KATOワキ8000のリカバー

 再生産されたワキ8000。ナンバー違いが発売されたと喜びましたが、そもそもフォームが違うことに気づいたのは一昨日のこと。

 荷物車のバイブル「荷物車・郵便車の世界」134ページ以下に

Img_0733

ワキ8000の写真が掲載されております。

 こちらが、

Img_0734

KATOの側面。

 今回せっかくパレット位置の印刷がなされましたが、そもそも表示板の位置が違います。まあ、それくらいは目をつむるとしても、形式番号の表示板は・・・・

 さらに、ワキ8000はもともとTR203を履いていたそうで、1980年以降にコキフ50000の台車とコンバートしてTR223に改造されたものなのだそうです。そもそもワキ8000の来歴は、

1970~73年新製

 ワキ8000~8011 蒸気暖房の配管のみ

 ワキ8500~8532 電気暖房の引き通しあり

同じころ、ワキ10000から改造

 ワキ8750~8792 蒸気暖房の配管のみ

 ワキ8950~8965 電気暖房の引き通しあり

そして、1980年以降に

 全車 TR203からTR223に台車振替

 蒸気暖房車に電気暖房引き通しを付加して車番変更

 ワキ8000~8011・8750~8792→8540~8594

ということなので、KATOのワキ8000は1980年以降の姿になります。

 レボリューションファクトリー 4472 ワキ8000インレタ改良から、この姿に適合する

Img_0735

 ワキ8557をプラペーパーに転写して貼り付けました。

 それでも違うところ満載ですが、いちおう実車に近づいたということで・・・・

 抜本的にはTOMIXのワキ10000にベンチレーターを追加して、青15号に塗りなおせば1980年以前の改造車になるかと思います。

 

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青い荷物列車 5 TOMIXのマニ50

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 TOMIXのマニ50です。少し前に再生産されたものです。

 KATOのマニ50は先日発売のニセコセットで世に出ましたが、TOMIXさんは、実車が現役で働いているころ既に製品化していました。


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青い荷物列車 4

P1060850
 マニ44を組み立てます。

P1060852
 まずは、リブを削ります。最初は、側板の真ん中にある小さなリブ

P1060853
 次に、乗員室側のリブ。黒く着色した部分を削ります。反対側も。

P1060854
 妻板もそれぞれけずりました。


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青い荷物列車 3

 マニ44の車高下げに取りかかります。

P1060832
 床板を固定するリブは一直線ですが、床板自体はカプラポケットとのあたりを避けるために段差があります。段差がリブの位置で止まってしまうのが一因です。

P1060834
 段差にあたる部分のリブを削り取ってしまいます。

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青い荷物列車 2

 荷物車整備の中心はこれになります。

P1060817
マニ44の車高下げです。

P1060814
マニ50(TOMIX)と並べてみました。本来、マニ44の車体裾の乗務員室部分とマニ50の車体裾がそろうはずなのですが、

P1060815
こんなことになっています。

これを本来の高さに揃えるのが修正の中心になります。

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青い荷物列車 1

P1060811
 KATOからマニ50がでましたが、今月にはワサフ8000も製品化されます。

P1060813
 当鉄道の青い郵便荷物車ですが、ワサフがあるとだいたいの荷物列車を再現できるようになります。

 荷物列車の花形といえば、

P1060812
EF58の重連が15両の郵便荷物車を従えた東海道線の荷35レが有名です。これも青い荷物列車だったのかと調べてみましたら、まだまだ茶色が主流だったことがわかりました。

 荷物車はマニ50の増備とともに青くなっていきましたが、マニ50の製造は1977年からで、EF58重連の荷35レは、1975年3月から1978年10月まででした。

 1970年から1982年までの主な郵便荷物客貨車の両数をまとめてみました。

Nimotsuyubin

 1970年には8割方茶色かった郵便荷物車は、1982年には7割方が青くなっています。
 マニ50のマニ全体に対する比率は、1982年には、43.8パーセントに達しています。荷物列車が青くなったのは、マニ50の大量増備が要因であったことがわかります。


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KATOマニ50のナックル化

P1060788
 新規カプラーセットの採用により、ナックル化できなかったマニ50ですが、ASSYパーツが発売となり、作業完了となりました。


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