« 2023年9月 | トップページ | 2024年2月 »

勝手にベストスリー2023

 今年、当鉄道に入線した新製品から今年のベストスリーを選んでみました。

今年は、KATO  455系急行「まつしま」7両セット・455系急行「ばんだい」6両セットとか、

Img_1777

地元を走るKATO  E257系5500番台「草津・四万/あかぎ」5両セット、

Img_1780

わずか2両のTOMIX JR EF81450形電気機関車(前期型)
も入線したのですが、TOMIXのSLの躍進には目を見張るものがありました。
 ということで、第3位は、

Img_1781

TOMIX JR C58形蒸気機関車(239号機)にしました。

 SL銀河の牽引機としての模型化ですが、保存SLにみられるピカテカ感がありません。

Img_1782

 発売された製品を見ると、国鉄時代をモデルにしたのかと見間違えるほどで、スルーの予定が瞬時に撤回され、即入線となりました。

Img_1783

 テンダー上部はさすがに保存蒸気仕様ですが、ちょっと加工して石炭を載せれば、国鉄仕様として十分通用するのではないかと思います。

 走りもKATO製に負けないスムーズさと安定した低速走行。

 

 

 第2位は、TOMIX 国鉄C55形蒸気機関車(3次形・北海道仕様)

Img_1499

 去年5月ころに新発売のアナウンスがあって、今年2月、新発売となりました。量産品で、ぴったり150分の1にスケールはお初。全体のバランスといい、ディティール表現といい、客車とのバランスも良く素晴らしい出来栄えで登場しました。

 SL末期、宗谷本線での活躍のモデル化で、舞台が限定されてしまうのは惜しいところ。門デフをまとわせて九州仕様にしていれば、1位だったと思います。

 

 そして、1位に選んだのは、KATO  EF55高崎運転所

Img_1689

 復活保存機関車のモデルなのですが、流麗なスタイルを美しく表現し、地元を走った機関車であるたげでなく、流線型車体をスケールダウンしながら、先台車の首を降らせる機構の開発は見事というほかありません。ということで今年の1位はEF55です。

 

 さて、2024年の製品は5月まで発表されたものの、私の琴線に触れるものは今のところありません。6月以降はどうでしょうか。

 

 

 今年は喪中となりましたので、年末と新年のご挨拶は控えさせていただきます。

 来年も鉄道模型fanをよろしくお願いいたします。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

KATO2024年5月の新製品

 押し詰まってきましたが、来年5月の新製品が発表になりました。

20243_4_5

 まずは、国鉄時代の夜行鈍行「山陰」

 KATOさんのコピーは、

寝台客車を連結した夜行普通列車
国鉄時代の山陰本線を走った「山陰」は、京都~出雲市間386.2kmを結んだ夜行の普通列車です。普通列車ながらB寝台車が連結されており、このB寝台座席を座席管理・発券のマルスシステムで予約できるようにするために「山陰」の愛称が与えられました。編成は荷物車、郵便荷物車、10系B寝台車、43系座席客車で組成され、DD51が牽引しました。運行区間によって最終列車・始発列車・通勤通学列車・ローカル列車など様々な性格をもち、また沿線地域への郵便・荷物輸送の役割もあり、往年の山陰本線の人・モノの往来を支えました。」

とのこと。

 製品の特長としては、

・昭和55年(1980)前後の出雲客貨車区所属車(マニ60は浜田区所属車、スユニ61は宮原区所属車)を製品化
・オハフ45 100を初の製品化。オハ46を緩急車化改造した元中間車ならではの外観を再現
・車体色はマニ60、スユニ61はぶどう色2号、その他は青15号で表現。屋根は灰色で車両によって色調を作り分け
・マニ60、オハフ45の機関車連結側は台車マウントのアーノルドカプラー、スユニ61はKATOカプラーJPA、その他はKATOカプラーJPBを標準装備。 マニ60、オハフ45は交換用ナックルカプラー付属
・マニ60、スユニ61、オハフ45はテールライト点灯(消灯スイッチ付)
・車番表記、所属・定員表記、換算表記印刷済
・オハネフ12は号車サボ、愛称「山陰」サボ、行先サボ(出雲市行)を印刷で表現。他の座席客車は実車に合わせて行先サボのみの形態を再現
・行先サボシール付属

 オハフ45 100番台は新規製作と銘打っていますが、急行「きそ」の新規品だったオハフ46の台車が違うだけではないかと。

 屋根の色調を作り分けるのは変化があって楽しいですが、量産品で変化をつけるのはなかなか難しい。KATOさんのことですから、満足いくものを作ってくれることでしょう。

 

