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DD14国鉄仕様

 夏仕様としたDD14ですが、マイクロ製品は、列車無線アンテナの付いたJRの仕様となっています。これを国鉄仕様に修正しました。

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 修正の内容は、

1 列車無線アンテナを取り外す。

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穴は埋めますが、屋根上の蓋のような造形は?

実車の屋根の写真を見ますと蓋はあるようです。運転室機器を搬入するための開口部の蓋なのでしょうか。というわけで、屋根は穴を埋めるだけ。

 

パーツの追加は次のとおり

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2 ヘッドライトを、シールドビーム2灯から、白熱1灯に変更する。

シールドビーム化は、国鉄時代から行われていたと思いますが、原形の方が好みです。

ヘッドラインレンズは、KATOのASSYパーツ Z04-8103 クモハ165ヘッドライトレンズのレンズ部分のみを切り出して、ヘッドライトケースにゴム系接着剤少量で取り付け。

 

3 信号炎管を取り付ける。列車無線アンテナはついているのに、信号炎管がないとはこれ如何に。

KATOのASSYパーツ Z04-0707 クモハ115信号炎管を取り付け

取付穴は、0.9mm。機械室蓋の延長線上、屋根端から1mmのところ。

写真で見ると傾いてました。後で治します。

 

4 ホイッスルカバーを銀河パーツに交換。N-034ホイッスルカバー電機・デ機用のストックを使いました。

 

5 ステップも銀河パーツN-026蒸気フロント用ステップを半分に切断して、下半分を使用。

 

 ナンバーはどうしよう。333号機、334号機は1979年製だそうです。ナンバーにこだわらないなら、KATOのDD13が重連相手でもよかったのですが、変にいじると汚くなるので、じっくり検討したいと思います。

 

 いちおう羽越線のDD13+DD14重連の準備が出来ました。

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 それにしても、てすりがぐにゃぐにゃです。ホディを持ったときに手すりにもさわってしまい変形しまくりです。

 変形しても元に戻ってしかるべきなのですが、困ったものです。再生産の際に、部品を分売してくれるとよいのですが。

 次回は、少し時間をいただいて、ロータリーヘッドと機関車の接続部を修正します。車高が下がった分、接続部の位置がずれています。

 

 

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DD14夏仕様

 車高の下がったDD14を夏仕様化しました。

 

  1エンド側。

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2エンド側。

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 2エンド側との重連。

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 1エンド側との重連。

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 前回、ロータリーユニット一体台車の分離をもくろみましたが、これはあきらめました。分離すると

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台車枠とダイキャスト軸受をしっかり固定できなくなりそうですし、ロータリーユニットは、1エンド側への接続が難しくなりそうです。

 そこで、夏仕様化できるのは2両のうち1両のみとし、

(1)夏仕様化する方の1エンド側台車は、しない方の2エンド台車と交換することにしました。

(2)1エンド側スカートを作成しますが、取外式とすることで

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もとのロータリーユニット式台車に振替可能とします。

 

 加工の内容ですが、

1 車高を下げたので、2エンド側のスノープロウ兼カプラー取付座もさがりました。これをもとの位置に戻します。

 2エンド側の端梁は一直線で、

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DD13のようにカプラー用の切り欠きがありません。したがつて切り欠きを作って取付座の位置を上げるのですが、端梁の裏側を見ますと、

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スノープロウの取付座が一体のブロックになっています。これをどうやって削ろう。

木工作業のYOUTUBEで見た、ホゾを作成するときの手順を参考にして、モーターツールの丸ノコ刃で切り込みを入れました。1mm間隔くらいで切り込みを入れると、デザインナイフで簡単に切り取ることができました。

削り込むのは、

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手すり取り付け座の真下まで。カプラー取付座の形状のために開口部が広くなってしまいました。

 

2 1エンド側にスカート兼スノープロウ取付座を新設し、そこにもう1両のDD14の2エンド側のスノープロウ兼カプラー取付座を取り付けます。

 スカートは、メーカーのように金型で精密な造形を作成することなど到底できません。

 2mm角棒を2本接合し、これに1mm×2mm帯板を2枚接着。これに0.5mm厚プラ板のスカートを貼り付けて、

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スカート兼スノープロウ取付座としました。

 

 両面テープで動力ユニットに固定しますが、2mm角棒が動力台車と干渉することが判明。現物合わせで干渉部分を削りました。

 スノープロウ取り付け座が出来たので、スノープロウを取り付けましたら、こちらも見事に干渉。

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 干渉部分を削る羽目になりましたが、なんとか形になりました。

 ちなみにカプラーは、いわゆる「かもめナックル」です。

 形になったと思ったらスノープロウ自体が上下方向に長い。もう少しでレールに接触しそうです。走らせたらレールのつなぎ目に引っかかるでしょう。腰高スタイルとバランスをとって縦長に作っているようです。次の作業で下端を削って整えようと思います。

 

 

