« 2024年4月 | トップページ | 2024年6月 »

3060-4 EF65500番台P形特急色

 新製品のEF65Pが入線しました。

Img_1852

Img_1851

Img_1850

 外観は、発売済みの5060-1と変わりがないようです。

 5060-1も改善された動力ユニットですから、走行性能に大きな違いはないのだと思っていましたが、

 起動電圧も走行音も全然違いました。

 3060-4は、パワーパックのメモリ1で動きだし、走行はなめらかで音も静か。

 3060-1は、メモリ2でようやく動き出し、電圧をあげないとちょっとしたきっかけで止まってしまう不安があり、ジジジジという走行音が耳障り。

 安定した走行はスロットレスモーターの威力だとおもいますが、走行音はギアの変更があったのでしょうか。

 今度モーターを載せ替えて試してみたいと思います。

 

 動画にしてみましたので、よろしければ、上記リンクをクリックしてみてください。

 なお、録音レベルが低かったようで、音量をあげないと旧製品の走行音がわかりにくいかもしれません。悪しからず。

 

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

5141 スユニ50

 スユニ50が入線しました。

Img_1847

 50系客車に分類されるスユニ50ですが、旧型客車の台車など下回りを利用した改造車です。

Img_1848

 古めかしいTR47台車、ですがマニ50同様に車軸発電機をセットされています。

 実車はスユニ61の老朽化の補充として、1978年から1982年にかけて80両改造されましたが、郵便荷物輸送の廃止にともなって1986(昭和61)年には全車廃車されています。

 今回の製品の車体番号はスユニ50 2014で、大ミハは宮原客車区の所属。

 車掌室側にテールライト装備。スイッチ付きです。

 

Img_1849

 こちらの資料で普通山陰と急行だいせんの編成を調べてみましたら、

普通山陰 急行だいせん
1980年4月 1978年10月 1980年4月
スユニ50 スユニ50 スユニ50
マニ60 マニ50 マニ50
オハネフ12 スロ62 カヤ21
スハフ42 オロネ10 ナハ21
スハ43 オハネ12 ナハ21
オハ46 オハネフ12 ナハ21
スハ43 オハネ12 ナハネ20
スハフ42 オハネフ12 ナハネ20
  ナハ10 ナハネフ23
  ナハ10 ナハネ20
  ナハフ11 ナハネ20
    ナハネフ22

 普通山陰の編成は、スユニを差し替えるだけ、急行だいせんの旧客編成(10-1449,10-1450)もマニとスユニの差し替えでものになります。

 20系編成は、残念ながらナハ21が製品化されていませんし、寝台車も2本帯車の持ち合わせがありません。

 急行十和田もだいせんのような編成でしたので、製品になってくれるとありがたい。

 

 そのほかスユニ50を連結していた列車をピックアップ

急行きそ
1980年4月 1982年11月 1982年11月
スユニ50 マニ50 マニ36
マニ60 スユニ50 スユニ50
オハネフ12 スハフ12 オハネフ12
オハネフ12 オハ12 スハネ16
オハフ45 オハフ13 オハフ46
オハ46 オハ12 オハ46
オハ46 オハ12 オハ46
オハ47 オハ12 オハ47
オハ46 オハ12 オハ46
オハフ46 スハフ12 オハフ46

 旧客編成は、きそセット(10-1623,10-1624)のナハ10を43系に振り替えればOK

 12系編成は単品の組み合わせですぐにできます。

 

急行さんべ 急行日南
1980年10月 1980年4月
スユニ50 スユニ50
マニ50 スハフ12
スハフ12 オハ12
オハ12 オハ12
オハ12 オハフ13
オハ12 スハフ12
スハフ12 ナハネ20
ナハネ20 ナハネフ22
ナハネ20  
ナハネフ22  

 急行さんべと日南は、12系+20系の編成になつてからスユニ50が連結されました。

 12系+20系編成は、ちくまセット(10-272)が発売されています。

 

 最後に紀勢線のはやたま

普通はやたま
1984年2月
スユニ50
オハフ33
オハ47
オハ47
オハフ33
オハネフ12

 オハフ33は2両とも折妻、牽引機はEF58でした。

 

 北海道の急行利尻とか大雪にも連結されていたようですが、こちらはそのものずばりのセットが発売されています。

 

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

7008-K DD510暖地形

 DD510暖地形、入線しました。

Img_1842

 最近の製品にしてはユーザー取り付けパーツが多く、ナンバープレート、ナックルカプラーのほか、ホイッスル、ヘッドマークステイとヘッドマーク、スノープロウが付属します。

 スノープロウは、1976(昭和51)年以降に山陰地方転属後の仕様用かと思われます。

 

 7008-3 DD51後期暖地形と比べてみました。

Img_1839_20240525103201

 ボンネット前面、ナンバー下の点検扉は後期型が2枚折戸2組なのに対し、0番台は観音開き2枚

 後期型は手すりと端梁がにぎやかなのに対し、0番台はあっさり。

 よんさんとお後、非重連の0番台にも20系牽引用に元空気ダメ管が増設されたそうです。斜めのコックでしょうか?