 関西の乗車経験のある方にとっては、そそられる製品なのでしょう。私も、中央線の普通列車製品にはそそられました。

 とはいえ、オハフ45100以外は、既製品の表記変更にとどまるのかと。私としてはオハフ45ASSYでそろえるくらいでしょう。

 

 つづいて、スユニ50

 昭和55年(1980)前後の宮原客貨車区所属車を製品化
・50系客車に準じた車体形状、独特の密形状・配置、郵便マーク、青15号塗装などの特長を的確に再現
・台車マウントのアーノルドカプラーを標準装備
・テールライト点灯(消灯スイッチ付)
・付属品…9両セット:交換用ナックルカプラー×3、カプラーアダプター×3、アーノルドカプラー×2、カプラースプリング×2、行先サボシール、消灯スイッチ用ドライバー、単品:消灯スイッチ用ドライバー

 

 急行利尻か何かのセットで北海道型は既発売。今回は本州仕様だそうです。改造されてすぐに鉄道郵便が終了してしまい、私にとってはあまりなじみのない車両ですが、1両はあってもよいでしょう。

 

 次に、JR西日本発足時に活躍したマイテ49とその仲間たち。

 特長は、

●マイテ49 2
・国鉄末期に施工された復活整備後の手すりが増設された展望デッキ部、クーラー交換後の形態を再現
・濃い灰色の屋根と淡灰色のベンチレーターを再現
・平軸受台車を再現した3軸台車TR73には黒染スポーク車輪を装備
・連結面側は台車マウントアーノルドカプラー(カプラーポケット付)、展望デッキ側はダミーカプラーを採用。ダミーカプラーは取り外し可能で、別途Assyパーツの「5313-2D マイテ49台車平軸受」をご用意いただくとデッキ側の台車マウントアーノルドカプラー化が可能
・テールライト、バックサイン点灯

●JR西日本旧形客車
・昭和62年(1987)から平成初期の宮原運転所所属車の形態を再現
・バックサインは「つばめ」を取付済。交換用にバックサイン4種を付属(「やまぐち」「さようなら国鉄」「EF58&マイテ49」「はと」)
・国鉄旧一般形客車の標準塗色(ぶどう色2号)を美しく再現
・オハフ33 289はHゴムのついた金属製ドアの形状を再現。またHゴムは黒色と灰色が混在する形態を再現
・オハフ33はいずれもコロ軸受のTR47台車装備
・トイレ窓・洗面所の窓は白色で再現
・アーノルドカプラー標準装備。オハフ33、マイテ49(客車連結面側)の交換用ナックルカプラー付属
・行先などのサボを収録したシールを付属
・6両用ブック形車両ケース入。本製品の他に機関車1両を収納可能
・付属品…交換用ナックルカプラー×3(オハフ/マイテ用)、交換用バックサイン(「やまぐち」「さようなら国鉄」「EF58&マイテ49」「はと」)×各1、側面表示シール、交換用ナックルカプラー×3

 ということで、今年発売された高崎の旧客セットの関西版という感じ。

 マイテ49ですが、30年前につばめ・はとの展望車スイテ49として製品化されています。

 スイテ491が東シナ、スイテ492が大ミハソと表記が分けられ、それにともなってスロ60やスハ44まで品川と宮原表記のものが発売されていて、KATOさんの意気込みの感じられる製品でした。

 今回のマイテ49は、JR発足時のスタイルにリニューアルするそうです。

 

 関東の私にとってはなじみがなく、スルーとなりそう。

Hc_ef58150

 マイテ49+旧型客車の牽引機は、EF58150茶の再生産で対応しますが、ホビセンから京都鉄道博物館保存仕様が同時発売とか。

 保存車両だけあって、つやありのピカピカ仕様が楽しめそうです。

 

 EF510は、北斗星牽引仕様とレッドサンダー仕様がスロットレスモーター搭載で発売です。

 ここまでは西の車両の製品。

 

 東の製品も発表されていて、

20245_6

 千葉と相模のE131系

 コピーは、

●E131系0番台
房総地区ローカル輸送の品質向上、車内の快適性向上などを目的に令和2年(2020)に登場しました。客室部はE235系、運転台部はE129系をベースとした20m級4ドアの設計で、柔軟な編成を組めるよう1M方式となっています。車内は変則的なセミクロスシートで、外観は房総の海をイメージした青色と菜の花の黄色の側面帯、前面には波の飛沫をイメージした水玉模様があしらわれています。鹿島線・内房線・外房線などで運用され、一部の列車は2編成を併結した4両編成で運行されています。

