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KATO2024年9月の発売の製品

 ゴールデンウイーク前に9月発売の製品の発表がありました。

113系2000番台JR仕様

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ホームページのコンセプトをみますと、

113系2000番台は昭和53年(1978)から登場したシートピッチ拡大車のグループで、先に登場した115系1000番台に準じた車体を持ちます。東海道本線(東京口)に投入され、JR移行後には211系の2階建てグリーン車と同等のサロ124/125が連結され、鋼製車体の編成に銀一点のステンレス車体が特徴的でした。またグリーン車は上越新幹線開業時に余剰となった特急形グリーン車改造のサロ110-350(通称:化けサロ)が組み込まれることもあり、多くの鉄道ファンの話題となりました。付属編成の4両はJR東海所属車で、JR東日本所属車で外観が異なり、色・大きさの異なるJRマークやグレーの台車、床下機器が主な特徴でした。

2019年に、0番台が製品化されましたが、今回は2000番台。といっても、旧製品は2000番台でしたので、そのリニューアル製品という位置づけになるでしょうか。

昨年の横須賀線113系に続いて特急型サロ改造車を組み込むことも可。ただし、単品(3080円)を追加購入する構成。

4両の付属編成はJR東海仕様だそうです。

 

 横須賀線、東海道線は国鉄末期からJR初期が充実してきましたが、70年代前半までは製品にできるアイテムがたくさんあります。

 横須賀線70系、東海道線80系、横須賀線111系、横須賀・東海道の非冷房113系、167系、155系押込型通風器

 もっともこの時代を知っている方々はすでに60代以上。なかなか製品化には至らないのかもしれません。

 

 

 続いてDD51北斗星色のグレーHゴム仕様とED76500のJR仕様と14系500番台寝台急行のセット

 

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ED76500は国鉄仕様が既発売ですが、今回はJR仕様

どこが違うのかとホームページをみると、

・JR移行後、「大雪」「利尻」牽引で活躍した頃のED76 500を製品化・車体側面のJRマークを再現
・屋根上の列車無線アンテナを再現
・パンタグラフ部分を含めた屋根上各所の碍子は白色で再現
・クイックヘッドマーク対応。特徴的な大形のヘッドマーク「大雪」「利尻」付属
・アーノルドカプラー標準装備、交換用ナックルカプラー付属
・スロットレスモーター採用で、スムースかつ静粛な走行性を実現

だそうです。

 

つづいてDD51。黒Hゴム仕様が最近製品化されたと記憶していますが、今回はグレーHゴム

特長は次のとおりだそうです。

・JR北海道のブルートレイン牽引機(A寒地仕様)を製品化。スノープロウ・旋回窓・ホイッスルカバー装備、縦雨ドイナシの形態を再現
・タブレットキャッチャーおよび同保護板を撤去後の姿を再現
・前面・側面窓のHゴム、ボンネットつなぎ部がグレーの外観を再現
・特徴的な形状のヘッドマークステーを別パーツで再現
・フライホイール付動力ユニット採用で、安定した走行が可能
・ヘッドマークは「北斗星」「北斗星トマムスキー」付属
・ヘッドライト点灯。電球色LEDを採用
・アーノルドカプラー標準搭載。交換用ナックルカプラー付属
・北斗星色選択式ナンバープレート:「1083」「1095」「1102」「1143」、メーカーズプレート:「日立」
・ホビーセンターカトー扱い製品の「28-260-1 DD51動力台車(タイヤ無)」を用いることで、重連運転時によりスムースな運転をお楽しみいただけます。また「28-267 DD51 重連用ライトユニット2枚セット」を使用すると、重連運転時に2両目の機関車のヘッドライトが消灯された状態を再現可能です。
・付属品…選択式ナンバープレート、ヘッドマーク「北斗星」「北斗星トマムスキー」×各1、ヘッドマークステー、交換用ナックルカプラー

 

