KATO7008-P DD51500番台前期耐寒型入線
DD51500番台前期耐寒型が入線しました。
昨年発売された0番台が非重連仕様であるのに対し、500番台は重連仕様。重連仕様の中にも、列車全体ではなく機関車だけにブレーキをかけるときに、機関士の運転しているロコのみにブレーキがかかるものを半重連、機関士の運転していないロコにもブレーキがかかるものを全重連というそうで、500番台のうち、501~592が半重連だそうです。
商品名「500番台前期」は半重連を指し、続く「耐寒形」は、旋回窓にホイッスルカバーを備えたA寒地仕様を表現しているようですが、耐寒形には、ワイパーとデフロスターの組み合わせのB寒地仕様もあります。
付属品は、
ナンバーとナックルカプラー
ナックルカプラーは、「スノープロウを下に外して」取り付けると説明書に書いてありますが、下に引いてもおいそれと外れません。
ピンセットで、スノープロウを床板に固定している柱を車両中心方向に押してあげることで外れました。
ナンバーはいずれも新製から廃車まで釧路の配置であった527~530。この製品は、釧路機関区配置車をプロトタイプとし、「夜行鈍行からまつ」が同時発売されています。
しかし、DD51半重連を製品化するのであれば、既発売の20系はくつる・ゆうづるや日本海を牽引したB寒地仕様の方が良かった。まだ主要幹線が完全に電化されておらず、DD51の花形運用のころの仕様です。
もっとも、
鉄道ファン1977年5月号の508号機の牽く日本海や、
手持ちの写真に写っていた512号機は旋回窓仕様でしたので、1970年代にはいるとワイパーから旋回窓に改造されたロコもあったようです。ちなみに、508号機も512号機も新製配置は盛岡で、後に東新潟の配置となっています。
ウエザリングをしてあげると迫力が出そうです。
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