●E131系500番台相模線
相模線205系500番台の後継として令和2年(2020)に登場しました。E131系は客室部はE235系、運転台部はE129系をベースとし、使用される線区によって柔軟な編成を組成できるよう1M方式がとられています。相模線で活躍する500番台はオールロングシート車で、湘南の海をイメージした2色の青い側面帯に加え、前面はドット状のデザインがあしらわれています。

 基本的に、塗装の違いのようです。

 国鉄時代は、幹線で使われていた車両が支線に回されたので、どんな車両にもそれなりの愛着があったのですが、最近は個々の路線に特化した車両が投入されるので、たとえ関東地区の車両であっても、親近感を感じないことが多くなりました。

 

 こちらもスルーしてしまいそうです。

 

 今年最後の新製品発表でした。

 JRとなって35年も経過したので、国鉄時代の車両の製品化が少なくなったのはやむをえないところですが、まだまだ製品化されていない形式もあるので、見捨てないでいただけるとありがたいです。

 

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

KATO2024年3月から5月にかけての発売予定品情報

 KATOさんから、来年4月を中心に発売予定品が発表されました。

2024_4

 久々の国鉄型の新製品 7008-K DD51 0番台

 KATOクオリティの隙間であったDLです。

 地味そうに見えて、製造当初はブルトレの先頭に立っていた0番台。

 久々にうれしい新製品情報となりました。

 KATOさんのホームページによると

昭和39~40年(1964~1965)に製造された初期量産車。
全国各地で活躍したDD51の中でも非重連形に大別されるグループの機関車で、重連総括非対応のためジャンパ栓のないすっきりとした端梁と前面手スリ、初期車特有の2枚開きの前面点検扉などが特徴です。
暖地形は主に九州に配置され、客車列車・貨物列車の牽引のほか、長崎本線を走行するブルートレイン「さくら」「はやぶさ」「あかつき」の先頭にも立ちました。昭和50年代になると米子区に転属し、福知山線や山陰本線などで活躍を続け、国鉄分割・民営化までに引退しました。」

 製品の特長としては、

・昭和45年(1970)前後の鳥栖機関区所属機の5・6次車(非重連形)の形態
・ジャンパ栓のない端梁やシンプルな前面手スリ、2枚開きの前面点検蓋など初期量産車特有の外観を再現
・端梁横のステップは傾斜付きのストレートな形状を再現
・中間台車はブレーキを持たないTR101A形、床下の燃料タンクは容量が4,500ℓのタイプの形状を再現
・フライホイール付動力ユニットでスムースな走行を実現
・ヘッドライト点灯(電球色LED)
・ブルートレイン牽引時に掲げていたヘッドマーク「さくら(2種)」「はやぶさ」「あかつき」(いずれもお椀形)が付属。九州のDD51が装備していたヘッドマークステーを再現
・アーノルドカプラー標準装備。交換用ナックルカプラー付属
・選択式ナンバープレート:「39」「41」「50」「52」
・製造銘板「三菱」印刷済
・スノープロウ付属。山陰本線等で見られた形態を再現可能
・付属品・・・ホイッスル、交換用スノープロウ、選択式ナンバープレート、ヘッドマーク、交換用ナックルカプラー

 

 同時にスロットレスモーター搭載のEF65Pと昭和40年代の20系さくらを再生産

 

 227系1000番台

227系1000番台は、和歌山地区に多く在籍していた経年の古い国鉄形車両を置き換え、安全性やサービスレベルの向上を目指して平成31年(2019)から運行を開始した2両編成の直流近郊形電車です。「走行する奈良と和歌山エリアに共通する文化・歴史・自然の奥深さを表現した」緑色を基調としたカラーリングが特徴です。外観は227系0番台と類似していますが、側引戸横に扉開閉案内表示器が付き、車内はロングシートになるなど各部に運用形態に合わせた変化があります。和歌山線、万葉まほろば線(桜井線)、きのくに線(紀勢本線)の地域輸送に活躍しています。」

 227系というと広島の電車のイメージでしたが、奈良・和歌山にも増備されてたのですね。知りませんでした。地元のファンにとってはうれしい製品化だと思います。

 

2024_4_5

10-1861 211系5000番台(東海道本線)

10-1862 211系5600番台+313系2600番台(東海道本線)