そして,14系500番台寝台急行

指定席車用のドリームカーをセットするところがこれまでの製品との違いのようです。

ホームページ記載の特長で気になったのが、

・DD51用「まりも」「大雪」「利尻」ヘッドマーク付属。通常のヘッドマークより大形の形状を再現
・JR化後に見られた国鉄色DD51の牽引シーンを再現可能な白色ナンバープレート付属。車番は「1083」「1095」「1102」「1143」を収録 ※別売の<7008-H DD51 後期 耐寒形 JR仕様>との組み合わせ用
・「大雪」「利尻」編成用の車番を収録したレタリングシート付属

白色ナンバープレートというのは、7008-H DD51のナンバーを変更できますということらしい。

また、大切・利尻の社判を再現するレタリングシート付属。KATOさんも車番にこだわる時代になったようです。

 

7月発売の新製品として、SL乗務員が発表されました。

これは期待大。キャブがシースルーになった現行製品では、乗務員がいないのは不自然。

すべてのSLに乗務させるとお財布が空っぽになるので、数セット導入して使いまわすことになりそうです。

 

 

そのほか、すでに発表されていた製品ですが、

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D51北海道型 ギースルエジェクター

 

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横浜高速鉄道Y500系 アンテナ増設

 

も、9月発売です。

 

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マイクロEF80をお召仕様に

 マイクロさんのEF80をお召仕様にしてみました。

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 マイクロさんが2001年と2007年に発売したEF80。

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 Nゲージ初の量産完成品ということで、大いに喜んだものでした。

 ところが、2009年にKATOさんがEF80を製品化。

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まずは1次形末期の水切付、つづいて2018年には1次形原型。KATOクオリティの素晴らしい出来栄えで、マイクロさんの功績も色褪せて…

 しかもマイクロ製品は、恒例の腰高ですしディティールも今一つ。マイクロの時代は終わった、・・・・と廃車するには4両の大所帯。

 先日、車高下げとASSYパーツによるディティールアップを施こして、現役にとどまっております。

 それにしても、初回製品の61号機と次回製品の60号機は、外観的にはナンバーが違うだけ。

 同じ形態の2次形が2両あっても仕方がないなどとぼやく毎日でしたが、先日、冷蔵車の汚れの写真を探していて目に止まった鉄道ファン1976年8月号。

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 なんと60号機がお召仕様の美しい姿で表紙を飾っています。

 昭和51年の5月22日から24日まで茨城県植樹祭に昭和天皇が出席された際のお召列車をけん引していたのでした。

 さらに1975年1月号には

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昭和49年10月の茨城国体に際してお召仕様となった60号機の形式写真が掲載されていました。

 

 であれば、60号機をお召仕様にしない手はない。

 上述のとおり、車高下げ等は行っていますので、お召仕様のおめかしが作業の中心

 

  まず、パンタグラフをKATO製PS19に交換しましたが、

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このASSYパーツにはガイシがついておらず、ガイシはASSYパーツになっていません。車体のASSYに付属しているようです。

 E531系発売の際、モハE531用のASSYパンタが、

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ガイシ別パーツ構成で同封されているのに気づき、即調達。

 これでKATO製パンタに交換できましたが、ガイシがパンタ台にきつく差し込んであり、取り外すにあたって、パンタ台の足が折れて穴が埋まってしまったり、ガイシ自体が変形するなどして大変な苦労。

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しかも、ガイシ代が500円。

 ガイシが一体化されていないASSYパンタにはガイシを同封してもらいたいものです。

 

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手すり類やATS防護板はガンダムメッキシルバー、高圧配線はARTIST MARKERのカッパーに塗装。車体全体をつやありクリアーで塗装し、

日章旗はDD54から拝借してきました。

 