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DD14の車高下げ

 TOMIXのDD13入線のきっかけとなったDD14との重連。

 DD14は、マイクロエースさんが、2005年に発売し

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当鉄道にも入線しています。

 このDD14を夏仕様にしてDD13との重連にしようという目論見なのですが、このDD14は、ロータリーヘッドと機関車の前位台車が

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一体化されていて、簡単には夏仕様になりません。 

 ネットをググりますと、マイクロの新幹線DLの912号の台車と交換して、夏仕様にする記事が出てきました。残念ながら912は市場にはなく、オークションにも出品されていません。

 昨年夏、マイクロさんはDD14夏仕様の重連発売を予告しましたが、いつ発売されるのか不明ですし、税込27,100円はDD13のお供のために支払えません。

 というわけで、入線済み車両の加工により夏仕様を実現したいと思います。ロータリーヘッドの取り外しの前にやることがあります。

 TOMIXのDD13と並べてみますと、

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あまりにも腰高。

 ランボードと燃料タンクの帯が接するのが正規の位置関係ですが、約1mmの隙間があいています。

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この隙間が無くなるように車高下げをします。

これを修正しませんと、醜い重連になってしまいます。

 ELや電車の車高下げは、窓ガラスパーツの爪を切り落として車体の裾位置を下げ、プラ板で爪を作り直せば完成なのですが、DD14は一筋縄ではいかないようです。

 車体と下回りは、

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各車端に2つずつあるネジをはずして

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分解します。

 車体とランボードは、

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車体前部の小さな突起(オレンジ色の点)がランボードの穴にきつくはめ込まれて、車体をランボードに固定されています。

 車体とランボードの間にデザインナイフを差し込んでこじりましたら、

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取れましたが、半分折れてしまいました。

 

 現物合わせの試行錯誤でランボードとタンクの帯が接する位置まで下がりました。

Img_1908_20250216184201

DD13のランボードの高さとおなじです。

 

 加工個所は

 ランボードパーツ裏側の床板とリブをすべて削り取る。

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このリブが、腰高の原因です。ニッパーで小刻みに切り取りました。一度に切ろうとするとパーツが割れます。ニッパーの歯をランボードに平行に当てられないので、切り口が汚いですが、車高下げには支障ありません。

 動力ユニットブロックの運転室部分を削る。

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運転室パーツとブロックが干渉して車高下げを妨げます。

 キャブと動力ユニットの干渉部分を

Img_1912

約1.5mm削る。車高が下がる分、この部分が動力ユニットに干渉します。

 

 

 車高はさがりましたが、スノープロウの位置も下がりました。このままではスノープロウがレールに接触します。次回はこれを何とかします。

 

 

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TOMIX2255 DD13600入線

 羽越線貨物列車セットに続き、

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TOMIX2255 DD13形600番台が入線しました。

 当鉄道にはKATOさんの初期形と後期型が入線済みなので、スルー予定でしたが、

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この写真にやられてしまいました。TOMIXさんがアナウンスしているDD13の重連だけではなく、DD13+DD14の重連(写真下)。

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出典は、鉄道ピクトリアル2007年12月号35ページ。

 

 マイクロさんのDD14は入線当初こそ除雪シーンに活躍しましたが、その後は走行の機会もなく。写真を見て、DD14との重連を実現したくなった次第です。

 

 上記鉄道ピクトリアルによりますと、DD13は、1958(昭和33)年から1967(昭和42)年にかけて、1次車から18次車まで、641両が製造されたそうですが、おおまかには3種類に分類されるそうです。

 その1は、

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KATOの初期形。ヘッドライト1灯でエンジン出力が低いタイプ

 その2は、

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KATOの後期型。ヘッドライトがシールドビーム2灯になり、エンジン出力を高くしたタイプ

 

 その3は、TOMIX製品。DD51登場に伴い、推進軸を共通化したタイプだそうです。

 重連総括制御タイプは、その2とその3それぞれに存在し、その3のうち、300番台は非重連、600番台が重連総括制御となります。

 

 製品に話を戻すと、選択式ナンバーは610,619,625,626・メーカーズプレートは日車と汽車会社。そのほか、ホイッスルまたはホイッスルカバーがユーザー取り付けパーツ。

 例によって交換用のTNカプラーが付属するほか、ダミーカプラーとその台座も入っています。

 また、けん引力増強用に補助ウエイトが付属しますが、取り付けてしまうとキャブ内がウエイトでいっぱいになります。

 

 入線にあたって、

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アーノルトカプラーをナックルカプラーに交換しました。

 TOMIX機関車のカプラー交換手順はとっくに忘れておりましたが、過去記事が役に立ちました。

 KATO製よりもカプラーが車体に近づいて実感的です。

 

 ナンバーは626号機。上記のピクトリアルによりますと新製配置から廃車まで、東新潟の所属だったそうです。

 626号機に対応する汽車会社のメーカーズプレートとホイッスルカバーを取り付けて入線整備終了です。

Img_1894

 

Img_1895

 走行性能ですが、M13モーターを搭載し、M9よりは安定しましたが、じわっと走り出すところまでいっていません。

 KATOさんのスロットレスモーター非搭載車くらいかなと感じました。

 

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