 JR東海の211系は東日本の211系とは似て非なるもの。特に前面左側の窓。

 18きっぷでは何度もお世話になった車両です。全廃の声が聞こえていますが、満を持してKATOさんが製品化です。

製品の特長は、

●211系5000番台/5600番台
・2022年頃の静岡車両区所属車。211系5000番台はLL12編成、211系5600番台はSS7編成をプロトタイプに製品化
・先頭部の大形の貫通扉窓と助手席側の前面窓、インバータクーラーを搭載した外観を再現
・ライト枠形状は製造年次の違いによるヘッドライトが大きくテールライトが小さい形態を再現
・台車・床下はグレーで強化形スカートを装備、屋根上はC-PS27シングルアームパンタを搭載
・5600番台はパンタまわりが低屋根化された外観を再現
・側面表示は幕式で大きさを作り分け(モハ210-5056、クモハ211-5608:大形 / その他:小形)
・クモハ211は前面ホロありの形態
・前面表示は5000番台:「静岡」、5600番台:「熱海」印刷済。交換用前面表示付属(5000番台:「浜松」「三島」/5600番台:「浜松」「静岡」)
・連結部はいずれもボディマウント式KATOカプラー密連形標準装備。電連(1段)付属
・付属品・・・消灯スイッチ用ドライバー、連結用スカート・カプラー一式×各2、交換用前面表示「浜松」「三島」・無地×各2両分、行先表示シール、JR東海用優先席シール

●313系2600番台
・2022年頃の静岡車両区所属N9編成をプロトタイプに製品化。
・発電ブレーキを装備した床下機器を再現
・先頭車先頭部はKATOカプラー密連形(フックなし)採用、電連(2段)付属。中間連結部は・ボディマウント密連カプラー(フック付)を採用
・前面ステップのすべり止めを再現できるシールが付属
・前面表示は「熱海」印刷済。交換用前面表示「普通 浜松」「普通 甲府」付属
・付属品・・・消灯スイッチ用ドライバー、電連(1段)×2、電連(2段)×2、211系用連結用スカート・カプラー一式×各1、211系交換用前面表示「浜松」「静岡」・無地×各2両分、313系交換用前面表示「普通 浜松」「普通 甲府」・無地×各2両分、行先表示シール(211系用・313系用)×各1、JR東海用優先席シール
・スロットレスモーター採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現。併結運転を考慮していずれもトラクションタイヤなし
・ヘッド/テールライト点灯(消灯スイッチ付)。白色LED採用
・行先表示シール付属
・DCCフレンドリー

 

10-1749 313系8000番台(東海道本線)

10-1929 313系3100番台

 セントラルライナーとして中央線で働いていた8000番台が東海道線にまわってきて、18キッパーには朗報となりました。

 セントラルライナー仕様は入線しておりますので、何か違うのかと特長をみてみますと、

●313系8000番台
・静岡車両区所属のS5編成を製品化
・所属表記が「静シス」に改められた外観を再現
・クハ312の車椅子マークの下に見られるベビーカーマークを再現
・各側面に2個設置された座席表示窓(白地で印刷)を再現
・3分割された側面窓を再現
・運転台屋根上に設置された列車無線アンテナを表現
・スロットレスモーター採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現。併結運転を考慮してトラクションタイヤなし
・先頭車先頭部はKATOカプラー密連形(フックなし)採用、電連(2段)付属。中間連結部はボディマウント密連カプラー(フック付)を採用
・ヘッド/テールライト、前面表示点灯(消灯スイッチ付)。ライトユニットは電球色LEDを採用
・前面表示は「普通/静岡」印刷済。交換用に「普通/浜松」付属
・DCCフレンドリー
・付属品・・・交換用前面表示「普通/浜松」・無地×各2両分、行先表示シール、優先席シール、電連(2段)、消灯スイッチ用ドライバー

ということで、スロットレスモーター搭載となり、車体標記が若干変わるみたいです。



●313系3100番台
・静岡車両区所属のV13編成を製品化
・固定式セミクロスシートの室内、床下の発電ブレーキ機器を再現
・LED灯・HID灯が採用されたヘッドライト、フルカラーLEDの行先表示、クーラー間に設置されたクハ312の列車無線アンテナを再現
・スロットレスモーター採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現。アンカプラー線路走行時を考慮し減磁板組込済。トラクションタイヤあり
・ヘッド/テールライト点灯(消灯スイッチ付)
・先頭部はKATOカプラー密連形(フックなし)採用、電連(2段)付属。中間連結部はボディマウント密連カプラー(フック付)を採用
・前面行先表示は「ワンマン 沼津」印刷済。交換用前面表示「普通 静岡」「ワンマン 甲府」付属
・付属品・
・・電連(2段)、交換用前面表示「普通 静岡」「ワンマン 甲府」・無地×各2両分、行先表示シール

 

5月発売のサンライズは、昨年生産されたパンタ増設仕様の再生品のようですね。

 

先月はいろいろあって、製品情報すら記事にしませんでしたので、ポスターのみ乗っけておきます。

2024_3

2024_3_4

 C12は増備かな。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

« 2023年9月 | トップページ | 2024年2月 »