアにあるバックサイン掛け、吊り下げ式の幌を再現
●各車ともAU13クーラー搭載、オハ12 345のみクーラー側面がメッシュタイプ、その他はスリットタイプの形態で再現
●側面・正面とも白帯が省略されたドア、側面のJRマーク、車番の前に「●」表記(横軽対応Gマーク)のある外観を再現
●中間連結部はボディマウント式密自連カプラー装備、先頭車先頭部のカプラーは両エンドともボディマウントタイプのアーノルドカプラーを取付済。交換用ナックルカプラー付属
●スハフ12は緩急室側のテールライト点灯(消灯スイッチ付)
●ブックケースには客車のほかに機関車1両を収納可能
●付属品・・・牽引機用ヘッドマーク C56用:「SL北びわこ号」(冬)・ありがとうC56 やまぐち」号・D51 200用:「SL北びわこ号」(春/秋)・EF65 1000用:急行「あそ」、テールマーク(ユーザー付パーツ)「SL北びわこ号」・「ありがとうC56 やまぐち」号、反射板(ユーザー付パーツ)、行先表示シール、交換用ナックルカプラー、ジャンパ栓、ドライバー

 

 西日本にお住いの方は、待望の地元の客車製品なのでしょう。

 DD51やEF65PF用のヘッドマークがいろいろと用意されるようですね。これらの機関車が発売された趣旨がわかったような気がします。

 

 


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