KATO2024年12月発売の製品
2024年12月発売の製品が発表されました。
2000年代の急行銀河のEF65PFと24系25形
急行銀河は、東京と関西を結んでいた寝台急行列車
東海道新幹線開通前は、ロネを連ねた豪華編成。そのころの銀河は印象にありませんが、東京大阪間の特急・急行が削減された新幹線開業後も存続。大阪から東京までのサンライズエクスプレスの需要がそこそこあると聞いており、これも銀河の流れといえるのではないかと思います。
EF65PFは、黒HゴムにJRマークの2000年代の姿で製品化。
あわせて、スーパーエクスプレスレインボー色の1118号機も製品化。
24系25形は、オロネのみ24形の白帯、その他は25形100番台。急行転用後の寄せ集め的編成を再現しています。
詳細は、ホームページから。
①2000年代前半頃のA寝台車とB寝台車のみで構成された編成を製品化
②JR西日本宮原総合運転所(現:網干総合車両所宮原支所)の24系および24系25形を製品化
③オハネ25、オハネフ25各車は洗面所窓があり、水切が残ったまま非常扉が閉塞された形態を再現
④オハネフ25は前面に追加されたKE70ジャンパ栓を再現
⑤カニ24、オハネフ25は車体側面のJRマークを印刷済
⑥号車札印刷済。6・8号車は白地表示、その他の車両は灰色地の禁煙マーク入りで表現
⑦車体の帯色はオロネ24のみ白帯。その他の車両は銀帯で再現
⑧Hゴムは各車とも黒色
⑨カニ24 104、オハネフ25 132はテールライト・トレインマーク点灯。オハネフ25 132は消灯スイッチ付
⑩中間連結部はいずれもボディマウント式密自連カプラー装備。機関車側のカプラーはアーノルドカプラー標準装備(交換用ナックルカプラーを付属)
⑪変換式トレインマークは「銀河(イラスト)」「日本海(イラスト)」「臨時」を収録
⑫ブック形車両ケースには機関車1両を追加収納可能
私としては、1976年までのスハ44系普通車を組み込んだ旧客編成なら飛びつくのですが、JRの編成には思い入れもなく、それこそ入線済み車両の寄せ集めで再現できそうなので、入線はなさそうです。
HB-E300系「ひなび」と「SATONO」
実車を全く知りません。
ホームページの記載を引用しておきます。
●HB-E300系「ひなび」は「北東北の自然」と「地域のつながり」をコンセプトに「ぬくもりのあるゆったりとした旅」をしてほしいという想いから命名されました。外装は盛岡支社管内の気動車に広く用いられた白地に赤ラインの通称「盛岡色」の配色に、地域と地域を結ぶ列車のイメージや豊かな自然を表現したデザインが施されています。令和5年(2023)12月にデビューし、青森・岩手の両県で活躍しています。
●HB-E300系「SATONO」は1号車と2号車で車体色が異なり、1号車は東北地方の緑豊かな山々や田・畑の実りを緑系の色調で、2号車は東北地方の清らかで豊かな水や透き通った空気を青系の色調で、それぞれ表現しています。令和6年(2024)4月に運行を開始、福島・山形県を中心に活躍しています。
青森・岩手地区の「ひなび」、福島・山形地区の「SATONO」なのですね。
HB-E300系は、リゾートしらかみからはじまって5編成が模型化。いずれもきれいな車体なので揃えて並べるのも良いかも。
E257系(E653系リバイバルカラー紅)
130キロ運転する常磐線のE257系。バリエーションのあったE653系カラーをリバイバルした編成を製品化。
今年2月発売の緑に続き、今回は紅。このあと青、黄、朱と続くのでしょうか。
ポスターの右半分は11月発売のEC1 ワンハンドル運転台型コントローラー
ホームページによりますと、
●実車同様の操作感で、リアルな運転士体験ができるワンハンドル運転台形コントローラーがついに登場です。質感・重量感・操作感を追求し、よりリアルな運転台外観と操作アクションを演出します。またサウンドボックスとの連動で走行や鳴動など、より実感的な鉄道模型運転体験を最大限にお楽しみいただけます。
・サウンドボックスと連動し、実車のような操作感とリアルな運転体験をお楽しみいただけるコントローラー
・ハンドル形状・仕様は実車のイメージを的確に模型化、ノッチは「力行(P):5段、ニュートラル(切)、制動(B):8段+非常」、「P」段投入時は実車同様ハンドルのボタンを押すことで投入可能
・「切」位置の惰行運転時は列車の速度を一定に保持
・別売のN/HO用ACアダプターを用途に合わせて用いることで、Nゲージ・HOゲージの走行に最適な出力での運転可能
・サウンドボックスへの電源供給機能を搭載
・付属のマスコンキーを投入することで電源が起動。サウンドボックスへの電源供給のON/OFFも連動
・サウンドボックス接続時、ブレーキ緩解操作(「切」投入)でブレーキ緩解サウンド鳴動、音同期ボリューム(SYNC)は加速/減速を個別に搭載し走行音の応答性がアップ
・最高速度調整ボリューム、加減速調整ボリュームを搭載
だそうです。
私にしてみると、現代の電車に特化したコントローラーという位置づけ。
2ハンドルの国鉄型が多い当鉄道には導入されないかな。
そのほか、381系スーパーやくも製品化がすでに発表されています。
ホームページによりますと、
①平成7年(1995)以降、平成18年(2006)の列車名「やくも」統一まで見られた「スーパーやくも」を製品化
この編成が現役のころにTOMIXから製品化されたものを入線させましたが、中国地方を走る特急には思いれもなく転属していきました。
| 固定リンク
「721 製品の感想 KATO」カテゴリの記事
- KATO2025年3月発売の製品 追加発表(2024.11.05)
- KATO2025年3月発売の製品(2024.10.07)
- KATO2025年2月発売の製品(2024.09.14)
- KATO2025年1月発売の製品(2024.09.10)
- KATO2024年12月発売の製品(2024.08.03)
コメント
久々のコメントとなります。<(_ _)>新製品の価格を確認する度に「高くなったなぁ~!」と嘆きたくなります。ただ、ひと昔前の製品と比べると、各メーカーさんの努力により、精密度がアップしていることは間違いありません。管理人様の購入後の儀式であります、グレードアップ工作も不要となってしまう程の別パーツ化等も進んでいます。211系5000、欲しいのですが・・・。
投稿: 東濃鉄道 | 2024年8月16日 (金) 午後 08時13分