 60号機の新たな活躍の場ができました。

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KATO2024年8月発売の製品

 今年8月と9月の発売製品が発表になりました。

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381系スーパーくろしお

記憶の片隅に、こんなくろしおもあったなあ、というのが素直な感想。

ホームページによると

・白地に赤とオレンジ(クリームイエロー)の帯をまとった1990年代の「スーパーくろしお」を製品化。6両基本セット:D651編成、3両増結セット:D931編成
・各車に側面サボ受があり、洗面所窓が閉塞された外観を再現
・クロ380は4列シートの内装を新規製作。また普通車はシートピッチ拡大前の内装を再現
・クロ380は先頭部の大きな窓をはじめとする特徴的な車体形状を再現。前面愛称表示点灯式。「スーパーくろしお」の愛称板取付済。
交換用に「くろしお」と「はんわライナー」の愛称板を付属
・クロ380のスカートは、スノープロウなしの形態を再現
・クハ381-501の先頭部カプラーは電連付ダミーカプラー、スノープロウなしのスカートを再現。9両編成を再現する際、連結用カプラーとスカートが交換用部品として付属(基本セット)
・クハ381-107の先頭部カプラーは電連なしのダミーカプラー、スノープロウが取り付けられたスカートを再現
・モハ380-501の6号車側連結面の貫通路塞ぎ板を別パーツで再現
・クハ381の愛称表示は変換式トレインマーク採用。「スーパーくろしお」「くろしお」「はんわライナー」「(白無地)」を選択可能
・クハ381はホイッスルカバー付の形態を再現
・モハ380のパンタグラフは2本ホーン、耐雪カバー付のパンタ台枠を再現
・中間連結部はフックなしのボディマウント密連形カプラー採用
・実車同様に曲線区間に入ると車体が曲線内側へ傾斜するKATO独自の振り子機構を搭載
・スロットレスモーターの採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現
・行先表示シール付属
・基本セットのブックケースに増結セットの車両を収納可能。9両フル編成が1つのケースに収納できます。
・付属品
6両基本:変換マーク用ドライバー、行先表示シール、連結用カプラー+スカート、交換用愛称板(クロ380用:「くろしお」「はんわライナー」)
3両増結:変換マーク用ドライバー、行先表示シール

だそうです。

 

オーシャンアローと381系が100番台が関連商品として掲載されているのがなんとも。

 

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北海道型D51が8月発売 これは再生産

セキ3000も8月発売 これも再生産

ヨ3500も8月発売 これも発売済みだよね。

単なる再生産情報?何が新発売かとよくよく見ると、ヨ3500。

 北海道で石油ストーブを使ってなかったから、テールライト上の白線がない点が新製品だそうです。

ギーセルエジェクターのD51は9月発売です。

 

D51北海道型は、久しく市場から枯渇してましたから、新規発売を逃した方には朗報ですね。

 

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つづいての8月発売は、E217系

 登場直後にTOMIXさんが製品化するものの、なかなかKATOさんが手を出さなかった系列

 現在のところ、製造当初の原型と制御機器を更新車が製品化されておりますが、引退を目前にして現在の姿を新製品化。

 あわせて、湘南色をまとったE217系も製品化。こんなこともあったという記憶はあるものの詳細は思い出せず。

ホームページによると

東海道線を走った湘南色のE217系
東海道線で湘南色をまとい活躍したE217系を製品化いたします。
E217系は元々横須賀線・総武快速線用の車両として登場しましたが、東海道線の113系を置き換える目的で平成18年(2006)に3編成が転用されました。横須賀・総武快速線と東海道線では組成が異なるため、11+4両から10+5両への組み換えが行われ、連結器などの改造を施工した上で運用を開始しました。その後は平成20~24年(2008~2012)にかけて行われた機器更新を経て平成27年(2015)まで運転され、以降は元の横須賀線・総武快速線に復帰しました。

だそうです。

こちらも昨年発売の211系を関連商品としてアピールしております。

それから、先月発表になっていた

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北陸新幹線敦賀開業記念のかがやきも8月発売でございます。

 

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