DD14の車高下げ
TOMIXのDD13入線のきっかけとなったDD14との重連。
DD14は、マイクロエースさんが、2005年に発売し
当鉄道にも入線しています。
このDD14を夏仕様にしてDD13との重連にしようという目論見なのですが、このDD14は、ロータリーヘッドと機関車の前位台車が
一体化されていて、簡単には夏仕様になりません。
ネットをググりますと、マイクロの新幹線DLの912号の台車と交換して、夏仕様にする記事が出てきました。残念ながら912は市場にはなく、オークションにも出品されていません。
昨年夏、マイクロさんはDD14夏仕様の重連発売を予告しましたが、いつ発売されるのか不明ですし、税込27,100円はDD13のお供のために支払えません。
というわけで、入線済み車両の加工により夏仕様を実現したいと思います。ロータリーヘッドの取り外しの前にやることがあります。
TOMIXのDD13と並べてみますと、
あまりにも腰高。
ランボードと燃料タンクの帯が接するのが正規の位置関係ですが、約1mmの隙間があいています。
この隙間が無くなるように車高下げをします。
これを修正しませんと、醜い重連になってしまいます。
ELや電車の車高下げは、窓ガラスパーツの爪を切り落として車体の裾位置を下げ、プラ板で爪を作り直せば完成なのですが、DD14は一筋縄ではいかないようです。
車体と下回りは、
各車端に2つずつあるネジをはずして
分解します。
車体とランボードは、
車体前部の小さな突起(オレンジ色の点)がランボードの穴にきつくはめ込まれて、車体をランボードに固定されています。
車体とランボードの間にデザインナイフを差し込んでこじりましたら、
取れましたが、半分折れてしまいました。
現物合わせの試行錯誤でランボードとタンクの帯が接する位置まで下がりました。
DD13のランボードの高さとおなじです。
加工個所は
ランボードパーツ裏側の床板とリブをすべて削り取る。
このリブが、腰高の原因です。ニッパーで小刻みに切り取りました。一度に切ろうとするとパーツが割れます。ニッパーの歯をランボードに平行に当てられないので、切り口が汚いですが、車高下げには支障ありません。
動力ユニットブロックの運転室部分を削る。
運転室パーツとブロックが干渉して車高下げを妨げます。
キャブと動力ユニットの干渉部分を
約1.5mm削る。車高が下がる分、この部分が動力ユニットに干渉します。
車高はさがりましたが、スノープロウの位置も下がりました。このままではスノープロウがレールに接触します。次回はこれを何とかします。
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