 0番台は、端梁左側下端にに暖房用ホース掛があります。

 0番台の暖房用ホース掛は向かって右側が本則であると鉄道ピクトリアル2004年12月号に記載がありましたが、モデルは左側についています。

 実車が間違っている、というやつかと思って実車の写真を探してみたところ、39,41号機では取り付けている写真が見つからず、51号機は左側でした。

 500番台は左側が本則だそうなので、連結手の混乱防止のために左に移したのか、ブルトレ運用には不要なのでとってしまったのか、とりあえず左側についていても間違いではないようです。

 

 続いて側面

Img_1835

 運転室中央窓が大きい0番台。

 中央窓下、後期型にはタブレットキャッチャーがモールドされていますが、0番台はありません。

 ボンネット前部の放熱器カバーは、後期型が2分割なのに対し、0番台は一体型。写真ではわかりにくいと思いますが・・・・

 

 九州仕様として整備しました。

Img_1845

ナンバーは39号機、ヘッドマークステイを取り付け、スノープロウは取り付けません。

Img_1846 

 20系さくらの分割編成を楽しめるようになりました。

 

 

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

もうすぐ発売のEF65P+20系さくら

 表題のEF65Pと20系さくらが、23日、発売となります。

 一応新製品ですが、EF65Pは2009年9月に発売された3060-1をスロットレスモーター搭載仕様とした点が、20系さくらは2013年3月に発売されたさくらセットのカニ、ナハネフのカプラーを車体マウントにした点と乗務員室内を細密化した点が新製品たるゆえんのようです。

 旧製品購入当時の感想はこちらです。 EF65P 20系さくら

 EF65Pは、1965(昭和40)年にEF60500からブルトレ牽引を引き継ぎ、1978(昭和53)年にPFと交代しております。

 「ブルトレ牽引機といえば」という問いに対しては、お住いの地域、回答者の年齢によってさまざまであるとは思いますが、私にとってはEF65Pになります。

Img_1822

 20系客車とマッチしたカラーリング、収まるべきところに収まるヘッドマーク、というかヘッドマークを前提のデザインではないかと。ヘッドマークをつけていないP型は物足りなく感じます。

 外観は変わらないであろう新製品の外観は、

Img_1824

Img_1826

Img_1825

 こんな感じです。品番3032から3060になって、車体長が短くなり台車間の隙間が実感的になりました。

 

 一方今回の20系さくら編成は、1965 1968(昭和40 43)年10月改正から1972(昭和47)年3月改正までの姿。

 訂正です。1965年から1968年までは、2号車にナロ20が連結されていて、今回の編成とは異なりました。失礼しました。

 20系化当初、付属編成は博多どまりで基本編成が長崎行き。基本編成の緩急車はナハフ21、付属編成はナハフ20でした。

 1964(昭和39)年、博多どまりだった付属編成が長崎行きとなってマヤ20のお世話になり、基本編成が佐世保行きとなっていました。当時、付属編成にはナハネフ22が組み込まれたものの、基本編成はナハフ21からナハネフ21への改造が完了しておらず、寝台需要の大きい長崎方面が付属編成となったのかもしれません。

 1965年にナハネフ21への改造が完了し、基本編成が長崎行き、付属編成が佐世保行きとなつてなり、よんさんとおのときに2号車がナハネ20が組み込まれて、今回の製品の編成となります。

 しかし、1972年3月改正では14系にバトンを渡し、20系さくらは消滅しております。ちなみに山陽新幹線が岡山まで開業したのもこの改正。

 

 本セットで目玉のマヤ20

Img_1829

 発売当時、こんな希少形式まで製品化されると驚いたものですが、活躍するのは肥前山口-佐世保間のみ。

 そもそも、東海道筋の15連として走らせることが多い20系ブルトレではマヤ20の出番が乏しいうえに、KATOのDD51は1000番以上のナンバーが多く、さくらの牽引にはあたっておりません。今回、DD51 0番台が発売されることとなってようやくマヤ20の出番がまわってきました。

 昭和40年当時、鳥栖機関区には非重連仕様の0番台しか配置されておらず、単機で20系15両編成をけん引していたものと思われます。DD51はD51並みのけん引力(1000t)がありますので、単機でも20系15両を牽引できたのでしょう。

 1975年にさくらに乗車した際、鳥栖-肥前山口間はDD51重連でした。1ランク重くなった14系編成の速度を維持するために500番台の総括重連運転だったのか、肥前山口から佐世保編成を牽引するDD51の送り込み回送運用だったのか、そのあたりは不明です。

 

 

 さて20系さくらに戻つて、カプラー周りと乗務員室が改善されるという

Img_1830

ナハネフ22

 

Img_1832

ナハネフ21

Img_1831

カニ22。 カニ22はパンタグラフ撤去後の姿をモデル化、パンタ付きは10-367初代さくらセットに入っています。

 

 入線済みの方は、床板ASSYパーツでアップトゥデイトもありですね。

 

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

« 2024年4月 | トップページ | 2024年6月 »